ビジネスマンはちゃんとしてる人のほうが良いけれど、クリエイターはクソでアホのほうが面白い問題について
お疲れ様です、pontaです。
先週、eスポーツ系のウラカタLTというプレゼン大会に参加して、学びが多かったです。「意識高いなあ」と感じました。いや、ディスりワード風味の「意識高い系」ではないですよ。ポジの意味での「マジで意識高い」ってやつです。
目標を立て、計画し、実行し、学び、成長するのサイクルをたゆまなく回しているひとびと。口だけじゃない、ガチの意識の高さってやつ。
これは弊社社長のドズル、YouTuberきおきおさんも同様で、彼らも意識が高い。
一度口に出したことはやる、他人に関心を持たず自分のやるべきことにやる。イケてる人たちは、さらっとそういうことをやってのけます。
ただ一方で「こういうスキのない意識の高さは、Twitterでは伸びないな」とも感じます。Facebookとか、note向きですよね。
なんていうか、うーん。
TwitterやYouTubeって正しさではなく、ツッコミだらけのダメさの方が伸びる、みたいなところがあるんですよね。
ゆるさっていうか、アンダーグラウンドっていうか、他人に関心たっぷりてていうか。「間違ってる」とか「足りないこと」の方が議論の燃料としてふさわしい。そして、視聴者の親しみを得られる。誰がデキるビジネスマンに親しみを感じるというのか。
そもそも配慮や気遣い、向上心、ミスのなさみたいな「意識の高さ」よりも、断定や決めつけ思い込み、ざっくりした直感、失言、自己中心的な「意識の低さ」のほうが「面白い」んですよねえ。
面白くて親しみを感じる方がクリエイターとしては有利です。
ただ、そういう意識の低い人は「伸びどまる」のも確か。
大きな仕事をするには、どこかで「意識が高く」にならなければならない。
つまり、クリエイターとしては、直感のままにスキだらけでも面白いにぶっこんでいくのが正解だし、ビジネスマンとしてはスキなく周到に理論だてていく方が勝率は高い。そういう矛盾があるのであります。
私やドズルさんは基本的に後者であるべきです。大人だからネ。とはいえクリエイターとしては、自己中心的で、直感的で、面白いのために爆死をするようなクソな部分を手放したら終わるというところもあり。
まあ、自分らしいクソさは大事にしつつ、ほどよくオトナになっていこうかなとは思っております。すみません、玉虫色で。
まあ、私は油断するとクソになる側だからいいんですが、ドズルさんは油断すると意識が高くなっていくので、彼のほうが大変そうだなと。
そんな今日この頃です。
以上、よろしくお願いします。
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