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【コロナ感染リアルリポート13】ウ○コ盛り盛りで元気回復(笑)@入院12日目

5月2日(日)。本来なら面会日で、子供たちに会えるはずの日。私の事情で、今日は会えない。寂しい。でもまた生きて、また会えるはず。日程も決まった。

何よりもゴールデンウィーク真っ只中。世間は世間でゴールデンウィークなのに、緊急事態宣言のためにどこにも行けない人もたくさんいる。普段は全く見ないNHKのニュースで、連日のコロナ。人手が多いだとか、少ないだとか、若い人が出ているだとか。

私は私で、日に日に回復。今日はデカいウ○コが出た。3日分くらい溜めたしね。これには訳があって、酸素の値が下がってくれば、酸素注入器ももっと簡易のやつ(最初につけていたやつだろうか)に変更になるとのことで、期待していたのだ。それになれば、もしかすると、自分でトイレに行ける!そんな淡い期待をしていたが、数値が思ったより芳しくなかったようだ。やむなく、ベッドの横の簡易トイレで、しっかりした。

いきなりウ○コで恐縮だが、それ以外にも朝のルーチンワークはいつも通り、テキパキとやってくれる。看護師さんたち、本当にちゃんとしてる。頭が下がりっぱなしだ。朝起きて、血圧と体温測って、軽く問診。血糖値を測って、その数値で注射の有無が決まる。血栓の注射も打つ。朝ごはんを食べて、ハミガキして、食事とハミガキのごみの処理をしてくれて、昼にはクスリが出て(胃薬とステロイド)、あとは繰り返し。今日他の病室にレントゲン撮影が入っていたから私もあるかな?と思っていたが、これはナシ。あと、多少の屈辱というか辱めを受けながら、下半身を石鹸で洗浄してもらうという、もしかすると今までで一番いやなやつもあった。

簡易の酸素注入器に切り替えてもらえることを大いに期待していたので、その落胆が大きかった。私の妄想では「数値改善→酸素注入器の簡易化→自力でトイレ」の図式が出来上がっており、ある意味回復している自信もあった。しかし、そう簡単にはいかない。たしかに、注入器の数値を下げたその瞬間は、とても悪くなった(91%)ので、残念ながら様子見とするのは正しいかもしれない。今はとっても良いのだけどなぁ(97%)。

気力と体力の話もしている。数値はともかく、実感としては、もはや治りつつある、と感じている。気力は十分、体力も、問題ないだろう。動いてないから、リハビリ的に動くことをやらなければならないだろうが、できそうな気がする。問題は呼吸器だけだ。

気力が戻ってるので、いろいろと今日はやることをやった。本もたくさん読み進めた。ゲームもした。テレビも見た。天皇賞の中継も見た。何なら昨日は、庵野監督のプロフェッショナルの流儀も見た。観たかったやつを、こんな形で観れるとは。良かった。やりたいことを、やり続けられる大人。いろいろあっても、やり遂げる大人。

今は身体を休め、気力をしっかり充電しておくときだ。読み進めている「大河の一滴」が沁みる。これ、何で買ったのかな。理由をあんまり覚えていないけど、とても良い本。弱った気力と体力には、とても響きます。

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