「ブランド10周年に向け、すでにイメージはできあがっている」。アニバーサリーへの思い、そして新作。デザイナー自ら語る25SSご予約会を開催
渋谷区幡ヶ谷のコンセプトアパレルショップPOESIES(ポエジー)にて、半期に一度の恒例となりました先行ご予約会を開催します。
下記3ブランドの2025SSサンプルをPOESIESにご用意し、会期中は3ブランドをディレクションするデザイナーTsutomu Mizuno氏も在店します。
DESSIN DE MODE(デッサンドモード)
ROUTINE(ルーティーン)
pas deux pareils(パドゥパレイユ)
2025SS ORDER EVENT
at POESIES
2days
7/27(sat.)、7/28(sun.)
12:00-19:00
ーDESSIN DE MODE10周年へ向け、すでにイメージはできあがっているー
今回は個々のテーマなどは設けずに、3ブランドを1つのブランドとして考えました。インスピレーションとなった映画もありません。
もともとROUTINEやpas deux pareilsは、DESSIN DE MODEのカプセルコレクションから派生したブランドでしたので、それらをクロスオーバーさせたプレゼンテーションはごく自然なことではあります。
pas deux pareilsのシャツを着てDESSIN DE MODEのデニムを履いて、ROUTINEのニットを羽織る。スタイリングのイメージを膨らませ、各アイテムの役割を考えながらコレクションを完成させました。ただただシンプルな考え方です。
次回、25FWはDESSIN DE MODE 10周年のアニバーサリーのシーズンとなります。各ブランドの色を強めながらも、更にMIXしたスタイルを次は作りたいと思っています。原点への回帰であり、同時にブランドやクリエイションの進化でもあります。特別なことをするつもりはありませんが、すでにイメージはできあがっています。
25SSのROUTINEはヴィンテージテイストを編み柄で表現しています。
おばあちゃんの手編みのセーターのようで、着るとモードな表情に変化するアイテムは、まさにROUTINEの到達点と言えるでしょう。
グランパコア・テニスコアといったトレンドと重なるように見えるかもしれませんが、特に意識している訳ではありません。
pas deux pareils新柄の「RAINBOW」は、24SSでも一部展開がスタートしました。これもマーブル柄?という質問が多かったのですが「ホグシ」という代表的な技法を使っています。
液体ではないので、染料が原色のまま細い線となってプリントされます。
今回はBois&Forets(ボア・エ・フォレ)の新作はありません。特にシーズン性を設けていないので、素晴らしい技術を持った職人との出会いや、アイデアがふと浮かび上がる瞬間があればedition.03の制作に入りたいと思います。
Tsutomu Mizuno
ーDESSIN DE MODE
日本の素材と日本の高い縫製技術や職人技を用いてコレクションを製造しているブランド。
デザイナーは一年の大半を全国の技術の高い職人や工場をまわる事に費やし、その対話や信頼関係から新しい創作が生まれています。
ーROUTINE
新潟県五泉市のニット工場、ナックのファクトリーブランド。ナックのスペシャリティと言える「チーゼル加工」を施したアイテムを中心に、ヴィンテージニットを追求したコレクション。
ーpas deux pareils
1920年代に開発されたマーブルプリントの技法は、発祥の地ヨーロッパでも90年代に途絶えたと言われていた。その技法を世界でただひとり継承する職人が日本に存在した。
pas deux pareilsは染色職人、野瀬守可氏の作品を贅沢に使用した、京都マーブルのファクトリーブランド。
ーBois&Forets
日本の手仕事や職人技にフォーカスしたニューレーベル。DESSIN DE MODEのアイデンティティや創作における哲学を凝縮したアートピース。
2025SS ORDER EVENT
at POESIES
[ 期間 ] 2024年7月27日(土) 〜 7月28日(日)
[ 時間 ] 12:00 〜 19:00
[ SHOP 情報 ] POESIES(ポエジー)
東京都渋谷区幡ヶ谷 2-1-3 高橋ビル 1F
tel : 080-5739-0795
▪️会期中はデザイナーTsutomu Mizuno氏が在店します
同時開催
Vintage Remake Denim POP-UP at POESIES
@dessin_official
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