幼子イエズスに注ぐ20のまなざし

メシアンの曲です。ピエール=ローラン・エマール演奏。音は鮮烈です。しかし、メシアンの曲における多様性が、おそらくは演奏家の方ではなくて作曲者の方が原因で不足しているように思います。

ナハトの部分が、いまひとつ驚きをともなわなかったのです。

祈りながらつくる、祈りをつくる、祈りをみつめる祈りをつくる、の3種類が分明であることが必要なのだと思います。

また、それらを超越するつくり、があれば、なお素晴らしいのだと思います。

惜しいですね。もうメシアンは亡くなりました。感想を届けることもできません。


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