[Review]横浜F・マリノスvサガン鳥栖2021.06.23
谷がありゃ山がある。
そんなことを思った試合でした。
如何にして上位対決を勝ったのか。
攻守について書いていきたいと思います。
スタメン・サブ
※黒い⇄は前節から代わった選手
マリノスは中9日。
10勝4分2敗、得32失15(+17)
勝ち点34で3位(16節消化)
直近5試合は3勝1分1敗。
6月に入ってからボスがセルティックに
引き抜かれたりカップ戦2つとも敗退と
絶望的な月を過ごしているが
その流れを上位を倒して立ち直れるか。
鳥栖は中13日。
9勝6分3敗、得23失8。
勝ち点33で4位(18節消化)
直近5試合は1勝4分。
リーグ戦だけで見ると8戦負けなしと
好調な鳥栖。リーグ戦8失点の堅守と
激しいプレッシングが持ち味。
そして、ブラックモンブランが鎖骨のスポンサー。
今年に入り九州限定だったのが関東に進出。
チョコにキャラメルっぽいやつをクランチしたものが
コーティングしてあって美味しい。
引き付けて引きはがす
まずはマリノスの攻撃の部分から。
この試合は鳥栖のどの強みを逆手に取ったかというと
人に激しくプレスすること。
そこを逆手に取って崩そうとしていた。
主に狙っていたのは3CBの左右と両WB。
ここを狙い撃つことで
後ろ5枚いるところにスペースとパスコース
を多く作ろうとしていた。
人に激しくプレスしてくるのでワンタッチでのパスや、
ワンツーなどテンポよくパスを回すことと
常にパスコースになることを意識して動くことで
相手を剥がし、ゴールに迫る回数を増やしていた。
意識と視線を操る
もうひとつこの試合目立ったのが
外→中→外→中
という敵陣での攻め方。
相手の視線を行ったり来たりすることで
ボールに意識を集中させ、人に対する意識を逸らし、
ゴールに迫るというやり方。
相手の意識と視線を操ることでチャンスを
作るものなのだが鳥栖の守備と相性が良く、
結構効いていた。
視線と意識を逸らすことで、相手を後手に回す。
これが上手く効いていたように思う。
鳥栖の選手たちはすこしマリノスのテンポと
合っていなくてボールに意識が
向きがちな選手がちょいちょいいたように見えた。
ファンソッコが怪我で離脱、
中野伸がベンチスタートと守備陣がベストな構成で
戦えなかったことも影響していたのかもしれない。
相手視点的なやつ作ってみたのでそちらも。
観た感じこんなんだな。っていう体で
作ったので悪しからず。
(もうちょっと上手く作れたかもしれない。)
このように相手を引き付けて攻めることで
守備の時も活きてくる。
ぐちゃぐちゃにする
自分のゾーンに入った人に引っ張られていく
鳥栖の守備は結構秩序を失うことがある。
守備の時に組織がぐちゃぐちゃにされるので
鳥栖は守→攻の過程でいるべきところにいない
的な感じになりパスコースがなく
奪ってから探す間が生まれる。
マリノスは奪われた後も
人と人の距離が近いので
鳥栖の選手に群がることが出来、
パスの選択肢やボールを持てるスペースを
消すことになる。
そうなると失わないためにボールに視線が落ちてしまう
のでプレスされてることに
気付かずかっさらわれることが起きる。
このような要素があり先制点へと繋がる。
マルコスが奪った瞬間にはもう
守備組織がぐちゃぐちゃだったので
なんかもういろんな部分がぐちゃぐちゃに。
ぐちゃぐちゃになったことで
鳥栖の4番島川相手に
2v1の状況を中央で作ることが出来、
圧倒的有利な状況を作り出した。
二点目も同じように
攻撃時に相手をぐちゃぐちゃにして
奪われた後、ボール周辺の人数差ですぐ奪い返して
ぐちゃぐちゃになったところを
最後は和田拓也が官能的なミスショットで締めて2-0。
(なんかよくわからないけど和田拓也には
官能的とかエロって単語が似合う。)
変わらないもの
ハッチンソンがメインになって変わるところが
あるのかなあと思ったら特に変わらず。
以前よりポジションレスだったり?
サイドの崩し方がパターン化されてる?
とか見ていて一瞬思ったけど
そんなに変化はなかったぽい。
ひとつ言えるとしたら
6月に入って鳴りを潜めていたマリノスっぽさ。
これを取り戻せたように思える。
最後に
なんかもうぐっちゃぐちゃ。
ぐっちゃぐちゃて表現したら頭の中が
ぐちゃぐちゃになってくぁwせdrftgyふじこlp
次は中3日でアウェイ徳島戦。
3月ぐらいに当たった時とは
監督もやってきて、新外国人選手も
試合に出ていたりと別のチームだと思った方が
いいかもしれない。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
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