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Voca Book 11~20

内容変わらず、11~20になります。

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11 ○ストレングス
その人が既に持っている強み(能力、環境、意思)を示す。
ストレングスの視点で見ることで、肯定的な問題解決に繋がる。
コンプレックスをプラスに変換することも可能だが、慎重な対応が必要。
12 ○インクルージョン
多様性を認めた上で、それを活かすシステムを考えること。
一人一人に合った役割を見つけて与えることができるよう、
一人一人を理解する必要がある。また何でもインクルージョンすることは間違いで、タイミングや必要性も考えなくてはならない。
13 ○パターナリズム
相手の行為に対して、否定的な干渉をすること。
主に立場の強い者が弱い者に対して、その立場を利用して起こるもの。(親と子、教師と生徒、支援者と利用者、監督と選手など)
関係性と力関係のバランス意識を持たないものは、上の立場になってはならない。
ただ、相手を守るために立場を利用するパターナリズムは必要。
14 ○リフレーミング
ネガティブな出来事に対し、視点を変えてポジティブに変換すること。
怒りっぽい  ➡ 情熱的
ふざけている ➡ 場を明るくする
頑固     ➡ 意志が固い    など。
ただ、相手の気持ちを考えずにリフレーミングを行うと、傷口に塩を塗ることがある。相手の気持ちに共感することからスタートさせると良い。
自尊心や自己肯定感、安心感を与えてくれる魔法の言葉。
15 ○個別支援計画(ケアプラン)
一人一人のニーズに沿って、1年ごとに更新する、支援計画。
アセスメント(情報収集)する➡プランを立てる➡実行する
➡モニタリング(状況確認)する➡評価する➡再度アセスメントする…
全ての支援は、個別支援計画を元に行われる。
16 ○障害
機能的に劣ることではなく、「社会との壁」を示す。
障害は人生の難易度を上げるが、
適切な支援があれば、取り払うことのできるもの。
また障害を持つ者との関わりは、固定的概念を壊してくれる大切な働きになる。
17 ○発達障害
ASD(自閉症)、ADHD(注意欠如多動症)、LD(学習障害)の3つの総称。
脳の機能障害で、定型発達とはそもそも脳のバージョンが異なると言われる。
大人になってから、自分は発達障害だったと知る人も多い。
集中力の高い方が多く、スポーツで力を発揮する方もいる。
18 ○知的障害
先天的に、知能の働きが限られた状態にある障害。
軽度、中度、重度、最重度の4段階に程度別される。
自分の意見を伝えることが苦手な方が多いが、
丁寧で穏やかな声掛けだけでも安心を与えることができる。
スペシャルオリンピックスというスポーツの祭典がある。
19 ○身体障害
先天的、または後天的に、身体に不自由や制限がある状態のこと。
バリアフリーな環境や、補聴器や補装具を使用することで障害の壁を低くすることができる。
パラリンピック種目の多くは身体障害者スポーツでもある。
20 ○精神障害
脳挫傷や感染症(外的要因)、心的ストレス(心理的・内的要因)などで脳の働きに障害が起こる状態。
うつ病や統合失調症など、誰が、いつ、発症するかは分からない。
精神障害者スポーツは、当事者のQOL向上のためにも意義があるとされている。

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