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乳がん手術、グッバイおっぱい。準備編

乳がんの手術、
私は腫瘍範囲が大きく全摘手術が必要とのことでした。

入院前の準備としては、
・高額医療費の申請
・保険会社へ入院、手術となる旨を連絡し書類請求
・持ち物準備

余裕があれば、
・歯科受診でクリーニング
→手術の全身麻酔によって口腔から呼吸補助の管を
入れる時にバイ菌が入らないようにするため

・皮膚のスキンケア
→術後の安静時間や管の固定テープ等で皮膚へのダメージを軽減させるため



高額医療費、限度額適用認定証の申請

入院、手術となるとお金がかかって大変ですが、所得に応じて一定額で抑えられる制度があります。
保険証の発行者(全国健康保険会社○○支部など)へ問い合わせをして「限度額適用認定証」を受け取りましょう。
発行までに時間がかかるので早めに行っておくことが理想ですが遅れてしまっても後から提示して返還を受けることも可能です。

ですが、、手術が終わって退院してからお金のことを考えると息が詰まるので早めに手続きしておくことをおすすめします。




保険会社への連絡

加入している保険会社へ入院、手術となる旨を予め伝えておきましょう。
加入内容によって、保険金額も変わってくるので
・病名(癌の場合ステージも聞かれるかも)、
・予定される手術内容、
・入院期間、
・病院名等
を聞かれる可能性があるので、担当医師へ確認しておきましょう。



持ち物準備

大きく分けると、治療に必要な物と生活に必要なものに分けられます。

治療に必要な物

・アドールE(胸帯) 

病院の売店で売っています。
胸囲に合わせてサイズが異なるので看護師さんが測定してくれます。
(医療機関によっては病院側のものを貸し出ししているところもありますが、感染対策の一貫から患者側が準備するケースの方が多いです)


・さらし
先ほどのアドールが吸水、吸湿性がないので汗をかいた時のためにアドールの下に巻きます。
(こちらは医療機関によっては薄手のタオルで代用しているかも)
着物屋に売ってると教えてもらいましたが、西松屋に売っていました。
↑正直、これいる?タオルで良くない??と思うくらいに余ってしまい、余りは我が家の雑巾となりました。


・薄手のタオル
乳房の片側全摘手術の場合は術後に残った胸と無くなった胸とで落差が出来、アドールを巻く時に隙間が出来てしまいます。
隙間を埋めるため、銭湯でもらえるような薄手のタオルを2、3枚準備するよう言われました。
私は温泉大国伊豆に住んでいたのですぐ手に入りましたが100円ショップでも入手可能です。


・補正下着
何を買えば良いのかイメージがつかないと思うので事前に医療スタッフに相談すると良いです。注文から届くまで時間も掛かります。特に病院側から何も言われていない限り入院時に必須ではないので退院後に届く形でも遅くはありません。


・ティッシュ
全身麻酔の後は痰がよく出ます。箱ティッシュ必須です



生活に必要なもの

・寝衣(汚れる場合もあるので2セット以上は必要)
前開きのものにしましょう。胸の手術なので自分の為にも、処置してくれる医療スタッフのためにも、前開き絶対です。

・下着

・箸、スプーン、コップ、水筒、ストロー

・洗面道具
歯ブラシや洗顔、シャンプー類

・フェイスタオル、バスタオル

・必要時、ハンガーやメモ用紙(少し病室を離れる時に看護師さんへメモを置いておくと良いかも)、ビニール袋(汚れ物など入れるために)、S字フック

概ね、入院案内の冊子にも記載ありますがこんな感じです。


また、大部屋ならば同室の人のイビキなど気になるかもしれないので安眠グッズは便利でした。



物の準備も必要ですが、心の準備も


私の場合は会社側が早く休暇の準備をしてくれたのでしっかり休みながら準備ができましたが、
入院によって環境が変わり、体調を崩すなどないよう仕事面は引き継ぎなどしっかり準備をして入院中に仕事のことを考える時間がないようにしたいですね。
乳がんの手術での入院期間はおよそ6日〜10日前後です。
長いような短いような、あっという間ですが、
退院してからも苦労は続きます。


癌になってしまったと悔やんだり、自分が嫌になったりすることもあるかもしれませんが、神様がくれた休み期間です。
こんな時、しっかり休みもくれない会社なら辞めてしまえ!と言いたいくらいですが、、、


私は悠々自適の独身生活だからのんびり過ごせたけど、子供がいたりするともっと大変だったんだろうなぁ、、

世のお母さんたち、
健康な人も、病気を抱えている人も、
いつもほんとに、お疲れ様です。



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