全集中!感情の呼吸・壱ノ型「受容」川の流れのように

先週は、私が将来行きたい方向へ後押してくれる、三つのオンラインセミナーを申し込みました。そして、自分の人生がどの道に進めばいいかもっと深く自分自身に落とし込むため、二つのコーチングセッションを受けました。毎晩、ワクワクしながらベッドに入ろうとすると、パートナーのいびきのせいで寝れず、耳栓を注文しました(;^ω^) 静かな部屋でないと眠れないチャウだーです。

では、今週のテーマです。前回のブログに書いたことについて、もう少し掘り下げてお話していきます。

まず、皆さん、今週は少し自分の考え方や行動のパターンを意識してみてくれましたか?何か気付いたことがあれば、聞かせてください😊

以前の私の経験を例にして話を続けていきます。ある日、私は外出中にパートナーに電話をしましたがパートナーは私の電話を取らず、私はイライラしました。なぜかというと、パートナーはきっと夕食の事を全く考えていないと思ったからです。そして、一度イライラしてしまったら、家に着いても、機嫌が悪いままで家に入りました。(パートナーさん、本当にごめんなさい。(;´∀`))この出来事を振り返ってよく整理してみると、自分の感情からくる行動のパターンに気が付いたのです。

今週も、「意識する」という事に関して話を広げたいと思います。「私たちの考えは感情に導かれるものである、そして考えは行動を導くものである」という事です。


まぁ、文章にするとなかなかまだピンとこない方も多いと思います。

感情とは、何でしょうか?人間の気持ちとはいったい何なのでしょうか?

今あなたは何を感じていますか?その気持ちを言葉で表すことができますか?幸せ、怒り、不安、満足、楽しさ、悲しさ、羨ましさ、落ち着く、など…。以前、私のセラピストは「これから一週間、あなたが感じた事を全てメモして下さい」と言いました。わかりました、とは言ったものの、実際にやってみると正直とても面倒くさくて、一日目の終わりにまとめてその日の気持ちを思い出して書いてみました。しかし、一日でも全ての感情を覚えていて書きだすのはとても難しく、それだけ人間は一日に様々な感情が巡るのだと驚きました。一日の終わりに思い出すのは無理があると思った私は、次に、今度は一日じゅう携帯を持って、何か気付いた感情があったら、その都度携帯に打ち込みました。その時、感情を言葉にする事はとても難しいということも気が付きました。もしよかったら、皆さんも、一日だけでもいいのでこれをやってみてほしいと思います。いきなり一週間というのは私もできなかったので、最初は一日だけでいいと思います。一日でも難しいと思っている方は、数時間でチャレンジしてください。そのデータから、あなたが普段どんな感情をよく抱いているのかを観察してみてください。

「幸せ」「楽しい」が多かった人は、自分はポジティヴな人だと思うでしょう。「怒り」「イライラする」などが多かった人は、自分が短気な人間だと思っているかもしれません。また、「悲しい」「つらい」という気持ちが多かった人は、自分の事をネガティヴな人間だと思うかもしれません。

ですが、そこで自分の人間性を決めてしまうのはちょっと待ってください。「感情」とは、ただ脳で作られて体中に流れてるホルモンや化学物質が引き起こすものです。良いも悪いもなく、ポジティブもネガティブもないのです。ですので、よく一般的に言われている「ネガティブな感情」:怒り、嫉妬、悲しみなど、彼らはただのホルモンと科学物質です。言葉でそんな簡単に割り切れるものじゃない、そう思う人もいると思います。私もかつてそうでした。でも、感情がただの生理現象に過ぎないこと、一過性のものであるという事を知っていれば、それをただ感じて受け流すことができるようになります。私は、自分が「怒っている」という感情をたくさん書いていた事に気が付いた時、とても驚きました。子供の頃から、この社会で生きてきて、怒る事は良くないと教わってきました。だから、いつも一生懸命抑えて、自分に「怒ってない」と言いました。これをセラピストに話した時、彼女は私に「怒っているという現象はただの感情です。ありのままに時が過ぎるのを待てば、自然に過ぎてなくなるものですから、怒る事に遠慮する必要はありません」と教えてくれました。(もちろん、それを行動に出して周りの人に不快な思いをさせる事をしないという前提です。)今まで生きてきてそんなことを言ってくれた人は初めてでした、感情というものに対する概念が変わったのです。

