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タイミング、流れというWonderful


北京五輪の高木菜那選手のレースを観て感じた
スピリチュアルな事を書きました。

自分が自分らしくなるという事について
こんな考え方もあるんだな〜と思って頂けたらと思います。

北京五輪で感じたWonderful

Wonderfulを辞書で引くと

Wonderful
1.素晴らしい、素敵な
2.不思議な、驚くべき
研究社 新英和中辞典より

とある。私は今回の北京五輪で“なんで?“

とめちゃめちゃ不思議に感じた事があった。

それはスピードスケートの高木菜那選手の転倒。

2度、似たような場所でそれは起こった。

本人は真剣に、より良い結果を目指して

やるべきことをやっていたのだと思う。

そんな思いを知ってか知らずか

あまりにもあっさりとそれは起きた。

人はその出来事をオリンピックの魔物と呼んでいた。

本人の心身のコンディション、

会場の雰囲気や整備状況

そんな色々なことが折り重なって事が起こるのだろうと思う。

しかし、それ以上に

何か彼女を彼女らしくする、何か不思議な力

wonder(不思議に) ful(満ちた)な何らかの

力がはたらいたのではないかと感じている。

Wonderfulな魔物、神様

古来より人は、理解を超える不思議を

魔物や神、もしくは神の意志として扱ってきた

現代でもそれは人の意識に深く根付いている。

日本では、江戸時代の平和と明治維新、敗戦というタイミングで

ガラッと宗教の捉え方の変更があり

今は科学信仰が強いので、霊性・スピリチュアルな

話は敬遠されるが、

イスラム圏では、待ち合わせの時間に遅れることも

神の意志でそうなったとして

コンセンサスが取れることもあるようだ。

つまり、それが起きたのは

神や魔物のWonderfulな力がそうさせたと考えることも出来る。

Wonderfulはどこにある?

人知を超える不思議な力はどこにあるか

宗教や地域によって考え方は様々だが、

インド思想に1つこんな考え方がある、

梵我一如

アートマンとブラフマンだ。

ブラフマンは宇宙そのものの真理であり

この世の全て。

アートマンは人間ひとりひとりに

宿っている霊性・スピリット。

そしてアートマンはブラフマンであるという事。

つまりひとりひとりが大いなるWonderfulを宿しているという事。

ということは、Wonderfulは自らと宇宙の全てを使って

その人に理解できない不思議な事を起こしている。

なんでそんな事するのか

それは、その人がよりその人らしくなる為の

体験をさせることなんじゃないかと思う。

きっと大丈夫

高木菜那選手の転倒は観ていてとても苦しい気持ちになった

4年間トレーニングを重ねて、あと一歩のところで

届かない、、、、そして2度とやり直せない

想像を絶するし、本人は何百倍も複雑な気持ちだろうと思う。

ただ、人間万事塞翁が馬で

夢のような良い出来事にも危ない側面があり

悪夢のような出来事にも必ず良い可能性がある。

これは紛れもない事実。

この転倒というWonderfulが今後どんな体験をさせたいのかは

彼女自身にしか分からない。

誰かや世間の為じゃなく、自分の感覚がこっちだ!

という方に進めばきっと大丈夫。

自分がより自分らしく進む時には

Wonderfulは必ず助けてくれる。

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