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2ヶ月半で簿記3級に合格した話

みなさんこんにちは、すみれです。
前回ブログを書いた時はまだまだ長袖で寒い日が多い季節でしたが、
今ではすっかり外に数分いるだけで汗が滲んでくるようなそんな季節になりましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
前回のブログで書いた転職先に入社してから5ヶ月が経とうとしています。
働いていると毎日があっという間ですね。
そんな私は今経理事務の仕事をしています。
入社の際に簿記3級を取得するよう言われたので昨日受けてきました。
無事に合格することが出来ました~。
94点、なかなか頑張った方だと思います。
入社前、簿記の知識は全くなく、日々仕事を教えてもらいつつ簿記の勉強をしていたので実践を伴うことで知識が定着しやすかった、ということはあるかと思います。
簿記は独自の用語に始まり、仕訳を行い、試算表を作り、精算表を完成させるという一連の流れがあります。
そしていざ勉強をはじめてみると「何が何だかよくわからない!」と混乱する人も多いのではないかと思います。
そこで今回は私流ではありますが、簿記3級の勉強方法について書いてみようかな~と思います。
あくまで一例として参考にしていただけたら嬉しいです。
ではでは。

1、参考書について

まずはじめに大切な事…。
参考書にはお金をかけましょう!
というのは、2年位前?範囲の改定と受験時間の短縮がありました。
それに伴い出題傾向も変わっています。
なので可能な限り、最新の問題集を買っておいた方が直近に自分が受ける試験に対応できるのではないかと思います。
古本屋に最新の参考書があればそれで構わないと思うのですが、
はじめ私は良く知らずに改訂前の参考書をブックオフで買ってしまい、
結局買いなおしたのでみなさんも気を付けてください(;^ω^)
ついでに最近の出題傾向も調べて置くと良いかと思います。
書店に行けば分かるのですが簿記の参考書は種類が多いです。
そのため実際に足を運んでみて自分に合いそうなものを探してみてください!
また、3級に関しては基本参考書1冊、問題集1冊で十分かと思います。(内容にはよりますが)
これは簿記の勉強に限らずですが、むやみやたらに手を出すのではなく1冊を完璧に解けるようにすることを意識するとよいと思います。

で、私が買った参考書が以下3冊です。

①『朝10分で差がつくちょこっと簿記』:ふくしままさゆき

朝10分で差がつくちょこっと簿記 第2版 | 株式会社誠文堂新光社 (seibundo-shinkosha.net)

ふくしままさゆき先生は簿記界隈ではかなり有名な方みたいです。
youtubeもやってらっしゃるみたいなのでつまずいた時はこの方の動画を見てみるのも良いかもしれません◎
内容ですが、「簿記の勉強を始める前の入門書」と書かれてあるように、
簿記のそもそもの最終目標はどこなのか?といったことに始まり、
仕訳の考え方や実際に試験に出てくる仕訳の範囲を一通り網羅していると思います。
イラストもあるのでわかりやすく、いきなり参考書で勉強を始める前にさらーっと読んでおきたい1冊です。
厚さもそんなになく、サイズも小さいので通勤時間にうってつけです。

②『スッキリわかる日商簿記3級』:滝澤ななみ

スッキリわかるシリーズ スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 | 資格本のTAC出版書籍通販サイト CyberBookStore (tac-school.co.jp)

みなさんご存じのスッキリシリーズです。
売上NO.1の名に恥じないとてもわかりやすい構成になっています。
基本的には参考書としての側面が大きいですが、別冊で問題集がついており
単元ごとに問題がありますので一つ読んで理解できたら問題を解くというインプットとアウトプットを流れ作業で行うことが出来ます。
また、巻頭には近年の簿記試験の傾向とその対策についても記載してありますので本当に至れり尽くせりな1冊だと思います。

③『合格するための本試験問題集日商簿記3級』:TAC簿記検定講座

よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記3級 2022年SS対策 | 資格本のTAC出版書籍通販サイト CyberBookStore (tac-school.co.jp)