最近色んなメディアやニュースで「もっとポジティブになりましょう!」と多くの人が言っているのを見ますが、それができないから困るんだ、という人も沢山いると思います。そして、ポジティヴになれなかったらじゃあ自分はネガティヴな人間なんだ、と思ってしまう人もいるかもしれません。社会的に、近年「ポジティヴな人が正解」という傾向にあるので、ポジティヴになれなかったら自分はダメだとか、ネガティヴな感情を抑えなくちゃいけない、と思わされることもあるのではないでしょうか?でも、実は、先述の通り感情にはポジティブもネガティブもなく、脳が作り出した、ただのホルモンと科学物質なのです。ですから、「もっとポジティブになりましょう」という事より、あなた自身の感情を意識して、言葉にして、そのまま感じる事の方が大事だと思います。

「怒りでも、幸せでも、そのまま感じて」これを文字にすると、ちょっと宗教のように見えるかもしれませんが、もし人間が感情を抑えて、失ってしまったら、人間ではなくなっていってしまうと思います。

さて、今日はいつもより長いですが、もう少しお付き合いください(;´∀`)

「私たちの考えは感情に導かれるものである、そして考えは行動を導くものである」という事の後半に進みましょう。皆さんはもう気付いたと思いますが、感情は考え方と密接な関係があります。そして考え方が行動になって現れます。先ほど書いた通り、感情はポジティブとネガティブがありませんが、考え方と行動はもう少し複雑で曖昧な事があり、ここにはポジティブとネガティブが存在します。

さっき例に挙げた事をもう一度ここに出してみます。パートナーが私の電話を取らなかった時、私はイライラしていました。「怒り」これは私がその時感じていたことなので、ポジティブもネガティブもないものです。でも、その後、私は「怒り」という感情に引きずられて、「彼女は私と一緒にご飯を食べる時間は大事にしていない」と考えてしまいました。この時点で、私の考え方はネガティブなものになってしまっていました。家に帰った時にも顔を真っ赤にして怒りを顔に出していました。挨拶せず、彼女に話掛けませんでした。この行動もネガティブなものでした。実は彼女は一日携帯をマナーモードにしていただけで、音が鳴らなかったので気付かなかっただけでした。しかし、それがわかっても私の怒りは爆発していて、彼女の言い分も聞けず、結局夕食も食べずにそのまま大喧嘩になってしまいました。

この事についてよく分析してみると、私が「怒り」という感情を持ったことに関しては問題はありませんでしたが、その後にその感情に振り回されて考え方と行動がマズイ方向に行ってしまったこと、大喧嘩の原因はこれだった、ということに気付きました。

つまり、感情はそのまま受け入れてあげることが大切なのですが、そこから派生する考えと行動には注意をした方がいいということです。もし感情に振り回されて、他人の事を悪いように思いこんで、そして、その人を傷つけるような行動や言葉を発したら、これはよくありません。それはネガティブな考えと行動ということになってしまうでしょう。

そのことを踏まえた上で、もう一度、彼女と喧嘩した日の事を振り返ってみます。彼女が電話に出ない事に対して、正直私はまたイライラする気持ちになると思います。しかし、この後の考え方を変えてみましょう。「彼女は一緒にご飯する時間は大事にしてない」から、「もしかして、彼女はお母さんと電話中かなぁ?」と考えたら、そこまで怒る事でもないと思えますし、イライラする気持ちに火に油を注ぐような事を考えないで済みます。そうすれば、いつもと変わらず家に帰って、美味しい夕食を彼女と食べる事が出来るでしょう。このように、感情は感情、でもその後の考え方と行動を、物事が上手くいく、自分も周りの人も嫌な気持ちにならない方向にシフトすることが出来れば、もっと毎日が生きやすくなるのではないかと思います。

今日は少し難しいお話を書いてしまいましたが、皆さんに伝わりましたでしょうか?感情によって私たちの生活は支配されている、と思っている人も多いと思いますが、実は感情というものは何のパワーも持たない、ただの体内で起こる化学反応です。その事を理解できたら、感情に流されて衝動的に何かをしてしまったり、早とちりしてすれ違ったりすることを避ける事ができすと思います。そして、自分の行動を上手くコントロールする事が出来ると思います。まず一番大事な事は、息を吸って、感情はそのまま川の流れのようにしてください。全集中で、幸せ!だったり、全集中で、怒り!だったり、それらの感情にまずは意識を向けるようにしてみてください( ´Д`)=3 フゥ

次回、考え過ぎる事についてを話しようと思ってます。「考え方」はよく問題の原因になります。あなたがあなた自身の考え方のパターンをもっとわかったら、もしかして、人生はもっと平和で幸せになるかしら。

そのままの気持ちにしたらいいんちゃう?

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