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セルフイメージを上げる為には⭕️か❌かで考えない事が大切だった。


世の中は⭕️か❌で考える機会が多いです。

ネットニュースでもテレビのワイドショーでも是か非か?と問いを投げられる事が多く

そう問われると、ついどっちかを選びがちです。

⭕️か❌で考える癖がつくとちょいと厄介です。

なぜかというと

極論に振り回される。

⭕️か、つまり勝ち負けでしか物事を捉えなくなる。

自分の意見と違う事に出会った時に、嫌悪感を抱いてしまう。

自分の意見を発信したり、開示するのが怖くなってしまう。

こんなことが重なってくると

実力が発揮しづらくなったり

生きづらくなってしまう可能性があります。

そんな⭕️か❌の二元論で考えやすい、ちょっぴり真面目なあなたに

この記事を読んだ後に、

なぁーんだ。そんな考え方もあるのか〜

そんな風に考えたら楽になるよねと思ってもらえるといいなぁと思っています。(結論は簡単なので、時間ない方はまとめだけ読んでもわかります。)


二元論 X セルフイメージ・鏡の法則


⭕️か❌の二元論で考えるメリット、デメリットはこんな事があります。

メリット:分かりやすい、スピーディー
デメリット:ゼロサム(0か100か)


そして、セルフイメージと鏡の法則という考え方があります。

セルフイメージというのは、モントリオール五輪(1976年)射撃・金メダリストのラニーバッシャムという方が自身のメンタルマネジメント論の中で展開した考え方です。

詳細は長いのでざっくり言うと、大事な場面で力を発揮する為の要素の一つで、日常生活における考え方や行動の仕方が大きな影響を及ぼすとされています。

要は、ポジティブな行動や言動を心がけて、悪口や不満を言わない、怒らないとセルフイメージが高まって、自分の実力発揮しやすいという事です。


鏡の法則というのは、まさにですが、相手に言った事ややった事が自分に返ってくるという事ですね。


※セルフイメージ・鏡の法則は目標実現、自己啓発、引き寄せなどのテーマとも相性が良いようで、調べるとたくさんの方がブログ書いておられるので興味あれば調べてみて下さい。


この3つが合わさると、どんな事が起こってくるのか、自身のスポーツの体験を元に考えてみました。


勝負がかかっている時の在り方

私は学生時代(もう10年以上前ですが)陸上競技をやっておりました。

種目は高跳びと110mH、今回はそのうち高跳びの話をします。

高跳びって知ってますか?



