副業収益があるなら迷わず法人を設立した方がいいという話
今の職場から独立して自由に仕事をしたいから法人設立に関する情報を探している!!
という方にはぜひ最後までお読みいただき、メリットとデメリットを理解していただければと思います。
まずは設立によるメリット。
そして設立によるデメリット。
さらに、あなたが法人を設立する方法と動機はどんなものかということについて掲載していきたいと思います。
それではよろしくお願いします。
※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。
自己紹介はこちら↓
起業・法人化で選択肢を増やす
フリーランスで個人事業主をするのも良いでしょうが、法人経営をした方がメリットがでかい可能性があったり、フリーターで年収が高ければ法人を設立した方がいい場合もあります。
または、サラリーマンでも法人を立ち上げた方がいい場合もあります。
そんなこんなで、法人立ち上げという選択肢が無かった方には、検討をしてみてはいかがでしょうか?
この章では設立によるメリットを記載していきたいと思います。
法人設立の旨味は節税メリットと経費計上がしやすい面が大きいです。
「起業して会社を大きくしたい」という人は法人設立の動機が違うと思うのですが、節約したい人には素晴らしい制度なのです。
例えば株式投資やFX投資、不動産投資の投資法人を【資産管理会社】として作ります。
すると・・
企業運営(投資事業)に必要なセミナーの交通費や投資仲間との懇親会費、交通費、家賃、PC等の購入費や維持費、損失の翌年以降への繰越、通信費の計上、などが可能になります。
ここまでは想像ができると思います。
ここからが法人の凄いところです。
法人には運営目的として定款を定めます。
定款はどんな事業を行うかという目的のことです。
ここに自分が日頃、出費する項目を当てはめていきます。
例えば「生活用品や日用品の販売」を定款に加えます。
すると、日頃の購入が「仕入れ」となり、個人が使う分が「販売」ということにできます。
(個人(自分)に販売したり、メルカリで売ってみたりしましょう)
それから、ブログでアフィリエイトを使って日用品を紹介することによっても、販売活動が成立します。
この時、買ってくれるかどうかはあまり重要ではありません。
「販売している」というエビデンスがあればいいのです。
それから「旅行の宣伝、販売」という項目を入れれば、旅行先でどんな体験ができるか、どこの旅行会社を使ったかをアフィリ付きのブログで紹介することで、営業行為のエビデンスになります。
そしてこれらの、「営業活動」を追加すれば友人や家族と食事したことも「営業経費」として経費計上できます。
資産管理会社として作った会社の定款に色々な趣味や生活の内容を文言を変えて加えることで経費として法人から支払ってもらえるというスキームを作ることができます。
投資法人を例にします
例えば、FXの投資を法人名義で行ったとして、投資成績が年間500万の利益が出ていたとします。
そして上記の経費を細かく積み重ね、支出が500万になったとすると、差し引きの利益は0円ですので、税金の支払いは0円となります。
しかし、個人のままでしたら500万×20%=100万円の雑所得に掛かる税金が生じていました。
普通の生活をしているだけで、100万円の節税になります。
このスキームを10年続けられていれば節税だけで1,000万円の違いが発生します。
大きいですよね。。
ここまでの内容は経費の計上範囲がとても広くできますよ。ということを記載していきました。
サラリーマンもアルバイターも起業できる
法人の収入源として色々なものを想定に入れることができます。
使い方によってはアルバイトの報酬を法人の収入として計上させることもできると思うので、税理士さんにご相談してみるのもいいかもしれません。
アルバイトをしている人が法人経営者ってなんか面白いですね☆
さてさて、サラリーマンも起業できるか?といえばできるのです。。
会社にバレる?
