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【詩】歩み

かみさまは全てにやどっているよ

太陽も、山も、木も、海も、人にも

それは宿っている

かみさまはエネルギーの躍動だ

日の出や日の入りを観てごらん

あの刹那に躍動を観ることができる

ほんとはいつもどんな時もエネルギーは躍動してる

でも、ぼくらは忘れちゃう

ぼくらはエネルギーの躍動そのもので

かみさまと共にあることを

いいかい、山も動かないように見えて

山頂は風雪によって削られている

それでも無くならないのは

常に隆起し続けているからだ

ゆっくり、ゆっくりだけど

同じ状態ではいられない

人が酸素やガスに満ちたこの世界で

腐らずに生きていけるのは

常に新しい細胞に生まれ変わっているから

エネルギーが躍動しているから

ぼくらはエネルギーの躍動で

かみさまと共にいる

一生味わい続けたいと思う感動も

二度と味わいたくない悲しみも

どうしようも無い怒りも

残念だけど留まることはできないけれど

その変化とともに歩むことが

かみさまと共にあるということが

真実でありよろこびだ

ほら、もう変わることも変わらないことも

恐れる必要はない

共に歩もう。

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