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やってみたいことを「とにかくやってみなはれ」

「死ぬまでにしたい10のこと」や「最高の人生の見つけ方」という映画のように余命が定まって、自分の人生に終わりが見えると、やりたい事がはっきりするんでしょうか。


スティーブ・ジョブズもスタンフォード大学での卒業生へのスピーチで死について話をしています。


"If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.

訳:「もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」その答えがNoでそれが何日も続くようなら、何かを変える必要がある。


大袈裟かもしれませんが、死ぬ時に


あの時ああしておけば良かったと思う後悔は少ない方が良いですよね。


今回の記事では私がやりたいことをやってみた時の感想を紹介します。


この記事読んだ方には、

なにかちょっとでもやってみようかな

という気持ちになってくれたらめちゃめちゃ嬉しいです。



飛んで火にいるなんとやら


ある時私が友人に頼まれ、結婚式の2次会の司会をする事になりました。


これを古い友人に言うとすごくビックリされるんです。


そんな司会をするようなキャラじゃないからです。


見た目に感情が出にくい冷静タイプなのと、陸上部だったので制服もきちんと着てた印象からマジメ人間に見られる事が多く


場を盛り上げるとかそんなイメージが全然無いんだと思います。(そんな私に司会をお願いしてくれた友人に感謝です。)


自分もそのあたりは認識してましたが、大学の部活で飲み会の幹事をして裏方として盛り上げたり


社会人になってからイベントのお手伝いなどで、司会者の方の仕切りを見聞きしたり、仲良くなって話を聞いたりしていると、


ちょっとオレもやってみたいな、できるんじゃないかという気持ちになっていたのです。


なんか、サッカーの日本代表の試合を見続けて、サッカーがうまくなっていると勘違いしてしまい、子どもに余計なアドバイスしちゃう人みたいな、、、あんまいい例えじゃないかな。


話を戻すと、そんな時に2次会の司会の話をもらったので、やるよ!と二つ返事で決めました。


決まってからは楽しかったですね


冒頭はどんな掴みで入ろうか


あの司会者さんはこうしてた、オレはどうやろうとか


会場後ろの方は声が届きにくいから、そこを気にしてあげると気が利くし、盛りあがる。と本に書いてあって(確かアメトーーク等を手がける加地倫三さんの本)


あっこれいいね〜などと


どんどんプランが出来上がっていきました


そして当日を迎えます。


結果はどうだったと思いますか?






全く思い通りにいかず、生き地獄を味わいました。



想定していた掴みすら言葉にできず


そっからビビりまくって



イメージと全然違う...と思いなら終了。



友人には申し訳なかったです。
(ちなみに友人には「ありがとう。全然大丈夫だよ」と声をかけてもらいました。お世辞もあるだろうし、私に依頼した時点でめっちゃ盛り上げて欲しいとは思ってなかったのかもしれません。)


やって気づいたこと


とても散々な結果になりましたが、


やらなければ良かったとは思いませんでした。


なぜかと言うと、司会者のような盛り上げ役は向かないなとスッパリと離れることができ、他のやりたいことに集中できたからです。


もしここでやらなかったら、


いつかやりたいリストに入ったまま、


いつかやる時に為に、書籍や情報を集めて


オレならこうやる、ああやると妄想して批評して


エネルギーを無駄に消費していたかもしれません。


これは自分がやりたいことじゃない



もしくは、失敗したけどおもしろい!もっとやりたい!


と思うことに出会う為には


とにかくやってみることが1番の近道だなと実感しました。


1つやりたい事を叶えたら次のやりたい事が見えてきたり、何かに気づいたりするはずです。


何かの先に待っていることが
あなたが人生で一番やりたかったと思うことかもしれません。


でもそれはやってみないと出会えないしわかりません。


今やりたいと思っている事はすぐにやる事をオススメします。


あの時やっとけば良かったなと思う事も、”今“そう思っているのだから、遅いなんて事はないです。


自分のやりたいことがこの社会情勢や人それぞれの状況に応じて現実的じゃないということもあると思います。


例えば、留学や海外旅行は難しいし、高校の時に学園祭で何かしたかったと後悔していたのだったら過去には戻れません。


その時は、「自分はそれを通して何を得たいんだろう」と考えてみてください


なぜそれをしたいか?この問いを3〜5回繰り返すと自分の本当に欲しい物事が浮かび上がってきます。


例えば、留学をテーマに考えてみます。

留学がしたい
↓ なぜ
新たな世界を体験したり、新たな友達が欲しい
↓ なぜ
見識が広めることができ、外国人の友達ができれば自信が持てそうだから
↓ なぜ(自信が持ちたいのか)
就活の時に話せるテーマが無い
↓ なぜ
人とは違うユニークな経験をしたことが無い(もしくは無いと思っている)


もうちょっと深掘りできるかもしれませんが、留学がしたいという気持ちの根っこの方にあったのは、人とは違う経験をしたことが無いということでした。


自分が探していたことって、「人とは違う経験」なんだって気づいてほんの些細なことでも探してやってみてあげると


不思議と次にやりたいことが見えたり、何か新しい気づきが湧いてきたりします。



死ぬまでに叶えておきたいリストは追加だけでなく


どんどんトライして消していきましょう。


きっとやればやるほど、きっと他にやりたいこと、やってみたいことは増えていくとは思いますが


自分の人生最後の日にYES!と思ってやりたいことに取り組めていたら最高ですね。


ぜひそんな人生を送る一歩を踏み出してみてください。


コツは


■今やりたいと思っている事はすぐにやる

物理的に難しい場合は「自分はそれを通して何を得たいんだろう」と考えてみる。

それだけです。




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