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サロン経営 Vol.5 アシスタント育成


第二章

カットと前処理

カットや前処理はいいスタイルづくりのベースになる技術です。プロとしての美容師の仕事は髪のダメージ部分をサプリメント(補給)とプロテクト(保護)し本来の状態にリセットして似合うスタイルを提案できること。素材をととのえ、薬剤を効率よく働かせるために必要なプロセスです

Q10濡れている状態で髪を切るのはなぜ?

シャンプーのあと、濡れたままでカットするのはどうして?
乾いているときの私のくせ、分かっているのかな?

Aウェット(濡れている状態)の髪は水素結合が切られる為、ドライ(乾いた状態)に比べて髪がやわらかくなっています。その分、少ない力できれるので、髪の負担を減らしてあげることができるんですね。

でも、ウエットだと髪のくせが伸びてしまい、仕上がりの状態がわかりずらいですよね?髪をカットしたあとにブローして、もう一度はさみを入れるのはこのためです。ドライの状態で最終チェックすることで、一人一人のくせにあわせて調整してくれていたんですね。

ちなみに、ウェットでカットした髪をブローすると、思っていたより短く仕上がっていた・・・というご経験はありませんか?これも水素結合が関係してくるんですよ。カットするするとき、髪を引っ張るけーすがあるとおもいます。濡れることでやわらかくなっている髪は、ドライよりも伸びやすい状態になっているということ。ブロー後、イメージよりも短いと感じるのは、引っ張るときの力が強すぎた証拠です。結合のしくみを知っていれば「切りすぎた!」を防ぐこともできるんですね。

Q11カットがダメージにつながるって本当ですか?

カットはスタイルチェンジと一緒に傷んだところをきってくれているのではないの?

A髪を切るとけさきに断面が生まれますよね?キューティクルに包まれている髪の表面と違って、切った断面はむき出しの状態。ここから髪のたんぱく質が流れ出てしまい、ダメージの原因になってしまうんです。

髪の切り口がどんな形か、目で見ることはできませんが、カットの方法でさまざまな断面が生まれます。ネギやニンジンなど野菜を切る時も、斜めに切るのと垂直に切るのでは、切り口の面積が違っているのと同じです。


ボリュームや質感を調整するために毛先をそぐと、どうしても切った断面の面積が広くなりがちです。「毛先が傷んじゃった」「毛先はパサつく」なんてよくいわれるのも、このためなんですね。カットの後はもちろん、希望のスタイルになった後の毛先はとってもデリケート。トリートメントなどでやさしくていねいにケアしてあげましょう。

Q12一番最初にシャンプーするのはどうして?


A頭皮や髪には、外側だけでなく内部にも皮脂という脂が存在していて、
水分を守って髪のうるおいを保ったり、髪をつややかにするなどの役割があります。
ですが、皮脂は時間がたつと汚れの原因に。この余分な皮脂やスタイリング剤などの
成分が多く残っていると、パーマ液やトリートメントの浸透にムラができるなど、
仕上がりに大きく影響することがあります。美容室で事前にシャンプーをする理由は髪を綺麗にするのはもちろん、美容技術を最大限にいかすためなのです。余分なものを取り除いて素の状態に戻してあげるための、欠かせないステップなんですね。

Q13カラーやパーマの前にトリートメントするの?


A傷んでいる髪は、キューティクルの内側にある間充物質が髪から流れ出てしまい、スカスカと穴が開いた状態になっています。こんな穴のある髪を、ポーラスヘアといいます。

ポーラスヘアは弾力がなく、この状態で髪全体に同じようにパーマをすると、毛先と根元ではかかりにムラが出来てしまいます。カラーについても同様です。


そこで、ポーラスヘアの穴の部分にトリートメントでたんぱく質を補い、一時的に穴をふさいであげましょう。たとえば、満員電車だとなかなかホームに降りられないけど、空いてる電車からはスムーズに出ていけますよね?パーマやカラー剤が簡単に出ていかないように、髪を満員の状態にする必要がないので、特に傷んでいる毛先を中心に油性のトリートメントで包んであげることもポイント。

