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クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ 展に行ってきた。

今年もDiorはインドのムンバイで2023年秋のコレクションを開催。
最近のラグジュアリーブランドはyoutubeで最新のコレクションを世界同時にライブ配信するのが通常で、ネットさえあれば世界中どこにいても最先端のコレクションをタイムラグ無しに視聴できるようになった。
良い時代になったものだなぁ。。
ポストコロナ後からのファッション話は別の機会にするとして、今日は東京近代美術館で催事中のディオール展について備忘録していこうと思う。

さて、NYでファッションビジネスを学ぶことを企てながらも資金枯渇で行けなかった履歴を持つ自分としては、何気にファッション業界の動向は他人事ではなかったりするんだけど、現状のノーブランドすぎる消費者たる自分が何を語ったところで現実味が無さ過ぎて笑えるのよね。
それはさておき、自分的にドストライクな「美術館×ファッション」のDior展、行かないという選択肢はあり得ないので行ってきました💛
平日週末関係なく、僅かな当日券も午前中の早い時間に売り切れるしまう人気で、会場は美術館とは思えない人混み。
「作品前で笑顔でピースサイン」という新たな観客を取り込んで、兎にも角にも賑わっている。
って、ここまで書いて1か月経っちゃってて備忘録じゃなくなっているんだけど。。。笑

東京都現代美術館にて、2023年5月28日まで開催 。

なんで結論から言うと、
ランウェイとはご縁のない一般人からすると、これ程にありがたいイベントはないと思うので、まだ観れていない方はぜひ行ってきてください!
サイトで予約できなくても朝一で並ぶと入れる可能性はあり。
時代を象徴する各作品は、年代別、テーマ別に展示されていたこともあって、時系列でタイムレスなファッションが堪能できる。
そんな展示構成そのものも素晴らしいんだけど、なんといっても、クチュールの要ともいえる繊細で美しい職人技の数々を肉眼で見れちゃうというのが凄すぎるの。
ただ、毎回大人気で満員御礼な展示会なだけに、来場者の割合からも、あともうちょっと広めのスペースが取れたらもっとよかったのになぁという感じはあるかな。

実はこのDiorの芸術性を一気に引き上げていたのが、この展示のイメージフォトを撮影された写真家・高木由利子さん。
彼女のアーティスティックな感性がDior作品をさらに高尚なものへと変容させていた気がする。

高木由利子氏を捉えたディオールの「光」 by婦人画報さんから

私自身、写真家 高木由利子さんの存在を知ったのはごくごく最近。
たまたま立ち寄った「氷結過程/chaoscosmos vol.1-icing process 」という彼女の個展で出会ったんだけど。
白と黒、モノトーンな世界が広がる中に、水が外側から徐々に氷結する過程を撮影した作品が静かに置かれてて、最初はエングレーピングみたいなものなのかと思ったのだけど、写真なのよね。
このプロジェクトの作品については、penさんの取材記事が最高に上手く表現されているのでご一読あれ。

最新の作品を集めた高木由利子展 [PARARELL WORLD]は現在、二条城台所御清所にて5月14日まで開催されているので、ディオールとは別に彼女の作品に触れてみたいという高木さんって、デザインを日本とイギリスで学んで、そのまま欧州でご自身もほんとうにもの凄く素敵で、こういう美しい年齢の重ね方ってどうしたらできるんだろう。
童心のようなピュアなハートと好奇心探求心と
思うれるアーティストの世界観が見で瞬間って、自分の中でパンってという宇宙の中でシャボン玉みたいなエネルギーの小爆発が起きて、新星のような新しい能力の種が生まれる。

で、更に今、9月27日。。。。。。
この記事アップしてなかったんだ。。。。苦笑
いやぁ、怠惰なぁ。
時間飛ぶけど、とりあえずアップするか。。。。。
当時、もっと書きたいことあったのではないかと思われるのだが、
過去の自分って意外と赤の他人ほどに別人格だから。

(え?ここで終わる?)



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