流れ星が夢を叶えるという誤解
流れ星が見えている間に願い事を3回言えば叶う——。
このおまじない、アメリカ人とフランス人に聞いてみましたが
どちらの国でも言うのは1回で良いらしいです。
日本人、夢を叶わないものにし過ぎじゃないですか?
さておき。
私の解釈では、これは単に反射神経の問題でも、早口言葉選手権でもありません。
いつ出てくるか分からない流れ星にも、
スラスラと願いを言えるほど強く抱いている思いは、必ず叶えることができる。
つまりスポ根です。星は叶えてくれません、自分で叶えるのです。
流星群が訪れる、と分かっている時でも
見ている方角や意識の集中具合によっては見逃してしまう流れ星。
これは人生にも存分に当てはまること。
あなたが準備万端の時にチャンスが訪れることは、ほとんどありません。
「なんで今?!」という時だったり、50%の準備しかできていない時だったり。時には、諦め難いもう一つの選択肢を捨てなければいけません。
そこで勇気を振り絞って踏み出すことができる人が、チャンスをものにするのです。
フランスへの留学準備をしていた頃、出発を予定より1年早めることになりました。
フランス語も全然勉強しないまま、準備もそこそこで、とりあえず出発することになったのです。
そうして1年近くが経った今、コロナウイルスの大流行によって、時世は大きく変わっています。
これが幸運なのか不運なのか?
学校が封鎖され、旅行にも行けず、不運ととることもできる。
しかし、それによって時間が生まれて
こうして記事を書いたり、授業がある時にはさぼりがちだったフランス語を学ぶ時間もとれるようになった。
プラスの面を見出すことで、ピンチもチャンスになる。
いいんですか?いいんですか?サポートしてもらってもいいんですか?