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地域の動物保護団体との協力体制災害備蓄品としてペットフードを常備しているパチンコ店

今月の SDGs情報は、「動物保護」についてです。一般社団法人 ペットフード協会 (2021 年 12 月 調べ)によると、動物愛護管理行政事務に引き渡される犬・猫の数は年々如実に減少しています。これは、 今の世の中においての動物愛護協会そのものの考え方や、活動の仕方が変化し、保護猫や保護犬に対して の見方や考え方が変化したからと言えます。 そして、それにすこしだけ関わった活動をしている店舗がシティグループにはあります。

ベルシティ ザシティ 篠崎店

以前にも篠崎店の取り組みをお話しさせていただきましたが、今日は猫に関わるお話。

篠崎店は、災害時における帰宅困難者の⼀時滞在施設として、江戸川区と協定を結んでいます。また、 災害マップの掲示や災害備蓄として、水や非常用トイレなどを常備していますが、そのラインナップの中 には、他ではちょっと見かけない猫ちゃんのご飯もあるのです。

人だけでなく、今や家族の一員と言えるペットにも配慮した取り組み。こちらはベルシティ ザシティ 篠崎店 高関修司チーフの提案から始まりました。

人間の食べ物と違い、賞味期限が短いペットフードですが、廃棄はせず、食べられる段階で江戸川区の 猫を保護している団体に寄付をする事で、この取り組みを永続的に行えると判断し、始めたと言います。

そして先日、備蓄として置いていたペットフードは、無事、保護団体のもとへと届きました。

高関チーフと「平井・小松川 Shippo の会」保護団体の方々 現在は、コロナ禍という事もあり、保護団体の方がお店まで足を運び受け取りに来てくださったようです。

備蓄・寄付、保護猫活動の団体とお会いして気づいたこと そして、お店としてできること ~ベルシティ ザシティ篠崎店 高関修司~

まず、猫・犬の保護についてボランティア活動の認識の違いを感じました。一般的にボランティア活動 をしている方はみんな猫・犬が好きで殺処分になってしまうのはかわいそうだから保護をして、一緒に過 ごせる方を探しているのだと思っていました。
もちろん、そういった団体様もいらっしゃると思いますし、引っ越しや事情により一緒に住めなくなっ た際に一時的に保護をして里親探しをお手伝いしているという団体様もいらっしゃいます。

今回、篠崎店の防災備蓄の猫のご飯を寄付した「平井・小松川 Shippo の会」は、江戸川区にいる野良 猫を対象として保護活動を行っています。猫が好き・かわいそうという気持ちはもちろんありますが、地 域の為にボランティア活動しているというのが根底にあるそうです。
野良猫には餌付けをしてはいけないという認識が一般的だと思うのですが、TNR※という方法で意図的 に餌付けを行うなど、江戸川区と連携をとり野良猫を減らしていく為に活動しているそうです。

※TNR(NPO 法人)Trap・Neuter・Return(トラップ・ニュ ーター・リターン)を略した言葉で、捕獲器などで野良猫を捕 獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に 戻す(Return)こと望まれない出産をなくし、殺処分数を減ら すのに有効な最も手段

篠崎店としても地域の為に何が出来るか考え、SDGsを通して取り組んでおりますので、今後も協力で きるところは一緒に出来たらとお伝えしております。
現段階でできる事として Twitter での譲渡会の告知や野良猫や保護についての資料等の掲示することで、 正しく理解してもらえるよう協力していきたいと考えており、こちらは既に取り組みを始めています。 (高関)

最初は、お店に来るお客様、地域の方々へ安心してもらうための災害備蓄品から、そして、動物保護へ。 お店の取り組みから、また 1 つに“地域のためにできること”を見つけた篠崎店でした。