この問題集は季節ごとに改定されているようで私が購入したのは「2022年春夏対策用」でした。
そのためこの問題集は本番の試験に非常に近い構成となっており、
この問題集を完璧にしておけばかなり自信がつくと思います。
前半に各大問対策と例題、後半に模擬試験12回分、特典としてネット模擬試験10回分がついています。
これだけのボリュームで2000円以下なのは純粋にすごいと思います…。
今回私はネット試験を受験しましたが、この問題集でネット模擬試験を解いていなかったら慣れない仕様に焦っていたと思います。
そのため、ネット試験を考えている方には強くお勧めしておきます。

2、勉強の流れ

まず勉強を始める前に試験の申し込みをしましょう。
そうすることでやらねばという焦りも出てきます。
ペーパー試験を受けるのかネット試験を受けるのか、についてですが
ネット試験の方がメリットが大きい気がします。
ネット試験はランダムに画面上に問題が表示されますが、
基本を抑えていれば解けるような問題が多いそうです。
というのも、同じような難易度の問題を組み込みランダムで選出されるそうなのでペーパー試験と異なり難易度に差が出ることが少ないと思います。
また、会場・日時を自由に選択することが可能なので自分の好きなタイミングで受験することが可能です。
そしてその場で結果が出るのも個人的にはもやもやしなくていいなあと思いました。

では、申し込んだら勉強のスケジュールをたてましょう。
大体このくらいの期間でテキストを1周するというように決め、次に1週間単位での予定を組みます。
働いているとスケジュールがずれることも度々あるのでその都度修正していきます。

私は、
①を約1週間で1周
②を約3週間で1周
③の模擬試験12回分+ネット模擬試験10回分を約1ヶ月で1週
残り半月は苦手分野の復習と今まで間違えた問題の復習などに時間を費やしました。

流れとしてはインプット⇒アウトプットですが、
簿記の勉強は習うより慣れよの部分もあるのでインプットをしたらその都度アウトプットをして手を動かした方がいいです。
最初は何となく理解して問題を解いて…という感じでも繰り返していくうちに理解度が深まるはずです、多分。
また、重要なのが問われている科目が資産・負債・純資産or費用・収益のどれに当てはまるのかパッと分かるようにすることです。
恐らくネットで探せば科目一覧表とかあると思うので自分ですぐ見れるように手元に置いておくのもいいと思います。

試験範囲を一通り網羅したら後はひたすら問題演習を繰り返します。
この時に大切なのは、時間を計って解くことです。
簿記試験は「時間が足りない」と言われることが多いですが、
私も例にもれずそうでした。
最初の方はそもそも全問解き切ることもできず、かと言って埋めた問題も間違えてばかりで悲惨でした。
そのため、時間配分が非常に重要となってきます。

解く順番としては、
大問1(15分)⇒大問3(25分)⇒大問2(12~13分)⇒見直し(7~8分)
が個人的には理想かなと。
大問1は配点45点あるのでここは得点源です。
大問3は決算の仕訳は基本決まっていてパターンは毎回同じなので慣れれば難しくないです。
大問2はパターンがいくつかあり、推測力が問われるので後回しにしたいところです。
私は大問2が苦手だったので試験直前はひたすら大問2を10分ちょっとで解けるように練習をしました。

問題演習を繰り返していくうちに自分の苦手分野はわかってくるので後は苦手を潰して正答率を上げていくことが大切です。
また、電卓を打ち慣れていない場合、最初の方は桁数が多く打ち間違えることもあるかもしれません。
私は、ネット試験で解答を入力するときに0を打ち間違えたり、画面上の数字を読み間違て計算をミスしたりということがありました…。
そのためネット試験に慣れておけば実際の試験でも慌てず冷静に解いていくことができると思います。

つまずいたら、とにかく分かることを紙に書くといいと思います。
そうすることでひらめくことも多々ありましたので。

文字ばかりになってしまいましたが、大体抑えておくべきポイントについては述べられたかと思います。

3、おわりに

最初は意味不明で「???」となることも多いかとは思うのですが、
継続がものをいいます。
回数をこなせば問題文を読みながら「あ~ハイハイあの仕訳ね」ってなるようになりますのでめげずに頑張ってください。
もし個人的に聞きたいことがありましたらコメントにてお願いします。
ここまで拙い文章を読んで頂きありがとうございました。
(2級の範囲をチラ見したら範囲広すぎて固まったよね…。)



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