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わたしの編み物道具 ー編み針以外のものー


こんにちは。
しいです。

2月10日から1週間。
「ニットの日」の熱が消えちゃいました(苦笑)。

早く記事を書く予定で準備していたのですが、ちょっとぐだぐだしてしまいました。
ほんと冬は体調管理が難しい…。
暖かくなったら、体調を維持しやすくなり、もう少し動くこともできるのではと期待しているのですが、少し複雑なところもあります。
わたし、なかなかひどい花粉症なのです。
連続くしゃみの最高記録は9回。
くしゃみの止まらなさにおもしろくなり、笑っても、くしゃみが止まらず、くしゃみしながら気が遠のいたことがあるほどで、処方は欠かせず、これ以上無理という強力のフルセット。
それでも、ピークは飲み薬では抑え切れないほどの目のかゆみが出るので、今年はとうとう眼科にも行かなくちゃならないのかという予感がしています。
例年平均して2週間ほどのことで我慢していましたが、今年はよくないなと思っています。
ついつい目をかいてしまいますからね。
スギ時期はそうでもないですが、ヒノキ花粉の方が反応が強いので、その時期が近づいたら、眼科受診は要検討です。


おっと、脱線。
ここ1週間のぐだぐだ感から「ニットの日」の熱は下がってしまいましたが、編み物スキ自体は問題ありません。
今回は、前回の続き「編み針以外の編み物道具について」です。

マーカー

マーカーは普段からつける量が多いので、たくさん持っている方だと思います。
メモリーシート(どこまで編んだかチェックしたり、増減目する段を書いておくもの)も使うこともありますが、増減目を入れはじめたり、模様のスタート段や10段ごとに入れたりして、数えやすくしたり、解くときにどこまで解けばいいかの目印にしています。
まだわからないことが多いので、ちゃんと編めているか、こんな見た目になるのかと確認しやすくするために、マーカーをしています。
特に個人の毛糸屋さんでは、かわいいものが販売されていて、ついつい買ってしまい、メリアス編みがしばらく続くなど、飽きちゃいそうなときに、ちょっと気分を上げるため使っています。
引き返し編みなどのテクニックで必要なときは、機能的で使いやすく、細めで使った部分のゆるみや穴が大きくなりにくいので「CLOVER」のものが多いです。

マーカー用のケースも色々試しましたが、自宅用は3年前に販売された「ニベアクリーム」の50周年記念のさくらももこさんのデザイン缶です。
編み物にぴったりな冬のデザインで、かわいくて、お気に入りです。


ひじあてクッション

わたしは人とは違った編み姿勢で、机にひじをつけて編んでいます。
ずっとひじをついていると、痛くなるので、小さなクッションを使っています。
冬はまだいいですが、夏は直にひじが机に当たりますので、夏の方がよく使いますね。


ハンドクリーム

 『 編み物をしていると、手がカサカサになる 』

これ「編み物あるある」だと思っています。
もともとハンドクリームスキで、常時3個以上は持ち、気分で香りを変えて、使っていますが、編み物しているときに使えるものは限られています。
ハンドクリームを塗るとどうしてもベタベタしてしまうので、塗った後にすぐ編み物に戻れるようなベタつきがないものはなかなかありません。
画像のものは、ハンドジェルのサラサラタイプなので、編み物中はこれを使っています。
編み物のときに使えそうなハンドクリームも数種類か見つけたいと思っています。案外、自分で作ってみるのもいいかも。


編み針まとめ…?

これは、なんて名付けたらいいだろう?
編み物を中断するとき、持ち運ぶときに、もう一本の棒針を編み地にある棒針と一緒にしておくのに便利です。
これは100均の子供用のヘアゴムです。
違うものに使う予定だったものでしたが、それをスキな長さに切って使っています(これは3等分)。
細すぎる針、太すぎる針は使えませんが、2本の針を1つにまとめることができます(画像は7号針)。

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ピン

アイロンのスチームかけが1番、たまに袖付けの仮止めで使っています。
編み地のピン打ちは、すんごく時間がかかります。
初めて先生に教えてもらったときは、「えっ!そんなにー」と驚くほど小刻み。
アイロンの加減も難しい。
完成度を左右するくらいのものだと思いますし、スチームをかけすぎると伸びたまま復活しないので、様子を見ながらしています。
慣れもあると思っていますが、コツがなかなかつかめません。
ケースは、ルピシアの限定缶。
クリスマス柄ですが、編み物のイラストでしたので、箱ではなく、缶狙いのパケ買いです。
ピン自体は、まち針(編み物用で太め)とフォークピン(U字型)の2種類です。

ループ付編みだしテープ

これ、かなり便利です。
ですが、手に入らなくなり、店頭で見つけられたら、かなりラッキーです。
わたしも見つけて、確保しました。
コロナより前の話なので、今はもうさすがに見つからないだろうな…。

編み物をしたことがない方も読んでいただいているかもしれませんので、説明をすると、これは編み始めるときに使うものです。
編み始めるときは、作り目が必要ですが、それも「左手を使う方法(一般的な作り目)」「編んだくさり目の目を拾いながら編む方法(あとから解ける作り目)」「かぎ針を使う方法」と色々ありますが、このテープは「編んだくさり目の目を拾いながら編む方法」のくさり目の代わりになるものです。

使い方は、編み出しひも(つるつるしているひも)で必要な目数を1段編み、そのまま右に戻って、毛糸で1段目を編みはじめます。
編み物は、下から上に向かって編むことが基本ですので、最後まで編めたら、1段目を棒針で目を拾い、編み出しひもを引っぱって抜いて、リブ部分(ゴム編み)など、すその編み地を上から下に向かって編んだり、作りたいイメージに合わせた方法で作業します。

ちなみに、編み物のパターン本は、リブ部分も含めた裾から上に向かって編み、作り目も左手を使う方法(一般的な作り目)がほとんどです。
わたし個人の仕方はあえてテープを使ったり、「かぎ針を使う方法」のどちらかで、本も、修業も、作品も、ゲージでもそうしています。

このループを使うと、目が拾いやすいので、便利なのですが…(復活して欲しい!!)。
販売中止と知ったとき、「編み物人口って、少なくなってきているのかな」と思いました。
編み物しなくても、手軽に購入できるセーターはたくさんありますし、編む時間はかかるし、手洗いなどお手入れのことを考えると、小物は編むけど、着るものまではハードルが高く、なかなか手が伸びないのかもしれません。
修業中の身ですので、教室では編み物スキさんに出会う機会が多く、このような便利なものや方法などを知る機会があるものの、自分より年下のニッターさんに出会うことは少ないので、道具も減っていくのかなと思うとさみしく感じます。





ほかにも、製図用紙、デザインノート、ゲージメジャーなどもありますが、今回は人によって違いがあったり、どんな風に製作し、片付けているかが見えるものを挙げてみました。
「いろんなものを編めるようになりたい」というのもありますが、お気に入りの道具も手に入れたいと、どんどん欲深くなっています。
海外製の編み針は欲しいし、持ち運び用の編み針入れ、プロジェクトバッグ(編み途中のものを入れておくもの)は使いやすいデザインを作りたいと、ずっと考えていたりします。
実用的には、大きなアイロン台やブロッキングワイヤーがあったら便利かなと思ったり。
願望としては、機械編みもしてみたい…。

そんな感じで、気軽に買えるものから、いきなり買うにはハードルが高いもの、欲しいけど手に入らないものなど、編み物道具にもいろいろあります。
これからも、使いやすい、お気に入りものを探して、大切に使っていける方法(片付けの仕方)も見つけられたらと思っています。



では、今日はこのあたりで。