すると皮膜効果でキューティクルを保護するクッションの役目もかねて、薬剤に負けない状態へ髪をリセットしてあげることができます。少し専門的なお話をつけ加えると、たんぱく質には大小さまざまな大きさがあります。
同じく、髪のダメージ(穴の大きさ)もさまざまです。小さな穴に大きなたんぱく質を補おうとしても入らないし、大きな穴に小さなたんぱく質を補ってもふさげない・・・これを見極めて補給するのもプロの技。美容室でしかできない施術前のトリートメントです。


カラーリング

ヘアカラーは実にさまざまな条件が重なりあっています。ひとりの髪も、場所によっていろんな色や状態になっています。カラーワークはそれを注意深く確認して、一人一人にオーダーメイドのカラーレシピを提案しているのです。


Q14日本人はみんな同じ黒髪ですか?


A昔の人は髪のきれいな女性をほめるとき「緑の黒髪」「鳥のぬればいろ」なんて表現しました。黒髪の光沢はみずみずしくつややかだとか、カラスの羽のように黒いという意味です。でも実際は、日本人の髪は濃い赤褐色(赤味のブラウン)なのです。髪の色はどうやって決まるのでしょうか?髪にはメラニンという色素があります。黒髪に多い赤褐色の「ユウメラニン」と、明るい髪色に多い「フェオメラニン」の2種類があります。日本人はこの「ユウメラニン」の占める割合が多いので、黒っぽく見えるんですね。反対に欧米のブロンドなどは「フェオメラニン」が多いんです。2つのメラニンの比率で、髪の色と明るさが違ってくるのです。“日本人は黒髪”というわけではなく、黒髪からブロンドまで、幅広い髪の色になる可能性をもっているんですね。

Q15髪は黒いのに色が見えるのはなぜ?


A、ヘアカラーって白いキャンパスに透明な絵の具を塗るような感覚。黄色と青色を重ねると緑色になるように、色と色を重ねることで新しい色が生まれるのです。

つまり、ペンキのように重ねた色で下の色が隠れるというわけではないんですね。じゃあ、黒い髪になぜ色がつくのでしょう?下の色が隠せないなら、いくらカラーリングしても黒色のままじゃない?なんて疑問の声が聞こえそう。この疑問は正解。

黒い地のキャンパスに、いくら絵の具を重ねても黒いままです。そこでキャンバスを、色が見えるように明るくする必要があります。これがブリーチの役目なんですね。ヘアカラーの色を色としてみせるために、ベースとなる髪色を引いて明るくする。そして明るくなったベースに、どうカラーを加えれば希望の色になるのか・・・この引き算、足し算が出来るのがプロの美容師なんですね。

Q16カラーにはいろんなタイプがあるの?


Aカラーの種類は、大きく分けると「一時染毛剤」「半永久染毛剤」「永久染毛剤」の3つ。
名前でなんとなくイメージが伝わるかな?「一時染毛剤」はカラースプレーなど、シャンプーで落とせるもの。「半永久染毛剤」は髪の表面を染める薬剤でヘアマニキュアがそうです。「永久染毛剤」はヘアカラーやヘアダイなど、髪の芯まで染める薬剤。

それぞれの違い、おわかりいただけたでしょうか?さらに詳しくみてみると、ヘアカラー(永久染毛剤)は、ブリーチで髪を明るくして色を変えることができるか、できないかで、大きく2パターンに分けることができるんです。ひとつは「アルカリカラー」といってブリーチ力があり髪を明るくしながら染まります。ただし、アルカリ性なので、ダメージする可能性があります。もうひとつは「弱酸性ヘアカラー」ブリーチ力はないので、髪を明るくすることはできないのですが、弱酸性のため、ダメージはほとんどありません。髪は弱酸性(ph4・5から5・5)で安定するので、メンテナンスカラーとしても活用できます。弱酸性タイプのヘアカラーは美容室だけのアイテムです。


Q17ヘアカラーはどんなしくみで染まるの?


