減っていく預金残高と有り余る時間と

夏ど真ん中で休職し気づけば年末といわれ始める季節になっていた。

復職にも自分の体調と職場とどちらも整備しなければならない問題があるよう。つまりまだ休職継続中である。

休職は僕を乱していた元凶から離れることで体調という面においてはかなりの改善をみせてくれた。一方で人間の欲に終わりが無いよう、負の感情にも終わりはないらしい。減っていく預金残高とたっぷりとある時間が不安を生み出してくれる。

その2つの大きな入り口から道はどこまでも続いていて足元が見えないほど暗い。そんな道中の脱出口は希死念慮か誰かの所為にするかくらいしかない。

時間は僕を癒し僕を苦しめる。詰んでいる絶望に死にたくなるし、自分が欲しかった言葉なんて貰えないから誰かの所為にする。

でも本心を言えば不安の前に失敗、不正解なんて思われたくない。それくらいの反骨精神はもってもいいよな。誰かに認めてほしいんだな。誰かにマルをつけてほしいだけなんだよな。きっと。

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