見出し画像

ベートーヴェンだーいすき♡ #収録の余韻 ep.1(文字にしてみちゃいました①)

どうも。お晩です。本日は中の人は陽のあるうちはバタバタでして、更新の時間が非常に遅くなってしまいました。
そうそう、昨日もスキやフォローしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!noteを開きますと都度通知をいただくのですが、ありがたくチーン、と受け取らせていただきました。僭越ながら今後にも想いを馳せていただいているのかなとも感じておりまして、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
そのようなわけで、まさかまさかの二日坊主で終わるわけにはまいりませんので、フォロワーの皆様におかれましては、夜分に失礼致します。晩酌の肴に、或いは明朝のお楽しみに、ご愛読いただけましたら幸いです。

トークを書き起こしてみました

昨日裏話をお伝えした(タイトルが)ラブリーなエピソード、「ベートーヴェンだーいすき♡」を書き起こしてみましたらすごい量でした。やはり映像や音声でパート分けするのとではわけが違いますね。これでも文字数を鑑みて分けたほうなのですが、今宵は猛ボリュームでのお届けとなります。
ベートーヴェンだーいすき♡と愛を語らう前に、初回だったため、社内兼業している社員たちのクラシック音楽との出会いから入りました。読む方によっては世代的に懐かしんでもいただけるかもしれません。
ポッドキャスターは石川、三浦、田中(園子)の三名、プロデュース(&笑い声)は吉武でお送りしております(無論笑い声のため文字上では登場しません)
では早速、どうぞ。

チャ-ン チャ-ン チャ-ン♪

【全員】クラシック・ウィルス!
【石川】皆さん、こんにちは。クラシック・ウィルスのお時間です。この番組は、クラシック好きのアドマン3人が、クラシック好きを増殖させるべく、コロナウイルスより強力な、クラシックウイルスをあなたのお耳に感染させ、平和なクラスターを引き起こす番組でございます。本日のホットキャスターを務めるのは私石川と。
【三浦】三浦です。
【田中】田中園子です。
【石川】本日はこの3人でキャスターを務めさせていただきます。
【全員】よろしくお願いいたします。

クラシック音楽との出会い♪①
(やっぱり)ベートーヴェンだーいすき♡

【石川】今日は記念すべき初回ということで、まず三浦さんはなんでクラシックにハマったんですか?
【三浦】私は子どものころから父親とか結構年の離れた、5つ離れた兄がいて、2人ともクラシックが好きだったので、なんとなくもう物心ついたころからベートーヴェンとかブラームスとかモーツァルトがたまに鳴ってたような家だったんですよ。それで、兄がやっぱりクラシック音楽が本当に好きで、5つ離れてるともうかなり大人なので、いろんなことを教えてくれるんですよね。兄が買ってきたレコードとかそういうのを横で聞いていたり借りて聞いたりすると、自然にクラシック音楽が耳に入ってはきてましたね。ただ中学とかになると、だんだんロックとか聞くようになるじゃないですか。ジャズとか。そういうのを経つつ、いつも必ず横にはクラシックはあるんですけど、ロック聞いたりジャズ聞いたり、いろんなことをしながらまた20歳を越えたぐらいからまた一気にクラシックに呼び戻されたっていう感じですかね。以来、うん十年っていう時を経てる、という感じです。
【石川】一番最初にハマったのって、あの当時でいうとLPだったと思うんですけど。
【三浦】LPですよ。
【石川】(曲は)何ですか?
【三浦】やっぱりベートーヴェンじゃないんですかね。ベートーヴェンのやっぱり『運命』とか、ジャジャジャジャーン♪っていうのを聞くと「おー!」っていう。やっぱりクラシックって長いので、なかなか全体を通して聞くのってちょっと努力がいったりもするんですけど、子どもながらに聞き通すと達成感っていうんですかね、『運命』の最後まで華々しく、第4楽章とか生の素晴らしさをぶち上げるようなところがあるじゃないですか。ああいうのを聞くと、子どもながらにカタルシスがあるっていうんですかね。やっぱりクラシックっていいなあって。同じようにブラームスなんかにもそういうものを感じてっていうのが、原体験っていうほどおおげさではないですけど、そういうのがあったんじゃないですかね。それが忘れられないことがやっぱりあって、例えばコンサート会場に行くと必ずそういうのが得られますよね。いわゆる最後の音が鳴り合ったときの快感っていうんですかね。【石川】今言っちゃいけないけど「ブラボー!」とかね。
【三浦】ああ、そうですね。今言っちゃいけないけどね(笑)ああいうのを感じると、ああいいわー、やっぱりクラシック、すごい!っていう。ロックとかジャズとかそういうのとは別の、すごく満足感が得られるっていう、そういう素敵さがありますね。

