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JICAモンゴルICTツアー

はじめに

6月頭に1週間「JICA主催モンゴルICTツアー」に参加して来ました。
実は帰国後も来日ラッシュで未だに落ち着かない状態ではあります。
これまでウランバートル行きの直行便があることも、日蒙の往来がここまで頻繁であることも、モンゴルのデジタル化がある意味日本とり進んでいることも知識ゼロでした。


きっかけのDX CUP

ニューヨークを中心とした欧米ビジネスは経験済みですが、ことアジアというとアスリートのアテンドを行ったくらい。
JETROのサイトを見た関係でスタディツアーが開催されていること位は認識していましたが、ICTツアーって??
直接のきっかけは今年の前半関わっていた高校生向けのAIプログラミング大会です。
Eスポーツの様なイベントなのですが、ちょうどモンゴルで開催されるDX CUP(高校生向けビジコン)とのシナジがあるということで、JICAモンゴル事務所の方から後押しをされ、特別ルールでの出場が許されたのです。

6月6日ファイナルの様子

今回は私だけがメンターとして現地参加、チームのプレゼンターである高校生の酒井くんはオンライン参加でした。
ITイベントで人気の会場には出場チーム、メンター、審査員などが集い半日以上に渡る開催と収録が行われました。

残念ながら私たちのチームは国営放送のダイジェストにはピックアップされませんでしたが、精一杯頑張ったとの講評をいただきました。
一緒に参加したのは北海道大学のチーム。
既にスタートアップ設立の準備中でした。すごい。

訪問先企業など

モンゴル日本センター

滞在中お世話になったのがモンゴル日本センターの皆様。
通訳やウランバートル市内の企業や銀行訪問など、分刻みのスケジュールの対応をしていただきました。感謝です。

とある銀行の会議室

モンゴルの企業や学校を訪れると日蒙の友情国旗のオブジェが置いてあることが多いです。あらためて両国間の親交を感じます。

教育について


学校は日本の「高専」のシステムが取り入れられており、3校見学することができました。
校内にミュージアムがあったり、日本語のポスターがあったり。
マシンも日本企業からの寄付が多く見受けられました。

日本企業からのドネーション
品川区関連の情報ポスター
校内のミュージアム

ICT EXPO

一番のハイライトはICT EXPOでした。
ウランバートル市内の国立の遊園地内で行われたエンタメ性豊かなイベントです。
国賓やグローバル企業のカントリーマネジャー、ITスタートアップの登壇など、その迫力に驚かされました。

遊園地内で開催
メインステージ
スタートアップ ピッチイベント

既述のとおり分刻みのツアー、そして毎晩の宴席(笑)
誤解のない様に、飲み歩いていたのは私含めて一部の方たちのみです。おっかなびっくり行った始めてのモンゴルが楽しすぎて、地元の人も含めてずっと飲み歩いていました、いや、交流しておりました。

雑学編

ここまで書いてきて、モンゴル料理ってどんな感じ?という疑問に答えるべく典型的な写真を貼っておきます。

フードコートにて
学食が一番美味しかった!

お分かりのように野菜がほとんどないのです。
この事実を知ってから、必死に野菜を探しましたがないんですよね、、、。
中国からの輸入はありますが、洗浄の関係もありあまり食べないと聞きました。なのでモンゴルを訪問するときはサプリなどで補給することをおすすめします。

モンゴル衣装@ICT EXPO
ゲル地区のコミュニティセンター

そして忘れてはならないのがモンゴルらしいカルチャー。
遊牧民の暮らしについて教えていただき、アグリテックの分野でなにか貢献できないか真剣に考え出しています。

まとめ

実はモンゴルから帰国してすぐに兵庫県の北部へ行きました。
ちょっとへろへろではあったのですが、今だからこそ行くべきだ!と思わせてくれる何かをこのツアーでいただいたのですね。

鼻血が出てしまうくらい乾燥した空気と都心部の大渋滞。
対して山と川と時々見舞われる大雨。人の気配のない町なか。
同じ地球であることが不思議に思える位のギャップでした。

弊社ではWEB3.0の事業をメインとしています。リモートの不都合をITの力で改善しようと考えたことがきっかけです。
今回の国内外の出張を経て、更に自分にできることがあるのではないかという自問が込み上げてきました。
もちろん簡単なことではないとは理解しています。しかしビジネスで数年通ったニューヨークよりも近いこのエリアで、できることを模索することがネクストフェーズである気がしてならないのです。

最後に今回の旅で一番お気に入りのショットです。日本語を学んでいるという中学生たちが気さくに話しかけて来てくれました。
I'll be back soon!

ICT EXPO会場

*カヴァーに使用させていただいた写真は1週間過ごしたツアーメンバーさん。いい笑顔なのでそのまま掲載させていただきました。
皆さん、かけがえのないバディです(失礼!でも本当です)。

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