僕がマンチェスターに移住する理由。
2021年8月29日、マンチェスターに向かう飛行機の中。
ウトウトしながら、夢想している。
この歌詞が頭から離れない。
今日から、これを書いた人が育ったバーナッジの近くに住む。
どうやってこんな歌詞を思いついたんだろう。
それを探しに、とりあえずマンチェスターに着いたら……
っていや、何しにマンチェスターに行くんだっけ!?
皆様お疲れ様です、りいちです。
全く寝れず、時差ボケに怯えております。
昨日、送別会で友人とお別れする時に、
『Are you nervous?』
(緊張してる?)
と聞かれて、不思議な体験をしました。
もちろん、緊張(nervous)してると思う。
でもワクワクする気持ち(excited)もある。
英語とかに心配や不安(anxious)もある。
家族や犬に会えない寂しさ(sad)成分もある。
そのバランスが何とも言葉にできませんでした。
『コロナ大丈夫かな?』
『エティハドに毎週行けるなんて夢が叶う!』
『マンチェスター訛り聞き取れない気がする』
『うちの犬、元気にしてるかな』
こんな感じで今も頭の中で洪水が起きている、半パニック状態。
なので、少し頭の中の整理をします。
僕がマンチェスターに行く理由を書きながら、お気持ちを収納していきます。
①日本を愛する
「海外に住むと、日本の素晴らしさがわかるよ!」
こんな言葉を移住が決まってから、100回はかけられた。
日本の素晴らしさ?そんなのわかってる。
温泉なんて最高だし、ヒロアカにハマってる。
ラーメンは世界一好きだし、何せ治安がいい。
こんな天国みたいな国はない。本気でそう思う。
でも僕はその国から出て、今違う国に向かってる。
上記の天国要素はどれもマンチェスターにはない。それでも行く。
本当にマンチェスターが好きで、どうしても行きたいんだね!
と自分に対して思う。が、どうもそれだけでもない。
おそらく、日本の素晴らしさをわかっていると言いつつ、「本当の素晴らしさはまだわかってない」と思ってるんだと思う。
外側から日本を見たい。
そしたら、もっと素晴らしいポイントが見えてくる気がする。
(二郎のラーメンはもう恋しい…!)
②親友からの一押し
僕には日本に住む、イタリア人の親友がいる。
単なる友人じゃない、もっと上。
お互い心の底から、幸せを願ってる。
数ヶ月前、彼と彼の友人に海外移住をしようと思ってる事を相談した。
正直急に海外に住む事について、ネガティブな反応がくるのを覚悟していた。
彼がイタリアから日本に移住してきて1年、僕の紹介で日本の会社で働いているし、日本での保証人にまでなっている。
反対する理由は色々とあった思う。
でも反応は真逆だった。
絶対にマンチェスターに行った方がいい、むしろ行かないとダメだと朝まで熱弁された。
昨日の送別会での表情を見てると、本当のところ彼も寂しいだろう。
でも、僕の挑戦したい思いを汲み取って迷わず背中を押してくれた。
そんな彼のパーソナリティを心から尊敬している。
この一押しがなければ、こんなに最短でマンチェスター移住を踏み切れなかったと思う。
よく行動力がありますね、と言って頂けるが違う。
色んな人に背中を押されて動いてるだけだと思う。
挑戦したい人が近くにいたら、迷わず応援してあげられる人間になりたい。
③2021年
1991年に生まれ、今、2021年に生きている。
生きている時代は、嫌でも人生に影響を与えてくる。
江戸時代の日本に生まれても、産業革命期のマンチェスターに生まれても。
その時々、臨機応変に対応して生きていかないといけない。
だから今生きてる時代が、どんな時代になるか把握する事は大切だと思う。
新型ウイルス・人工知能・遺伝子工学……
特徴的は様々あるが、1番の特徴は、「正解がなくなってしまった。」事だと思う。
いい大学を出て、弁護士になってもAIに職を奪われるかもしれない時代。
昨日産まれた子供が何歳まで生きて、その子供が生き抜く為、どんな技能を教えればいいか誰もわからない。
僕も英語を学んでるけど、2050年には日本語で話したら高精度で英語になるマイクが発売され学ぶ意味なくなってるかも。
変化だけが不変の時代。
今やりたいと思った自分の直感に従って、勇気を持って行動するのみ。
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とつらつら書いてきましたが、もう着きそうです。
とにかく現地から、プレミアリーグやマンチェスターシティのリアルをお伝えできるように頑張ります。
正直、友達も1人もいないイギリスに1人で殴り込むのは不安です。
ても、ノエルギャラガー曰く
明日から頑張ります!(10日間隔離されます)