これです。

これがなかなかの心理戦なのです。それがほとんどを占めると言っても過言ではない


陸上というと一発勝負、乗るか反るかが一瞬で全て決まるんですが、高跳びは異色なのです。


それはなぜかというと、同じ高さに3回チャレンジできるからです。


例えば1m80cmをクリアしたら、次の1m85cmはまた3回挑戦できます。3回連続で失敗した人から脱落していく方式ですから試合がとても長引きます。


他人の動向を常に気にします。
跳躍の順番がどれくらいで回ってくるか時間を予測して動かないといけません。

ボーッと待ってたら体が冷えますが、動きすぎても疲れます。

その間ライバルの跳躍も見てますから、とても気になるわけです。


そんな中、自分より持ち記録の下の人が自己ベスト更新したとか、絶対に勝てないと思ってる人がなんか調子悪そうとか


もう心が揺れに揺れ動く訳です。


最初の方は、流れを掴む為にみんなの跳躍を見てました。


時には、ライバルの跳躍を一切見ないという方法を取ることもありました。


でもどんなに気をつけていても声や音で成功したかどうか分かっちゃいますし、あまりいい方法ではありませんでした。


そんな時に出会ったのが、セルフイメージと鏡の法則でした。


一流のアスリートはどう考えているのかと言うと、例えば世界トップクラスのプロゴルファーは


相手がカップインすれば自分が負けると言う状況で全力で入って欲しいと願うそうなのです。


なぜかと言うと、もし相手が外して自分に回ってきた時に、今度は自分が同じプレッシャーに晒される。鏡の法則を考えてやっているそうです。


ちょっと元の高跳びに戻して、2つの思考を高跳びのオリンピックの優勝が決まる場面と想定してイメージしてみました。


前提:自分が2m38cmを一発クリア。
ライバルは2回失敗して後が無し、3回目で失敗すれば、自分が金メダル。

皆さんは下記の①と②どちらの思考をした方が、実力を発揮しやすいと思いますか。

①もう跳ばないでくれと思う

相手が失敗したら、オレが優勝だな

相手が2m38cmをクリア

次は自分

また一発クリアしてやる。これで成功すればまた優位に立てる。
絶対クリアするんだ、今までやってきた事を信じろ。
オレは世界一努力したつもりだ、だから失敗なんてしない。

手に汗を握っている。心臓の鼓動が早い。焦るな落ち着け。
リラックスして跳べば必ずできる。リラックスだ、
跳んだ後を思い浮かべるんだ。よしいける!いける!スタートだ


②相手がクリアする事を願う

相手がその高さをクリアして欲しい。

2m38cmを相手がクリア

次は自分(2m41cmにトライ)

跳んでくれて本当にありがとう。この勝ち負けを共に競う瞬間が長く続く。これからの結果がどうなるか、今はそんなこと関係ない。
とにかくパフォーマンスに集中する。この勝負に臨んで感じている事こそが楽しい。終わらないで欲しい。
手に汗を握っている、心臓がバクバクしている。いつもと違うな。
そうだよなワクワクして当たり前だよな。
よし一息深呼吸して、スタートを切ろう。



いかがでしょうか。

どちらが実力を発揮できそうでしょうか。




なんとなく、②の方が集中して助走スタートできてそうじゃないですか?


正直なところ、どっちが本当に良い結果に近づくかは分かりません。

どんなにメンタルが重要だとしても、圧倒的に実力差があればで叶わない場合もあります。

ただ世界トップクラスのアスリート達がメンタルトレーニングをしていると言う事実があります。

では普段からどんな考えを持っておくと楽なのか


それしかないわけないでしょう

どんな考えを持ったらいいか、ヒントは

子どもが大好きな絵本

ヨシタケシンスケさん著作の

「それしかないわけないでしょう」

にありました。


⭕️か❌じゃなくて



⭕️🔺🟨⭐️⚡️、◎で物事を捉える。



もう比べようがありません。


何が良いのか悪いのか、もはやそこには無いのです。


だから鏡の法則でマイナスなセルフイメージになることもありません。


みんな違って当たり前。


かと言って人に迷惑をかけたり、法を犯してはいけません。


すると結局、グレーゾーンはどうするの?⭕️、❌じゃないって話になると思うんですが


その辺は光吉俊二さんと言う方が、二元論を超える発想について、なんと数学で理論を展開しています。(この方はロボットのPepperくんに感情を持たせた方です。)


気になった方は下記の動画か記事を見てみて下さい。


ちょっと逸れましたので、本流に戻ります。


⭕️、🔺、🟨、⭐️、⚡️、❌、◎で物事を考えるとめっちゃ楽になります。


自分が他人と意見が違おうが、大丈夫だなって思えるようになるし、


⭕️か❌で判断する人やグループに出会っても、ガチで傷つかずに済みます。

そこから離れられるなら、離れるがよし、離れられない何かがあれば、うまく変えていけばいいのです。


日常生活での可能性


スポーツならいいけど、日常生活、とりわけビジネスの世界では難しいんじゃないと思った方も多いはずです。

会社で⭕️か❌と問われて、🔺、🟨、⭐️と言ったら屁理屈だと言われかねません。

ただ、ビジネスのいいところは勝ち=1位🥇だけじゃないってとこです。

損して得取れ。負けるが勝ち。という言葉があります。

弱者には弱者の戦略が取れたりします。

負けて果実が得られるなら、あえて負けてしまいましょう。

それで自分が納得できれば全く問題が無いのです。


何が一番重要か(まとめ)


長々と書いてきましたが、大切なことはこれ!


⭕️の二元論で捉えるんじゃない


⭕️、🔺、🟨、⭐️、⚡️、❌、◎で物事を捉えるんだ!


是非やってみてください。

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