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「ギフトエコロジー」私が与えられるギフトは何か?

「ギフトエコロジー」という言葉をご存じですか? 私は最近知ったのですが、凄く「風の時代っぽいなぁ」と感じました。この「風の時代」っていう言葉も元は占星術とかスピリチュアル系の方から出てきた言葉だと思うのですが、今は政治家の口からも発されているのを見て驚きました。確かに時代と共に世界が変わってきているのを実感します。

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肝心のギフトエコロジーですが、見返りを求めない「ギブ&ギブ」。今までの資本主義経済から考えると、「与えるだけじゃ損」だと感じてしまいます。きっとそれは「金額」として捉えるからでしょう。与える分だけ数字がマイナスになっていくイメージ。でも、誰かに何かをプレゼントをする時ってワクワクしませんか? 相手が喜んでくれると、自分も嬉しい。自分が良いと思ったものを相手にも愉しんで欲しい。それは感情であって、金額ではありません。ギフトエコロジーは、この幸せな感情で回っていく正に風の時代らしいシステムだと思います。

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世の中には与える物を沢山持っている人と、持っていない人がいるかも知れません。それは単純に貧富の差のように見えますが、実際は違います。ギフトエコノミーで与える物は品物だけでなく、サービスや知識、労働力もあります。分かりやすいのはボランティアでしょう。不用品を寄付したり、高齢者のお買い物を手伝ったりするのもギフトエコロジーと同じです。ただ、ボランティアと違うのは、受け取った側も誰かに何かを与える事。これは義務ではなく、「自分も同じように誰かに何かを与えたい」と思い、行動する事で循環が生まれます。

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以前、「ペイフォワード」という映画がありました。AさんがBさんとCさんに何かを贈る。BさんとCさんは、それぞれ別の2人に何かを贈る、という形で贈り物の輪を広げていくというもの。これは自分が何かを贈ったからといって、その相手からお返しを受ける物ではありません。次々と違う人へ贈り物を広げていくのがギフトエコロジー。巡り巡って自分に恩恵が回ってくるかも知れませんが、どちらかと言えば与える方が多いと思います。でも、先述したように、見返りを期待するのではなく、与える時点で既に喜びや幸せという報酬を得ているのです。

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これを知って私も「ギフトエコロジーに参加したい!」と思いましたが、さて私に与えられる物は何かあるかと考えました。畑で沢山野菜が採れたら、みんなに食べて貰いたいと思うけど、実るのはまだまだ先。実はこの他に「コレ!」という物があるのですが、実際に誰かに贈れる時まで内緒にしておきます。

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「ギフト」という言葉には、単に「贈り物」という意味の他に「天から与えられた才能」という意味があります。人それぞれ、得意分野があり、持っている物も才能も違います。皆さんもギフトエコロジーに参加して、貨幣の量より幸福の量を増やしてみませんか?

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