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国際的な環境で自分を再発見する方法

自分探しがしたい人は、国際的な環境に身を投じてみるとよいかと思います。国際的な環境での経験は、良くも悪くも本当の自分を見つける助けになります。

この記事の内容

  • 国際的な環境が自分探しに適している理由

  • 全力で戦うことの重要性

  • 国際的な環境での自分探しの方法

国際的な環境が自分探しに適している理由

国際的な環境では、勝者と敗者が明確に分かれることがあります。

勝敗の捉え方には特徴があり、勝ったから良い、負けたから悪いという単純な評価ではありません。少なくとも当事者は、そういった中途半端な捉え方はしません。むしろ、当事者ではない人たちに多く見られます。

国際的な環境では、そもそも戦っていない人が少ない印象があります。

戦うという表現は極端ですが、要はあらゆる物事に対して明確に自分のスタンスを持っている人が多いということです。そのため、皆が戦っているように見えます。このため、勝ち負けを良い悪いで評価するのではなく、それぞれの成果が明確に見えるようになります。

そして、成果がはっきりしているので、全力で戦います。

全力で戦うことの重要性

全力で戦うことと自分探しは密接に関係しています。全力で戦うためには、自分の強みや弱み等、己を知っている必要があるからです。

話が飛びますが、私はフルコンタクト空手をやっています。子供と一緒に始めましたが、今は私の方が夢中になっています。理由は、フルコンタクト空手の大会では、自分の体裁や周りの目を気にする余裕がないので楽しくてしょうがないのです。純粋に戦うだけなのです。「はじめ!」の号令とともに相手は全力で私を倒しに来る(全力で殴り、蹴る)ので、私も全力で応じます。この緊張感というか、なりふり構わずぶつかる感じがたまらなく楽しいのです。大会に出れば出るほど感じるのは、大会で勝つ人というのは、己をよく知っている、ということです。

日々の生活では、社会のマナーやルールを守り周囲の期待に応えようと自分を制御しています。しかし、空手では全力で戦うことができ、本当の自分を感じることができます。

同様に、勝ち負けがはっきりしている国際的な環境では、その戦いの中で本当の自分というもの(日本での自分との違い)を感じることができます。

国際的な環境での自分探しの方法

この社会で「うまく生きよう」と努力すればするほど、本当の自分を見失ってしまうことがあります。

国際的な環境に身を置くというのは、言い換えると、ダイエットに似ています。日本社会でうまく生きるために積み重ねた経験という脂肪が蓄積されています。国際的な環境では、その脂肪が邪魔をして本来のパフォーマンスが出せません。しかし、何度も戦ううちに脂肪がそぎ落とされ、本当の自分が見えてきます。

これまでの経験を捨てるという話ではありません。忘れてしまっている自分に気づく方法として、国際的な環境に身を投じることが効果的だという話です。国際的な環境=異文化環境では、共通のマナーやルールが少なく、誰もあなたを見ていません。好きなことを自由にでき、その責任も自分で取ることが求められます。この自由さが、自分探しに最適な環境と言えます。

一度、国際的な環境で自分探しをしてみてはいかがでしょうか。

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