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最近の記事

    • 中間目標が欲しい

      8月31日の感染状況は、2週間前の8月17日の現況の反映により確認されるだろう。 いままで、おのおのの学校は、細心の注意をはらい環境衛生の維持を図って、何とか夏休み期間に突入したものと考えられる。 しかし、このあいだに株の悪性の度合いが変化してきた。家庭内感染は学童の親の世代である20歳代、30歳代のひとびとの感染状況に影響されるかも知れない。 新学期において、より厳しい環境衛生管理が求められるなか、なにか中間目標が欲しい。 うら盆会期間の市民諸氏の自重を求めたいとこ

      • It's a long way to La Salle high school

        It's a long way to La Salle high school, It's a long way to go. It's a long way to La Salle high school, To the brightest spot we know. We come from Hakodate(Kagoshima), come from ev'rywhere. It's a long long way to La Salle high school, Bu

        • リヒテルによるバッハヘ長調協奏曲

          ニコラエフスキー指揮モスクワ音楽院室内管弦楽団によります。 フルートは、ヴォロシツォヴァ、ミハイロフです。このうち、ヴォロシツォヴァとは20世紀音楽の夕べでも共演していて映像記録があります。 バッハ解釈にみられる、起伏のある変化が、「室内楽」のスタイルのなかで抑制されています。うるさくなく耳障りのよいものとなります。

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        • 詩論
          2本

        記事

          さあ、祭りはおわった。

          ラ・サーリアンの諸兄諸君。ファミリー・スピリットだ。 いま、首都圏の域内で、最前線で、コロナ禍に立ち向かっている同窓生たちがいる。 側面援助を。われらの知恵を。

          さあ、祭りはおわった。

          ファミリー・スピリット

          ラ・サーリアンよ。ファミリー・スピリットだ。

          ファミリー・スピリット

          あとの祭り

          最近、映画賞の受賞作品の数と場合とが増えてきていて、ありがたみがなくなってきています。 映画の質が、主にカメラワークとカメラの性能との向上により変化してきていて、脚本の程度によらず、観るに値します。 あとは、特徴次第。

          あとの祭り

          映像監督アンリ・アルカン

          「美女と野獣」「ベルリン・天使の詩」などです。うまいですね。 そして、この2作品に関しては、どちらも研究実習の対象となります。

          映像監督アンリ・アルカン

          イリーナ・メジューエワ氏の視点

          講談社現代新書の『ピアノの名曲』を確認しました。実に面白いです。

          イリーナ・メジューエワ氏の視点

          平均律クラヴィーア曲集1-1プレリュード

          聖性への言及から離れて久しいですが、戻ればそこには価値が保全されてあります。 バッハは、プロテスタントでした。そのことに起因する割増の表現因子は、わたしの仕事の領域ではありません。

          平均律クラヴィーア曲集1-1プレリュード

          幼子イエズスに注ぐ20のまなざし

          メシアンの曲です。ピエール=ローラン・エマール演奏。音は鮮烈です。しかし、メシアンの曲における多様性が、おそらくは演奏家の方ではなくて作曲者の方が原因で不足しているように思います。 ナハトの部分が、いまひとつ驚きをともなわなかったのです。 祈りながらつくる、祈りをつくる、祈りをみつめる祈りをつくる、の3種類が分明であることが必要なのだと思います。 また、それらを超越するつくり、があれば、なお素晴らしいのだと思います。 惜しいですね。もうメシアンは亡くなりました。感想を

          幼子イエズスに注ぐ20のまなざし

          ブラームスのピアノ協奏曲第2番の最終楽章

          走り、うたいます。この浮遊感が、ロマンチックな旋律のなかに出現するので、これは一種の「若さ」の表現でしょう。 リヒテルの音で確認すると、強弱などの対比奏法のほかに、自ずからあらわれてくる変化があります。 それにしても、ソリストはワーグナーに学んだと言っていました。わたしは、ワーグナーに学ばない者なので、感覚的によくわからないものです。 おそらくは、「劇化」の手法の問題です。

          ブラームスのピアノ協奏曲第2番の最終楽章

          レオニード・コーガンによるバッハ・サラバンド

          フランスでの演奏映像です。アンコールを集めたCDもでていますが、さすがに、短い曲で聴衆のこころを持っていきます。

          レオニード・コーガンによるバッハ・サラバンド

          ドイツ哲學

          アンチ・テーゼに何を持ってきて、いずこへ向けてアウフヘーベンするのか、が問われました。 平和へ向けてアウフヘーベンするつもりが、どういうわけか、アンチ・テーゼに不純物があったのです。 本居宣長にせよ吉田松陰にせよ、戦前の大衆心理には、不純物が混ざっていたのです。もっとも、戦後にその排除を試みたひとびとがありましたが。 音楽では、宗教性を意味する音が存在します。それには当たりません。しかし、音に深さが伴います。それは、いったい 何 な の か。

          ドイツ哲學

          諸井三郎氏の交響曲第3番

          「別れの歌」でした。ドイツの流儀で、日本、ドイツといった地上世界に別れを告げたのではないかと考えています。

          諸井三郎氏の交響曲第3番

          沼野充義氏による『ソラリス』紹介

          2017年12月のNHK「100分de名著」です。『ソラリス』はスタニスワフ・レムの著書。2度映画化されました。つとにタルコフスキー作品の脚本に不満を表明していましたが、沼野氏による講義のなかで、原作者の意図が明確に解き明かされて、不満のうちわけが理解できるようになります。 氏の夫人の沼野恭子氏は、2009年にNHKテレビのロシア語講座を担当されておいででしたので、そこでのロシア文化紹介(とくに日本に近い地域の)に学ばれた方も多いことでしょう。 この『ソラリス』のテキスト

          沼野充義氏による『ソラリス』紹介