Aアルカリタイプのヘアカラーは、薬剤が1剤・2剤に分かれていて、その2つをカップでよく混ぜることから始まります。1剤には酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤が含まれ2剤には過酸化水素が含まれています。これらの薬剤が化学反応を起こすことで髪は染まります。

ではどんなプロセスで髪が染まるのでしょうか?1剤と2剤が混ざることでまずカラーの「発色」が始まります。次に酸化染料が髪の中ない「浸透」、同時に髪が「ブリーチ(メラニン色素の分解・脱色)」されて、髪が明るくなり色味が変わっていきます。

3つの働きが髪の中で同時に起こって髪は染まるんですね。1剤と2剤を混ぜるとすぐに発色が始まります。混ぜる時間、髪に塗る時間もあわせて、早い施術が大切。ヘアカラーは時間との勝負ともいえますね。

Q18どうして髪の色は明るくなるの?


Aブリーチ(脱色)を「色を抜く」っていう人もいますよね。でもちょっと違うんです。
ブリーチで髪が明るい茶色になるのは、メラニン色素を壊してるから。
ブリーチは化学的な変化によっておこります。薬剤の「アルカリ剤」が髪のキューティクルを開き、その隙間から髪の内部へ突入!髪の中にあるメラニン色素をターゲットに、「アルカリ剤と過酸化水素」がアタックして壊す・・・というイメージ。

メラニン色素を壊すことで、髪の明るさや色に変化がでるんですね。メラニン色素は、髪の中に約3%の割合で存在しています。

これが0%になれば白髪になりますが、白髪でも色素がわずかにあるために、ほんのり黄色っぽく見えることがあります。黒髪をいくらブリーチしても髪にはメラニン色素が残り、決して白にはならないんです。

Q19ヘアカラーって何色あるの?


A日本で使用が認められている、酸化染料の有効成分は54種類。これを組み合わせてヘアカラーはつくられるので、配合の違いで何種類もの色が生まれるんです。

なので、ヘアカラーの色数は絵具と同じく、限りなくあるといえるんじゃないかな?ヘアカラーの染料は一剤にのみ入っていて「直接染料」「中間体」「カプラー」という3つのタイプに分けることができます。「直接染料」は、そのままで色味が分かります。

黄・橙・赤など鮮やかな色を表現するために必要な染料です。「中間体」は、主にブラウンの色をつくっている染料です。髪の中へ入り、染料同士がつながって大きくなると、色として発色します。
「カプラー」は中間体とくっついて多彩な色をだします。配合具合で色のもちや色の残り方に違いがでます。この3種類の染料をたくみに組み合わせて、色はできています。カラーって意外と複雑です。

Q20カラーの色は時間がたつととれるの?


Aカラーは、髪のなかに入った染料がつながって、発色することで色が見えています。
でもカラーの直後から、染料同士のつながりは少しずつ自然に壊されてしまい、色味も当然失われてしまいます。この状態を「褪色(たいしょく)」するといいます。


ではどうして染料は壊されてしまうのでしょうか?キューティクルが傷むとたんぱく質が流れてしまうのと同じように、残念ながら染料も、開いたキューティクルの間から自然に流れていってしまうんです。

毎日のシャンプーをはじめ、紫外線やドライヤーの熱、プールの塩素など、日常のさまざまな要因で染料は壊され減っていってしまいます。また、髪のダメージが進めば、さらにカラーの褐色はすすんでしまうんです。これ以外にも、パーマや、カラーの色味によっても褐色しやすい色、そうでない色があるなどの理由があります。でも、お気に入りのカラーをキープするためには、まずはケアを念入りにして髪を大切にすることが肝心です。


Q21色によっても違うんですか?


