[Review]横浜F・マリノスvヴィッセル神戸2021.05.09
こんにちは!こんばんは!CBYです!
いつ出来てたかわかんない港町ダービーに勝ち、
4連勝!!!!!!!!
そして3試合連続クリーンシート!
神戸の守備、マリノスが狙っていたスペース
といった順番で振り返っていきます。
CBYが見て感じ取ったものを書いてるので
こんな見方もあるんだって感じでお願いします!
スタメン・サブ
マリノスは中3日。
7勝3分1敗。得23失8(+15)。
勝ち点24で4位(11節消化)
直近5試合は4勝1分。
東京戦からはメンバー変えず。
後ろからの組み立てでロストするなよ!
的なボスの狙いがありそう。
神戸は中3日。
6勝5分け1敗。得18失10(+8)。
勝ち点23で5位(12節消化)
直近5試合は2勝3分。
こちらもメンバーは変わらず。
ベンチにいる助っ人3人がどう関わってくるか。
神戸の守備
~プレスの使い分けと狙い~
神戸はマリノスが
後ろを3人で回すか、2人で回すか
でプレスを使い分けてるように見えた。
サイドに追い込むのは変わらないが、
自分たちのCFと枚数が同数か否かで
プレスに行くタイミングを変えてた。
なるべく全体がスライドする距離・回数を
減らすために使い分けてたのかなあ。
とか思ったけど真偽のほどはわからない。
そしてもう一つの特徴として、
パスコースになりうる人を先んじて抑えておく。
的なものがある。
(前半30;00~のシーン)
なぜ先んじて抑えるのかというと、
ボールを受けた相手選手の選択肢を限定し、
サイドに誘い込むためだと思われる。
そうして誘い込んだところを
相手を上回る人数で制圧し奪う。
こんな狙いが神戸の守備にはあった。
マリノスが狙っていたスペース
この試合マリノスが攻撃時に狙っていたスペースは
神戸のDFラインとMFラインとの間。(所謂ライン間)
この試合、神戸の特徴の一つにライン間が
広がりやすいところがある。
DFはマリノスに対して背後への警戒度が高く
すぐ背後へのスペースを消そうとするが、
MFとFW陣は前からプレスしに行こうとするので
間が出来やすかった。
(特にSBとSHの間)
ここを起点としてゴールを奪おうとしていた。
エウベルが前に張ることでSBをピン留めして
プレスに行ったSHとの間が広がったところを
マルコスやAJが使う。
相手SBはエウベルや前田をなるべく自由に
したくないからかリアクションが多く、
マリノスのWG次第になりがちだった。
だからなのか
この試合マリノスのウイングはスペースを作るために
裏に抜けることより、留まることで
相手SBを”動かさないように”していた。
そして、AJはこういうスペースが好きなので
ものすごく活き活きとしながらプレー出来ていた。
今シーズンのAJは頭に描いたプレーが
そのまま実現できているから
笑顔ですごく楽しそうにサッカーをしてるように思う。
#やっぱり、天野純が良いんじゃねぇか
喜田や扇原が相手ボランチを引き付けることで
スペースを創り出して使う。
サイドに追い込んで人数をかけたところで
ボールを奪おうとする神戸のやり方を
逆手にとってスペースを創り出していた。
誰が内に入って誰が外に張るかという部分の
チーム・個人理解が進みつつあるから
ポジションチェンジが
スムーズに行えているように思う。
先制点も喜田が山口蛍を引き付け、
動かしてできたスペースをAJが使い
スペシャルなサイドチェンジから先制点が取れた。
相手がスライドしきる前に、
人数をかけようとしたところを狙って
空いてるサイドへ展開する。
相手の守り方を利用して
狙い通りの形で先制点が取れた。
今年のマリノスは
自分たちのサッカーをより効果的にプレーする為に
対戦する相手によって柔軟に考え、
大枠はそのままにディテールを変化させる。
そんなことをしてるシーズンだなと思います。
まとめ
今年のマリノスは試合ごとに狙って行ったプレーが
ちゃんと得点に活かされているように思えます。
シーズンも約1/3を消化し、攻守両面が噛み合い
順調に歩みを進めているマリノス。
正直、去年のマリノスから
こんなにも大人に変貌するとは思ってもみなかった。
底が知れない感じが今はあるので、
このまま順調にいけばいいなあ!!!
とはいえ次は鹿島なので、
油断せず戦っていきたいところ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。