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ベートーヴェンだーいすき♡ #収録の余韻 ep.2(めぐるめぐるよ音楽はめぐる〜♪ クラシックとロックの熱い関係)

クラシック音楽の影響を受けたあのスター

はい。こんばんは。こちらが本日のテーマです。前回の書き起こしは見ていただけましたでしょうか。えーと。ベートーヴェン、3割くらいしか出てこなかったですね、なんてこったい(大丈夫!!まだエピソードは残ってます)。個性的な社員が集まると台本よりも波乗り優先になって脱線しがちであります…愛が強すぎて。ただそれもまた醍醐味なのかなと。
クラシック音楽と一口に言いましても当然ながら入り方も本当にそれぞれでそこから紡がれるストーリーも十人十色。これからも少しずつ書き起こしは更新していきますが、社員鼎談の中にも、ゲストをお迎えするエピソードの中にも、あ、そうそうこれこれ!という貴方にとってのツボがどこかに埋まっていると思います。そんな宝探しのつもりで、移動時間のお供に、ブレイクタイムの傍らに、よろしければこれからもご愛読ください。
前置きが長くなってしまいました!では準備はいいですか?いいですね?まいりますからね!!(はよ)

クラシック音楽とロック

【石川】まあ、でもそこからあとはさっきの三浦さんも同世代としたらそうだと思うんですけど、だいたいそこからロックにいくんですよ。もちろんビートルズとかストーンズとかそういうのもあるんですけど、ちょうど70年代ってプログレッシブ・ロックっていうのがあり。
【三浦】そうですね。プログレとハードロックですよね。
【石川】そうそう。ディープ・パープルとかツェッペリンはもちろん。
【三浦】ディープ・パープルなんていうのはかなりバッハの影響を受けてるグループなので。キーボードがすごくね。。
【田中】そうですね。
【石川】僕もキーボードだったから。ずっとジョン・ロードのあれを、やっぱりバンドをやってたからそっちのほうでやってたし。
【三浦】もういちいちジョン・ロードの弾く旋律がバッハ的で(笑)。
【石川】バッハ的、そうそう(笑)。
【田中】そうなんですか。じゃあ私好きかも。
【石川】本当に絶対にそうですよ。意外とディープ・パープルとかは今ちゃんと見直してっていうか、聞き直してほしいバンドですね。
【田中】あとクイーンが、やはりオペラみたいな旋律が出てますね。
【石川】そうですね。まあ、フレディ・マーキュリーがやっぱり好きですからね。本当にそういう意味ではクイーンとかも姉が好きだったので聞いてたし、でもやっぱりプログレで、まあパープルをプログレっていうかどうかは別としても、キース・エマーソンのエマーソン・レイク&パーマーとかね。
【三浦】そうですね。音楽的に素養がすごくある人たちがロックをやってるっていう。
【石川】イエスとかね、ピンク・フロイドとかね。
【田中】だから曲がすごくどれもいいんですね。
【三浦】そうなんです。みんなうまいんですよ、演奏が。
【田中】基礎ができてるってことですね。
【三浦】だって、イエスなんて『Close to the Edge』っていう『危機』っていうアルバムなんですけど、あの中にブラームスが4番の3楽章かな? っていうのをちゃんと演奏してたりとか。
【田中】そういう話を聞いてるとちょっと聞いてみたくなりますね。
【石川】でしょう。

あの『展覧会の絵』も…!

【三浦】エマーソン・レイク&パーマーなんて、ズバリ『展覧会の絵』っていう編曲やってて。
【石川】そうそう。
【田中】それも好きですか?
【三浦】その次の『展覧会の絵』をラヴェルが編曲したオーケストラ版もありますけど、そこにのっとりながら自分たちの曲も入れてエマーソン・レイク&パーマー版『展覧会の絵』を出したっていう。それもライブですからね。
【石川】一番最後の『キエフの大門』とかグレッグ・レイクとかベースの人たちが歌うんですよ。
【三浦】歌詞つけてるんですよ。
【石川】それがめちゃくちゃかっこいいの。
【田中】歌つき聞いてみたいですね。
【三浦】今でも結構ちゃんと聞けますよ。YouTubeとかにきっと上がってると思うし。
【石川】たぶんそうだと思いますね。意外とだから王道っていうの? 王道っていうか、割とクラシック音楽ファンって別にクラシック音楽って聞いてるっていうよりはロックとかそういうのもきちんとやっぱり。

プログレッシブロックの影響を受けた日本人作曲家

【三浦】だから今の日本の作曲家で活躍してる人でプログレ大好きっていう人結構いますしね。
【田中】例えばどんな方が?
【三浦】一番有名なのは吉松隆さんっていう人がいて、吉松隆さんっていう作曲家は鳥をモチーフにした曲をよく書くんですけど、もうこの人はエマーソン・レイク&パーマーの大ファンですからね。よってはばからないという。
【田中】そうですか。
【石川】現代作曲家の人たちは本当みんなやっぱり映画とプログレの辺りは皆さん。
【三浦】書いてたりするし。
【田中】そうですね。日本の作曲家の方たちってやはり坂本龍一さんも映画音楽を書いてたり。
【三浦】そうですね。あの人もきちっとしたクラシックの血筋の人ですからね。
【石川】うん。ちゃんとやってますし。で、武満さんなんかもすごいたくさん映画音楽は書いていらっしゃいますからね。
【三浦】そうですね。まあ武満さん、ちょっと歌謡曲的なものも書いていたり。
【田中】そういうものも書くんですね。
【石川】いい曲多いですよ。
【三浦】ビートルズの曲をアレンジしてギターの曲にしたり、武満さんのギターアルバムとか本当に聞きやすくて、かつ今石川さんがおっしゃったような知的な部分もあるし、でもとても楽しめるしっていう。

続く。

出演→三浦知之、石川了、田中園子
プロデューサー→吉武華奈子
配信本編はこちらから。youtubeもございます。
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引き続き各種配信の応援のほどどうぞよろしくお願いします✨

最後に。タイトル決定にあたりましては中島みゆきさんに心よりの敬意と感謝の意を表します。執筆中、頭に突如リフレインしたと思ったら離れなくなりました。好きです。時代。

(華)

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