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amachi.など注目のインディペンデントなブランド3選
ここ数日、世界的に注目されているビッグメゾンやデザイナーの動向を中心にお伝えしてきました。
本日はすでに注目されていますが、これからさらに話題になりそうなインディペンデントなブランド3選をご紹介します。
時代の空気感をしっかり捉えながらも、個性が際立つクリエイションを展開している3ブランドです。
1.amachi.(アマチ)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51014150/picture_pc_bd0cead88a55f11e8593bc998ad06cdb.jpeg?width=800)
今僕が最も興味をそそられるブランド、アマチ。デザイナーである吉本天地氏は、ミュージシャンとして活動する両親の元、ヒッピームーブメントの聖地として知られる北カリフォルニアのエルクバレーに生まれる。電気も水道もない大自然の中、回りの住民の多くはミュージシャンや画家、陶芸家などの様々な国籍のアーティストたち。その特殊な環境で幼少期を過ごす。
その後日本へ移住、2017年長野県の山麓にアトリエを構えメンズウェアレーベル、アマチを創設した。
彼の生い立ちはファッションデザイナーとして非常に稀で、その自己のルーツを明確に表現したスタイルに感動してしまいました。「自然との結び付き」「伝統工芸の技術」「テクノロジーとの共存」など、今まで出会った事がないようなコンセプトや世界をファッションで創造しています。しかしそれはただの「伝承」では終わらず、優れた日本の生産技術を背景とし、アルチザンと呼べばいいのか、クラフトなのか、はたまたプリミティブアートなのか。現代を見据えた素晴らしい商品を作っています。アーツ・アンド・サイエンスを手掛けるソニアパーク氏が惚れ込むのも非常に分かる気がします。
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50742165/picture_pc_80a2f9455aab2058dcc3a8e2098f6a19.jpeg)
2.CIOTA(シオタ)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830272/picture_pc_1a9d39287c7dc6c6aa37d2e86e2bd80a.jpeg)
岡山県の縫製工場であり生地屋さんでもある株式会社シオタが手がけるブランド。数々のブランドでデザイナーを歴任してきた荒澤正和氏がシオタに入社、新しくこのブランドを立ち上げたそうです。
凄いのは原料の選別から、生地のデザイン、生地織り、洋服のデザイン、縫製仕様の考案、縫製まで、洋服作りにおけるすべての工程を自社で行なっていること。
オーラリーやコモリといった、「生地や生産背景にこだわったミニマルで上質なブランド」の中でも群を抜いた徹底ぶりだと思います。
そしてファクトリーブランドだからこそなし得た、そのコストパフォーマンスも大きな魅力となっています。荒澤氏のインタビューのリンクを貼りましたので是非ご覧ください。
「値段とクオリティのバランスにおいての、最高品質のプロダクトづくり」。20年以上アパレルに携わり、川上から川下までファッション業界の服づくりのすべてを見てきた人が、最後のキャリアにやりたかったことがこれだった。
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![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830121/picture_pc_aaadc6c5ad54ebda03673875c753ddc9.jpeg?width=800)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830127/picture_pc_fabf9dd2e9a64bf9ff0b0865a372a2ea.jpeg?width=800)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830147/picture_pc_e9025c36fdb95d87a4c2143892f67771.jpeg?width=800)
3.CAMIEL FORTGENS(カミエルフォートヘンス)
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最後はカミエル・フォートヘンス。1992年生まれの若き才能が、2014年にオランダで設立したブランドです。インスタレーションの手法を見ると、どうしても過去のマルタン・マルジェラを思い浮かびます。
何気ない日常やヴィンテージの衣服からインスピレーションを受けている、という部分にもやはり共通性を感じます。
どこにでもありそうなシンプルでスタンダードなワークウエアやスポーツウエアがベースになっているのですが、独特の素材の使い方、小さなシルエットの変化、そして何より始末されていないカットオフ、わざとずらした裁縫など、その未完成な魅力に惹かれます。
やはりコムデ・ギャルソンやマルタン・マルジェラを感じる個人的にも好きな雰囲気のブランドです。
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![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50871144/picture_pc_ce5c9a78b2cd5ceb663254c20ab15ce8.jpeg?width=800)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830773/picture_pc_ce1f6a79979558f8602b7fa8711e0b80.jpeg?width=800)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50830786/picture_pc_d5e9f0ea7366a9369699ffe3ad7f7bd1.jpeg?width=800)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51010420/picture_pc_40ea580d991ddc69c1da10614e26c273.jpeg?width=800)
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終わりに
(THISIS)SHIZEN(ディスイズシゼン)
始めにご紹介したアマチですが、京都新風館に昨年オープンした「NATURE&ART / 植屋 」と「EAT / 茶屋」の複合ショップ、(THISIS)SHIZEN(ディスイズシゼン)のスタッフユニフォームの作成を担当したそうです。こちらのショップ気になっているので是非行ってみたいです。
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![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51051100/picture_pc_b7af0e0c62bcd6b9f4bc58aedd36c170.jpeg?width=800)
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