答えは『バレずらい』ということになるのですが、なぜバレるかというと「報酬をもらっていたり」「起業したことを話してしまう」などが挙げられるでしょう。
基本的には社名や個人の名前で、登記していることは調べられてしまうので、「内緒で」と考えるのであれば、近い人には話すべきではないでしょう。
しかし、法人を立ち上げてサラリーマンをしながら運営していくとなれば、それなりに大変な事業運営になるかもしれません。
1人で利益を挙げられる「投資」以外の商材を使って、お客さんから報酬を得るのであれば、営業活動は必須になってくると思います。
なので、インターネットを駆使して、SNSやネット広告、ネット販売を使いながら、オフラインとオンラインのルートで集客していく必要があります。
しかし、この関門がクリアできるのであれば、副収入構築としての起業はありかもしれません。
法人にはおまけも付きます
それと、メリットまでは行きませんが、おまけのような使い方としては「法人会員」を謳っているものに会員登録ができます。
例えば、コストコの会員です。個人より500円安く会員が維持できます。
Microsoft Office のビジネスアカウントを作ることで月額利用料を500円以上お得に利用できたりします。
その他、ネッシーと言う卸売通販のプラットフォームに会員登録できます。
「法人」だからこそ登録できて、個人では行えないことが可能になってきます。
これは面白いと思います。
続いて起業のデメリットについて話します
法人を立ち上げると良いことばかりではありません。
立ち上げに時間を要し、設立費用が最低でも30万はかかってくる
税理士・会計士とのやりとりが発生し、顧問料の支払いも発生する
事業の継続が必要
金融機関、仕入れ、顧客対応など行うべきことが増える
法人を廃止する際にも30万程の料金が必要になってくる
※金額の部分に関しては手数料というより法務局への支払いなどがメインとなります。なので値引き交渉の余地はあまりありません。
(1)に関しては勢いで立ち上げを行えるのであまり苦になりませんが(5)に関しては体力的にも精神的にもボロボロになって手続きをする
可能性がありますので、とても大変な作業になってきます。
(2)はネットで探せば親切で安価な税理士さんはいると思います。
(3)は法人口座での投資運用会社であれ、小売業であれ、飲食店であれ、運営を継続することはとても大変な仕事になってきます。
(4)本業の傍ら、内緒で立ち上げた場合には平日に本業をお休みできないと、対応が難しいケースがあるでしょう。
これらのデメリットを考慮した上でも法人設立に旨味があるのであれば設立はオススメの節税行為となるでしょう。
そして、数年後には個人を精神的にも、金銭的にも助けてくれることになるでしょう。
さらには自分のお城を持つことができるので、心の余裕につながると思います。
法人設立の方法と運営についてです。
以下の内容について、詳しくは税理士さんに聞いていただくとして、大まかな流れを話します。
資本金を確保しておく
株式会社か合同会社などの設立方法を決める
定款(仕様)を考える
税理士さんを探す
法人設立の登記を進めてもらう
必要に応じて役所関係の書類を手配する
ここまでで大まかには法人登記が完了します。
費用は大体30万円くらいしょう。
その後は、法人口座の銀行口座を開設したり印鑑を作ったり、自宅兼事務所にするのであれば社名が入った表札を出しておかないと郵便物が届かなくなってしまいます。
定款の内容はどんな事業をしたいかで決める
(2)の定款を決める際にはどう運営するかで入れ込む内容が変わります。
例えば、ネットで商品を売りたいなら「販売」だし、不動産投資の家賃収入を法人へ入れるのなら、「不動産の管理運営」でしょう。
事業としてやるかどうか決まってないもの。
後々追加するのは面倒ですので、入れておかれると楽です。
また、投資法人を作りたいという時には資産管理会社を作れば、スムーズに設立まで行きます。
その他「社会で活躍する人材育成」というのを入れると、
なんと子供の教育費や部活、お稽古、学習に要した費用も必要経費として法人が持ってくれます。
自分の法人が生活に必要なお金を出してくれるのであれば、サラリーマンの給与はそのまま貯金、再投資ができてしまいますね☆
また、ネット上で収益が挙げられているのなら、〇〇の情報配信。メディア運営事業などと登記することで、YouTubeやブログ、noteの売り上げは法人の収入にすることもできます。
※と、考えられますが、詳しくはその集計をしてくださる税理士さんに確認した方がいいと思います。
最後に
安定して収益をあげられる事業があるのであれば、法人で運営すると税引き前利益でお金を使うことができます。
これは税引後の可処分所得でしか支払いができないサラリーマンが支出するよりも効率がいいですよね。
また、法人経営をする際には最小の支出で最大の収益を挙げる工夫が必要になります。
銀行はあまり、大きいお金は貸してくれませんが、自己資金で500万も1,000万もつっこまず、100万円程度から始めてみて、うまく行きそうなら追加投資していくのが良いでしょう。
そうすれば、損失は100万円に限定されますし、収入は数十倍から数百倍にすることもできます。
以上のように、法人設立はメリットがいっぱいですが、デメリットもあります。
色々検討した上で判断していくのがいいと思いますが、自分の会社を持つってカッコイイと思います☆
ではでは。
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