人生の「業(ごう)」、与えられた生きる役割

これも社会問題の一つだと思いますので、敢えてここで書かせてください。

今日ほど「他人の幸せが憎い!」とやりきれない気持ちになった事はありません。

今日の職場の朝礼で、女性の支援員さん(スタッフさん)のお一人が実は妊娠されていて、安定期に入ったため皆さんにご報告します、引き続き重い荷物は持てないなどご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いしますと事業所長から発表がありました。

ご懐妊は喜ばしい事です。しかし、そうして生活のステージを順調に登っていく人を見るとき、僕は何とも無念で他人が憎いという、最低な感情に支配されてしまいます。

福祉事業所から一般就労に卒業した、結婚が決まった、妊娠した・・・僕は全て諦めています。

理由は、僕の両親が「毒親」かつ精神障害者、発達障害者である事で、まず僕が親から受けるダメージでクタクタになってしまい、とてもパートナーと交際する気持ちも体力の余裕も残らない事、僕は社会民主主義者で、自分だけが勝ち上がって経済的に優位になりたいと思わないから今の職場に残っていること、今の日本の世の中に子孫を残すことが、子どもにとっては修羅場になるような予感しかせず、子どもを持ちたいと思えないし、現実的に体力的にも経済的にも余裕がない事があります。

僕は両親に、彼女の存在がある事が分かると、母親は息子を手放したくない想いから半狂乱になりわめき散らし、父親は彼女の素性をネットのSNSなどでこっそり調べ、結果あまりの母親の嫌がらせに破局した経験もあります。ですから4年前から絶縁状態ですが、経済的理由から親族(母親の姉)経営のアパートにタダ住まいさせてもらっているため、今も両親は僕の情報を何とか知ろうと血眼になっていて、LINEで勝手に友達登録をされてメッセージを送られたり(即ブロックしました)着信拒否しているにも関わらず何十回も着信履歴を残す、夜中や早朝の訪問(居留守を使って会いません)と、修羅場のような生活をしています。

スムーズに生きている人が憎い!と思うのは最低な人間かも知れませんが、今の職場はみんな障害者や難病の人なので、みんな少なからずそんな想いを抱えています。

まだ女性は、男性の性欲をうまく利用すれば仲良くなる事はできますから(偏見かも知れませんが、男性とはそういうものです。ただ、女性は悪い男とくっつくと後で苦労します)、僕は男性ですから、本当に一人。障害者だし、政治的主張もするし、余計に周りから見たら「取っ付きにくい人間」です。

苦しい・・・やりきれない。お腹を壊すので酒に逃げる事もできません。

しかし僕はこれを受け入れて生きていきます。そうすれば良い事があるとも限りませんが、これが僕の人生の「業(ごう)」ですし、こういう事を文章にするのが僕の能力だし役目だと思うからです。

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