今回のカラーリングはとってもお気にいりの色長くキープするにはどうしたらいい?
A好きな色を長くキープしたい気持ちは、みんな共通。でも、赤や紫はもちがよく、青や緑は色がとれやすい、という違いがあるんです。これは1剤・2剤が反応し、染料がつながる速さに違いがあるってことです。青・緑系はすぐに大きくなり、反対に赤・紫系はゆっくり大きくなっていき発色します。すぐに染料がつながって早く大きくなってしまうと、髪の外側のあたりを中心に染まります。外へ出て行きやすい場所にいるんですね。
反対にゆっくりつながっていくと、小さいまま髪の内部まで浸透し中でおおきくなるので、外へ出にくくなり色もちをよくするために、弱酸性でPHコントロールのあるシャンプーが効果的!また、染料が苦手なパーマ剤、紫外線や熱にも注意しましょう。
たとえば、アイロンを使うなら130度くらいまで下げないとダメ。色の種類だけじゃなく、ダメージにも影響されます。ダメージを受けるほど染料も抜けやすいんですよ。
いつもよりケアを意識してね。

Q22カラー後ぱさつくのは私だけ?


Aヘアカラーした髪がぱさぱさした感じ、手触りが変わった・・・そう感じる方が多いのは事実。ヘアカラーをすると薬剤が入りやすいようにキューティクルの重なりを開くため、髪のたんぱく質が流れやすくなります。また、髪色を変化させるためにメラニン色素を壊してしまうので髪の中で空洞化が起こり、パサつきにつながりやすくなります。


明るくするカラーになればなるほど、アルカリ剤の量が多いので、アルカリ性になり、イオン結合が切断されるなど、負担は大きくなります。でも、カラーの魅力は捨てがたいですよね?そこでダメージ対策がとっても大切になってきます。


まずは必要以上のブリーチはしない。もうひとつは、すでに明るくなった髪やダメージのある髪にはアルカリタイプをさけて、弱アルカリ・弱酸性ヘアカラーを使う。
この二点がポイントです。美容師は髪の状態をプロの目で判断し、適切な薬剤や前後処理を選んでいきます。

Q23イメージどおりに色はでるの?


A美容師はお客さまが希望する色に仕上げるために、髪の状態を見極めて対応しているので、リクエストの色をそのまま塗っている・・・というわけではないのです。
一度ブリーチした髪なら、もともとあったメラニン色素や残っている染料の状態を考えてお客様さまの現状から希望のカラースタイルをつくることができるんです。


具体的にはブラウン、アンダー、トーンという「3つのコントロール」をすることで、お客様の希望色を生み出します。業界では「レベル」というものさしで髪の明るさを15段階で表現しています。数字が大きいほど明るく、レベル2は黒に近い濃さ、レベル15で薄いペールイエローに。このレベルの変化と、メラニン色素の変化は深い関係があります。
「トーン」は髪の明るさ(明度)ぷらす鮮やかさ(彩度)で表現される色のイメージのこと。
お客様の希望の色や明るさをを提案するために、こういったものさしを理解して、ふさわしい選択をすることがとっても大切。

・レベル:髪の明るさ(明度)を表します。数字が低いほど暗く、高いほど明るい。

・アンダートーン:髪をブリーチしていくと見える、髪本来のメラニン色素の色味。
一見すると黒く見える髪にもアンダートーンは必ず存在します。この色味には個人差があるので、同じカラーをしても人によって色の出方が違ってきます。

・トーン:髪の明るさプラス色の鮮やかさ(彩度)で色の調子をあらわします。
例ペールトーン、ビビットトーン、ダークトーン

希望色を表現するために、お客様の髪の状態(明るさや残っている染料、ダメージなど)
をきちんと診断して、色味をチョイスすることが必要です。

このようなイメージでブラウン(BR=ユウメラニン)、赤色、黄色メラニンが変化することで髪の明度が変わります。逆に髪色を戻していくためには、減ったものを補う必要があります。しくみを知って「3つのコントロール」でお客様にお似合いのカラーを提案しましょう。
3つのコントロール・ブラウンコントロール 下地づくり
         ・アンダーコントロール 下地づくり
         ・トーンコントロール  色味


Q24プリンちゃんでも全部でも染めるの?


