フランスのリサイクル店 Emmaüs ☆サスティナブルな楽しみ
フランス全土にチェーン店があるリサイクルショップ☆エマウス emmaüsをご存知ですか?
フランス各地にあるリサイクル店☆エマウス
わたしの住む田舎の町にもあります。
このエマウスというリサイクル店がフランス各地にホントに沢山あることに、ビックリ!しました。現在115拠点もあるとか!
アメリカなど海外にも広がっています。
上のサイトから場所を検索できます!
エマウスemmausのはじまり
アベ・ピエール神父が1949年にパリで立ち上げた慈善活動が「Emmaus(エマウス)」です。
アベ・ピエール牧師は、自殺未遂をした落胆の底にいる元囚人にメッセージを送りました。"私にはあなたに与えるものは何もありません。でも、何も持っていないあなたへ、死の代わりに私のために手伝いをして下さいと、そして、元囚人を家に住まわせ活動をはじめたと言われています。
Emmausとは、聖書にでは、復活したキリストが使徒の前に現れた村の名前です。
フランス人に人気な有名人☆アベ・ピエール牧師
アベ・ピエール牧師はフランスでとても人気のある人物です。というのも問題ある人や貧しい人々を助けるために慈善活動をされ、皆から支持されているからです。仕事がない人がリサイクル店のお店で働いたり、住む場所を提供する活動をされ、アベ・ピエール牧師が94歳で亡くなられた後の今でもその活動は引き継がれています。
このリサイクル店は、買い取り制度はなく、皆の無償でいらなくなったものを持ちよる力で成り立っています。
フランスでもメルカリのような要らないものを売るサイトもありますが、エマウスに無料で物を持って行く人も沢山います。
またResto (Restaurants) du coeur" (心のレストラン)という無料で食料を提供する団体をアベ・ピエール牧師は支援しました。
昨年はコロナ禍で大変でしたが、わたしの住む地域のResto du coeurには、食料をもらうために行列が出来ているのを何度もみました。
今の時代にも、こうした支援活動は日常にも息づいています!
地域によってリサイクル店はそれぞれのカラーがある
リサイクル店の規模は、さまざまで小さな所から広い敷地の所があります。大きな家具からベッドなどある所や、服や食器など小物だけを扱うところなど。。
生活苦により働いている方、またボランティアで働いている方もいます。仕事をリタイアされた年配の方もいます。
お店は、とてもキレイにオシャレに並べているお店から、乱雑に山積みにされているお店と様々あり個性的です。
珍しいものを見つけることもできます!
フランス人はリサイクル品を受け入れる力が大きい!
わたしの夫も含め、親戚の人達もリサイクル品に嫌な思いを示しません。
自分が気に入ればプレゼントにリサイクル品も普通にします。
フランスでは、日本よりもリサイクルのものに抵抗がない感じがします。アンティークなものを大切にする文化が自然と日常にあるように思います。
フランスにはサスティナブルを楽しむ力が根付いていますね〜!
はじめはわたしもリサイクル品、古い物に抵抗がありましたが、今はいろんな面白いものを見つける楽しみを味わえるようになりました!
先日見つけて購入したもの
そんこんなで、わたしは先日、エマウスで古い楽譜を見つけました!
ある一角に山積みにされた楽譜があり、そこで見つけたのがショパンのバラードの楽譜でした!
こんな難しい曲は弾けないのですが、好きな曲なので購入しました!家に帰って始めの出たしだけでも弾くと、テンションが上がります☆
1ユーロ 140円でした!
(かなり円安になってきましたね。。)
家での楽しみが増えました♡
ぜひ、皆さんも
時間があれば観光地では全くありませんが、エマウスのリサイクル店を見るのも面白いですよ!
知らないフランスを発見できるかもしれません〜☆
また一般の人達もお店を出して、リサイクルを楽しむフリーマーケットの記事はこちら☆↓
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