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[review]セレッソ大阪vs横浜F・マリノス2021/10/24


こんにちは、こんばんは。CBYです。

ガルプラで推しが見事にデビューを
勝ち取った喜びでルンルンと見たら
あっけなく鬼門で散ったマリノス。

前半の試みを振り返っていきます。




スタメン・サブ


※黒い⇄は前節から代わった選手


マリノスは1週間ぶり。

現在、22勝6分4敗、得69失29(+40)

勝ち点72で2位。(32節消化)

直近5試合は3勝1分1敗、得10失6(+4)


ここにきてスタメンを結構いじくってきた。

来季を見据えたマスカット色となるのか

守備を如何に攻略するか
WGに対して1v1ではなくユニットで守る
意識がマリノスには重要になるか。





セレッソは直近のルヴァン浦和戦から
2週間ぶりの試合

現在10勝9分13敗、得40失42(-2)

勝ち点39で12位(32節消化)

直近5試合は2勝1分2敗、得4失4(±0)

ルヴァンの決勝進出を決め勢いがある。

2週間ぶりの試合ということで
対策はばっちり練られたと思われる。




チャレンジ


さてこの試合マスカットさんはスタメンを
いじくってきた。

それがこちら


水沼をトップ下に配置した4-2-3-1

ボランチも扇原・喜田セットから
岩田・渡辺へと変更。

いつも以上に流動的に
トータルフットボールみたいな..??


第一次スパレッティ期ローマの
CFトッティ、トップ下ペロッタみたいな..??

そんな香りを感じました。

図示して、こんなことしてた。
みたいなこと書きたいんですが
ちょうどいいシーンがないので
割愛させていただきます。

この戦い方は今月に入ってから練習しているようで
練習試合でも行ったことがあるそうで
この試合が初実装となりました。

マルコス出場停止
AJ怪我で離脱

セレッソはこの後すぐ天皇杯準々決勝
1週間後にルヴァン決勝と残留がまあまあ
確定しつつある今、タイトル奪取のためにも
ある程度面子を代えてくるであろうという予測。

これらの要素を考慮してスクランブルで
水沼を試したわけではなく
純粋に勝機があると見込んで
いじりだったと思います。

(この辺の要素はヒロさんが詳しく書きそうなので
そちらをぜひ参考にしていただけたらと思います)


どんなことを狙ってこの戦い方を
チョイスしたかというと


CB以外は自由にポジションチェンジしながら
局所で数的優位作って崩していく。

おおよそで言うとこんなことを志向していて
スタメンにもその狙いが垣間見えました。

CB・GK以外の面子は比較的
複数のポジション・役割をこなすことが出来る
がスタメンになりました。

ざっとわかりやすく示すとこんな感じ。

青がDFライン、緑がMF、赤が3トップ

をこなそうとしていた選手たちの名前。

推測ですが、札幌戦のラスト25分みたいな
大然を中央において得点特化させることを
固定で行うのではなく色んな人が色んなポジション
こなしながら同じようなことを行いたかった。

のだと思います。

ただ、SBの役割をこなすことが
出来る選手がピッチ上に
松原・小池しかいなかったので

インナーラップしてDFライン背後取る
みたいな奥行きを使う動きであったり
配給の役割までは同じようにこなすことは出来ず。


後総じてDFライン前までのスペースで
勝負してたのでもったいなかったです。

ただ、これが初実戦のなので
全てが思うように行く訳じゃないし
上手くいかない部分が多く出てしまうのは
致し方ないことだと思います。


実際マスカットさん的には
ハーフタイムコメにもある通り

とても良かったようで手ごたえを感じています。



良い悪いは僕たち外野も言えるけど
チームを率いて戦い方を定めてる長
こう述べているので良かったんだと思います。
(他にも沢山言ったことはあるだろうけど)


一外野としては先に2失点して
脈絡もない1点を何とか返した。

程度にしか見えてはなかったけども。
新しいことをチャレンジしていたので
まあしゃーなしかという感じです。



今か未来か


こんな未完成な状態の戦い方を
かすかに優勝が争えている今、行い

敗戦を喫したことで騒がしくなっている。

優勝という2文字が少しでも見えているだけに
今を手放すようにも見える前半の戦い方
には賛否両論あってしかるべきだと思います。

筆者としてはチャレンジは受け入れるけど
この完成度でやるんかいな。
とは思いました。

ただこんなことはポステコグルーさんの時から
あったなあと感慨深くなりました。

あの人も度々こんな感じに大事なところで
見たことないような戦い方をチョイスして
見事に散っていってました。

ただそのたびに反省を活かし
アタッキングフットボールをファンサポーターに
提供し続けてきたのも事実です。


この二人に通じるのは

結果論では測れない所を見据えている

ということだと思います。

この試合負けたからだめ。

この試合勝ったから良かった。

ということではなく

自分たちがやりたいことが
どれほど実現できたのか、チャレンジしたのか

こんなことを見ているんだと思います。

だからこそこの優勝が懸かった今
こういう姿勢が少し淡白に映ってしまうけど
誰よりも次のマリノスのことを考えている
のだと思います。


この辺のことは筆者みたいなペーペーより
ReviewやPreviewを書いている諸先輩方のほうが
理解されてるのでその方たちの
ご意見を参考していただければと思います。




まあ今シーズンの優勝をまだガチで
狙うならやらなかったような気が個人的にはします。
自分が監督なら多分やらない。怖すぎるから。

だからすごいんです。この人たちは。



最後に

図示するものが少なかったので
なかなかに伝わりづらかったとおもいます。


来シーズンに向けては良いテストに
なったんじゃないですかね。

戦っているのは今なんですけどもね。

マスカットさんが試合後会見で
立ち上がりに気を付けようとは話している。
とおっしゃっていたので改善しようとはしてる。

次が残留へ兆しをつかみかけているガンバ。

ラストに向けて対戦する相手が
ほとんど調子を上げてきてるなあという印象。

足元掬われず勝ち切りたい。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

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