A髪が伸びると、以前に染めた部分と新しい生まれた部分に境目が出来ますね。
「プリンみたい」ってからかう人、まわりに一人はいるかも。この染めた部分を「既染部」とを、違ったヘアカラーで調整しながら染めてるってご存知でしたか?


こまめにカラーをしていると気づかないかもしれませんね。カラーした髪は、伸びてくると必ず2つ以上の髪色が一本の髪に混ざり合った状態になります。それぞれの状態に応じてヘアカラー剤を使い分けたり、混ぜあわせる2剤を変えたり・・・2つのカラー用カップに違った薬剤を用意する「2カップ」という技術で複雑なカラーをしているんです。
髪の状態が違っていても、それぞれにあった対処をしているんですね。色味の調合、デザイン、塗り分けなど、以前にしたカラーと違和感なくきれいに仕上げるための、プロにしかできない技の一つです。


Q25サロンカラーとホームカラーの違いはなんですか?


Aそれはカラーの2剤に、とっても大事な役目があるからなんです。美容室で染めることのメリットは、2剤の使い分けができるというのが最大のポイント。染料の入った1剤に種類があるのと同じように、2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けをしてるんです。カラーをする人の多くは、月に1回など継続している人。


つまり、髪の90%は既染部の状態。その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって色むらや傷みができてしまうんです。そこで、髪の状態によって2剤の使い分けをするんですね。

ホームカラーの過酸化水素濃度は6%、対して美容室の2剤は1~6%のものがあり使い分けができるんです。過酸化水素はブリーチに深く関係するので必要以上の濃度は髪のダメージに直結です。お客様の髪の状態にあわせて薬剤をチョイスでき、カラーバリエーションも豊富な美容室のカラーリング。この違いは大きい!


Q26サロンカラーとホームカラーの違いはなんですか?


Aいちばん分かりやすい違いは、においではないでしょうか?
カラーって独特の刺激臭が気になりますよね?美容室のカラーは髪や皮膚へのダメージを抑えるために、揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤(アンモニア水)を使っています。
そのため、においは感じるけれど髪に残りにくいというメリットがあります。


市販のホームカラーはこのツンとしたにおいを解消するため、においの少ないアルカリ剤がメイン。においは少ないのですが、髪・皮膚に残りやすく、ダメージにつながりやすいんです。においこんなわけがあるなんて、ちょっと意外でしょう?


もうひとつの違いは、幅広いカラーバリエーション。ブラウンでも個性の強い色味でも、お客様の肌色やイメージにあった色味を提案できます。
サロンカラーは完全オーダーメイドです。
また美容師はお客様お客様のヘアカラーサイクルも考えます。アルカリカラーを2回すれば、次は弱酸性ヘアカラーで一休みするとか・・・ダメージをケアしながら、より似合うカラーをより楽しく提案しています。

Q27白髪染めってもっと自然にできないの?


A少し前までは、まっくろに染めたり、派手めのカラーにしたりと、髪全体を染めるのがグレイカラーの主流でした。今のお客様はいかにも「染めました」ってわかるのをこのまない風潮です。でも、どうすればいいのか分からなくて、白髪をかくすだけのカラーに甘んじている方もいるようですね。そこで白髪のカラーアレンジを3つに分類してみました。
白髪は「白と黒のコントラスト」ここにどうアプローチするかがカギになります。


まずはこれまで主流の「かくす」カラー。髪全体を均一に染めて、白髪をなかったことにする方法です。次に「ぼかす」カラー。白髪を完全に染めてしまうのではなく、コントラストを弱めて、目立たなくする方法です。仕上がりもナチュラルに。
そして「いかす」カラー。ベースが白というメリットをいかし、色彩の美しさを楽しむ方法です。白髪をかくすだけではなく白髪をいかしておしゃれしましょう。

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