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駐妻&駐夫の就職活動について

こんにちは。はやくも2月も中盤に差し掛かり、転職先でも1.5ヶ月が過ぎようとしています。「原則、試用期間は出社です」という寝耳に水な条件も粛々とこなし、なんとか、今週から週3日リモートワークを勝ち取りました!嬉しい・・・( ;∀;)

やはり、家から仕事ができるのは最高ですね。

さて、昨年11月頃に行った駐妻キャリア総研 研究員としての調査活動の結果が公開されました。


私自身、夫の海外駐在に帯同しようと決めてから、現地で就労したいと思い、日本に居ながら就職活動を始めましたが、身近にロールモデルを探すことも難しく、情報収集に壁を感じ、かなり手探り状態でした。結果、1年間の就職活動を経て、希望の就労を実現できる会社に出会うことができましたが、共働きが浸透するなか、駐妻の就職活動をもっと便利に、スムーズに進められるようにしたいと思い始めました。

そのような背景から、初回のアンケート調査は、駐妻の就職活動の実態を把握することを目的として実施しました。

https://chuzuma-career.net/report_240210/

時間がかかってしまいましたが、なんとか、公開までこぎつけました。初回の調査はアンケート調査でしたが、約40名の方にご協力いただくことができました。(note経由で回答いただいた方がいらっしゃったら、ありがとうございました!)

みなさんパワフル

最後に、「就職活動で感じた壁」について自由に回答いただきましたが、皆さん、ロールモデルや参考情報が少ないなか、とても勢力的に活動されて、帯同先の地でも仕事をされていて、すごくパワフルな方々ばかりだなと感じました。

私は転職活動をしているときに、同じ境遇の方と知り合いことがなく、すごく孤独感を味わいましたが、この調査結果をみたときに、心強く感じました。

就職活動においては優遇されない

会社やエージェントの目線で考えれば、正直、駐妻は条件が厳しく、よっぽど「欲しかったスキルセットと合致した」という状況がないと、採用にまで至らないと思っています。たまたま同程度のスキルセットの候補者がいたとして、どちらかを選ぶとなれば、やはり、制約条件の少ないほうになるかなと思います。

私も就職活動を通して、きっかけは、駐在帯同でしたけど、結局、面接として話すことは普通の転職活動と変わりなかったです。当たり前ですが。

なので、あらかじめ「優遇されることはない」と割り切って、普通の転職活動での問答を想定し、準備しておき、最終面接や内定承諾前でも、自分の就労条件について整理して説明できることが重要だなと感じました。

就労条件を相談できる専門家が欲しい

そのために、ビザの種類や家族の事情、配偶者の会社の都合などで、自分の就労条件がどのように制約を受けるのか、相談できる先があるといいなと思ったのは事実です。

個人で調べるには限界があり、個人で会計事務所や調査会社など、専門機関へ相談できる余力は、金銭的にも難しいのではないかと思うので、やはり、そこは配偶者(駐在を命じる会社)が配慮してくれると大変ありがたいかなと思います。

当然、共働き家庭だけではないし、駐在に帯同したら専業主婦・主夫をやってみようかな、という家庭もあると思いますが、それぞれの要望に合わせて、解決方法を相談できる窓口を用意してくれているだけで、現状よりはだいぶ助かるのではないかと思っています。

転職先に交渉する際にも、”個人で調べたネット情報”よりも、専門家の意見をエビデンスとして提示されたほうが、会社としても安心感があると思います。

今後も、帯同先での就職活動を経験された方々を対象に調査を継続していきます。もし、ご意見・感想等々ありましたら、ぜひ、コメント頂けると嬉しいです。

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