クラシック音楽との出会い♪②
当時の現代音楽、宮城道雄

【石川】いっぽうで園子ちゃんはどういうきっかけがあるんですか?
【田中】私は途中まで三浦さんに本当に似たような感じなんですけど、物心の話でいきますと、物心ついたとき家にかかってたのはバッハとビートルズと宮城道雄ってところでして、なんで宮城道雄なのかといいますと、宮城道雄さんってご存知ですか?あの『春の海』の。で、うち実は和楽器屋で、実家が。和楽器屋といいつつも家では両親がコーラスやってたり、兄弟みんな楽器をやるっていうことで、兄はトランペット弟はホルン、3人兄弟みんなヤマハ音楽教室に通ったりとかして、何かしら私はエレクトーンとピアノをやってたんですけど、それで中学から大学まで聖歌隊に8年間ですかね、入っていて、ハンドベルもやってたんですけれども、年末といえば、ベートーヴェンといえば第九ですよね。ベートーヴェンもなんですけど、私は物心ついてバッハが流れて、あれでいきますとやはりバロック音楽が好きなので、宗教曲っていうとヘンデルとバッハですよね。だから、かかっていた曲はメヌエットは上出来ですけれどもマタイ受難曲とか。
【石川】いいね~。
【田中】いいですよね。それで年末に歌うのに第九とかメサイアとか、いずれにしても長い曲を。最後に合唱の部分が出てきて。石川さんも合唱をバリバリやってましたよね。今もやってらっしゃるんですか?
【石川】今はやってない。コロナだしできない。
【田中】そうですね。なので音楽といえば合唱の曲から、あと先ほど三浦さんもおっしゃったみたいに途中からやはりロックが入ってくるんですよね。80年代ですね。U.K.とかベストヒットUSAとかその辺りを聞いて、坂本龍一が出てきて。
【石川】YMOね。
【田中】そうですね。その辺りでちょっとかじって。今は本当に家でリモートワークしてるときはクラシックをかけてるっていうような環境でやってます。
【石川】そうなんだ。でも和楽器にね、やっぱりお父さんお母さんというところからこっちの音楽っていうか、なかなか現代音楽的ですよね。
【田中】そうですね(笑)
【三浦】宮城道雄って当時の現代音楽でしょうかね。
【田中】そうなんです、おっしゃる通り。本当に惜しい方だったんですよね、お亡くなりになって。やはりお正月というと宮城先生の。
【石川】お琴の。
【田中】『春の海』が流れますよね。

クラシック音楽との出会い♪③
まさかのウルトラセブンでシューマン『ピアノ協奏曲』

【石川】ちなみに僕なんですが、もちろん最初にピアノをやってたっていうのがあるんですけど、きっかけというか意識をしたきっかけは、僕らの年代って意外と多いんですけど、やっぱりウルトラセブンですよね。ウルトラセブンの最終回はやっぱりシューマンのピアノコンチェルトっていうものが有名なんですけど、カラヤン指揮のリパッティが率いてる。
【三浦】ディヌ・リパッティ。
【田中】カラヤンなんですね。
【石川】そうなんですよ。そういうのがあって、本当にいかに実相寺昭雄さんがやはり好きかということもわかるんですが。そこのちょうど告白するシーンですよね。アンヌ隊員に。「僕はウルトラセブンなんだ!」とか言うとチャチャン タラララン♪ってね。結構あれはなかなか(笑)それでずっと戦ってる間も流れるんですよ。
【三浦】流れてましたっけ?
【石川】そうそう、第1楽章が流れていたりとかして、それで興味を持って。でもそのころシューマンのピアノコンチェルトってわからないから、たぶんクラシックで一番最初に買ったのは、王道なんですけどカラヤンとベルリン・フィルのシューベルトの『未完成』とベートーヴェンの『田園』という割とあの当時の黄金のカップリングっていわれていたものを買って。僕らの小学校のときって、男の子のなりたい職業っていうので総理大臣とプロ野球っていうのと、なんと指揮者っていうのがあったんです。
【三浦】そうですか?
【田中】そうなんですか?
【石川】そう、あったの。それはなんといってもやっぱりカラヤンの圧倒的な人気。
【田中】全盛期ですね。
【三浦】カリスマですしね。
【石川】かっこよかったですからね。
【田中】かっこいいですよ。
【三浦】目をつぶって指揮してて。目をつぶってたら楽譜が見えないだろうってツッコミ入れたくなったりするんですけど。
【石川】そうそう。あのね、それたまに話聞きますよ。昔のベルリン・フィルの人とか言ってました。

はい。今回はここまでです。

非常に気になる箇所で終わったような気がしますが、続きはまた次回にて。文字にするとどうしても音が伝わらないわけですが、話し始めてまもなく歌いだすポッドキャスターたち。収録現場では笑いも起きていました。ここらの雰囲気はぜひpodcastにてお楽しみいただけたらと思います。
それではまた次回お会いしましょう。皆様、良い夢を。明日はうってかわって寒いそうですからしっかり布団にくるまっておやすみくださいませ。

(華)

この記事が参加している募集

社員紹介

わたしとポッドキャスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?