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クラリネットアンサンブルSpice Up! てどうなん?

最近久しぶりに電話をもらった後輩から、「先輩は何かに追い立てられるように音楽活動に励んでおられますよねぇ」と。加齢とともに体力が落ち続けているもかかわらず、コロナ以前の活動に戻っています。いえ、何ならコロナ前以上の活動になっているような。たぶん。

2024年5月12日(日)名古屋フィオリーレにて

アンサンブルのことを書くのは初めてではないですが、区切りの意味も込めて、書いてみたいと思います。「クラリネットアンサンブルSpice Up!」というアンサンブルに所属して早7年。このアンサンブルは活動当初よりYouTubeに動画をアップし、コロナのときは配信も積極的にやってました。また、昨年のライブに続き今年も自主公演と配信を決行し、東海圏を中心に各地に出向き、演奏活動をしぶとく行っています。
コロナのときの合成動画はコチラ。

アンサンブルって、本当に年数を経ることで大いに得られるものがあって、それは音楽的な成長ももちろんなのですが、何よりも音による会話の中身が濃くて、何ならみんなの体調とか心持ちまで感じられるような、そんな瞬間があります。プロフェッショナルではない我々アマチュアでも、そういった瞬間を一度でも経験すると、すっかり中毒になってしまいます。そう、冒頭の後輩のご指摘に対する答えは、まあそんなところです。

結成1年目のカーデンLiveより

この「SpiceUp!」という名前は、個性派揃いのメンバーで、何なら音色も音楽性もスタイルもセッティングも体重も(笑)全く違うのですが、その個性をスパイスとしたときに、その混じり合いというか、面白さを伝えられたらいいなという想いが込められている名前なのです(だったような)。練習からその個性はぶつかり合うのですが、オーナー制(笑)を敷いてまして、「その曲のトップ奏者がやりたい音楽に(イヤでも)従う」という方針でやってたりします。なので、逆にトップ奏者がめちゃくちゃ突っ込まれたりします。出来の割にあまり再生数の回っていないスリーラテンダンスを貼っておきます。私は吹いてませんが、なかなかの出来だと思います。

実はクラリネットアンサンブル自体はアンコンに出るぞー!っていうときしか聴かないくらい、私はあまり興味はありませんでした。結成当初も、「まあ、いいか」という程度の感覚で続けていて、いつ辞めようかなーと考えたこともありました。音楽活動にも優先順位は必要ですし、どちらかといえば木管五重奏とか弦とのアンサンブルとかの方が好きなので、そちらの機会を伺うことも多くありました。実際、コロナで集まれないときは「潮時かな、、」とも思いました。

そんなモチベーションでも、気付けば7年、まあまあな期間です。数年前には1名強力なメンバーも加わり、6人のメンバーで活動しております。5月12日には、昨年に続き自主コンサートも開催しました。

チラシも本格的

ご来場いただいた多くのお客様、配信を聴いていただいたお客様に、あらためて感謝申し上げます。録音録画を見返しても、なかなか面白かったんじゃないかなと、自負しております。お客様はじめたくさんのフィードバックもいただいておりますし、もっともっと良くなっていく気がします。YouTubeの登録者数も増えていて、メンバー一同、歓喜しております。本番のアーカイブも登録しましたので、是非ともチャンネル登録のほう、お願いしたい限りです。

スパイスアップの活動が、少なくとも私にとっては、日々の生活のスパイスになっています。スパイスが効きすぎるときもありますが、それも一興、これからもお客様にスパイスの効いた演奏をお届けできればと、心より思っています。
ちなみに私は激辛が好きです。ココイチは9辛で撃沈しましたが、またその話は次の機会に。

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