見出し画像

世間一般では「王道」な人がドズル社にやってきたら、逆に飛び道具だらけの弊社の中では超レアタイプだった件

お疲れ様です、pontaです。

会社のことを毎週、ブログに書こうと思っているんですが「役に立つものをアウトプットしよう」なんて気負ってしまって逆に筆が重く…。

役に立たないものを書き続けるからこそ、役に立つものがたまに出てくるのにね。

きょうは気軽に、会社に関するよしなしごとを書いてみようと思います。

最近、弊社の人手不足が深刻となっており、ドズルが人材募集のツイートをおこなったのをおぼえている人も多いんじゃないでしょうか。

このツイートは正直、ラフすぎます。「めちゃくちゃ優秀な人」っていう言葉の定義づけがあいまいだし、ハードルが上がりすぎだし、職種も待遇も書いてないし、しかもツイッターです。

通常、優秀な人材を集めるのはビズリーチなりLinkedInなりで行うべきです。Twitterで求人をやっていいのはゲームイベントのアルバイトまで。そう思っていた時期が僕にもありました。

ただドズルは、40万人登録者のインフルエンサーなのを忘れていました。

たったいちツイートでたくさんの優秀な人からDMがやってまいりました。いつまで続けるんでしょう、この求人方法。尋常ならざる影響力を使った力業。

そんな数多くの応募者から選ばれたのは、Aさん(仮名)でした。

Aさんは大企業のマーケティング部で活躍し、出世された方で、すごく懐かしい気がしました。それはしゃべり方だったり、たたずまいだったり、プレゼン資料だったりが転職前によく見た、ものすごく王道タイプの方で。

もちろんドズル社に入ってからというもの、引け目を感じるような優秀な方にはたくさんお目にかかってはきました。でもみんな、日本のビジネスマンとしては非常にレアタイプなんですよね…。いい意味で滅多にいないタイプ。っていうかそもそもYouTuberとかゲーム業界じたいがかなりラフなんですよね…。

だからいま、ドズニキのそばにいる人は、社内外問わず、みんな、飛び道具みたいな人ばかりで…。最新技術が詰め込まれたオーバースペックのドローンとかステルス戦闘機みたいな人が多くて。

だから逆に、Aさんみたいな、世間に多くいるタイプの優秀さ、常識人ぶりが、すごくレアで懐かしかったです。

ドローンとかロボット兵器はたくさんあるのに、陸軍の普通科がないいびつな軍隊に、やっと歩兵と自走砲がきたぜみたいな。

私もゆうて一般企業に就職してから長いので、考え方に矯正されてる部分、教育されている部分も多いんですよね。

部屋の掃除、整理整頓をするとか、身だしなみを整えろとか、社員証をつけて社内を歩こうとか…。大きな声であいさつをしようとか。

そういうルールのなきに等しいのがドズル社のいいところなんですが、Aさんが提案した「部屋を整頓しよう」とか、変化球ではないプレゼンのスライドとか、「GoToだから旅行はやめるべき」とか、「コンプライアンスにのっとった禁止用語集を作ろう」といったどノーマルな意見が、逆に貴重な気がしました。

Aさんは今後、外部パートナーの形で弊社にいろいろトレーニングやアドバイスをくださる形になりそうです。

もちろん、Aさんの提案を、何も考えず取り入れる必要はないと思います。

ドズル社にとって「面白くなくなる」くらいなら「ふつうになる」は避けるべきものです。

ただ、「ふつう」や「常識」を知っていながらあえてそれを「しない」というジャッジを会社がするのか、それとも単なる無知の常識知らずゆえに「しない」のか。

その差は大きいと思うので、考える型としての「常識」を提供いただき、それを弊社が吸収したうえで柔軟に対応する。

ちょうどそういうのが必要な時期に、よき方にお声がけいただいたなあとポジティブです。

以上、よろしくお願いします。


ブログ3000万PV達成!ファミ通でライティング。クラロワや他ゲームの取材、企画、記事執筆、台本依頼はTwitterまで。 https://twitter.com/claclaponta http://geriburo.com/