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海外営業になるため最初に取るべき2つの行動
海外営業の経験は、自身のキャリア形成へプラスになり、人生の価値観を広げてくれるなど、多方面で非常に良い経験だと私は思っています。
また条件が重なれば、他職種と比較すると多少年収も高かったりもします。
今回は、「海外営業になるにため最初に取るべき2つの行動」についてご紹介したいと思います。
もちろん、本テーマに関係なく、物事には一つの正解はなく、色んな方法があります。
その点だけはご留意願います。
結論
➀英語を勉強
②海外展開している大手企業に就職(転職)
英語のを勉強
やっぱり、海外営業をする上で語学は避けられません。
語学の中でも英語が重要です。
私が思う英語が重要である大きな理由は、今後成長する海外市場は非英語圏が多いためです。
「成長する市場は非英語圏=英語が重要?」と思うかもしれません。
例えば、ベトナムが人口10億人以上の国であれば、ベトナム語をマスターしてベトナムに特化すればよいですが、そうではないですよね。
今後アジアで成長すると予想されている非英語圏は、ベトナム、インドネシア、中国(*1)、インド(*2)、フィリピン(*2)などです。
(*1)
中国は既に経済大国ですが、人口も多く貧富の差が大きいため、「成長性」という意味ではまだ投資効果はあります。
(*2)
インド、フィリピンの公用語は現地語と英語です。しかし、教育の格差から現地語しか話せない人もまだまだ多いです。
本来なら、現地語を話せる事がベストでしょうが、1カ国に特化した営業はキャリアも狭まるため、お勧めしません。
但し、インドと中国は市場もかなり大きいため、英語に加えて、第3言語として中国語、或いはベンガル語も話せると最強ですね。
一方で、基本的にグローバルビジネスに就いている人は、英語が話せる人が殆どなので、どこ国に行ってもやはり英語がメインになります。
そのため、海外営業をする上では、英語は必須のスキルです。
海外営業を志望する上で、全く英語ができないのは信憑性を欠いてしまいます。
野球で例えると、グローブとバットを持参せずに、野球チームの入団テストを受ける様な事でしょうか。
そのため英語が苦手な人でも、海外営業を目指すと決めたら、その日から英語の学習は始めるべきだと思います。
海外展開している大手企業に就職(転職)
海外営業になるには、大手企業への入社をお勧めします。
特に、若い時には大手企業をお勧めします。
もちろん、中堅企業でも海外展開している企業はありますが、若手へのチャンスという意味では少ないです。
私は零細企業から超大手企業を担当してきたので、中の人の話を聞く機会が多くありました。
その経験から、やっぱり大手企業でないと海外営業を経験出来ないと実感しています。
主に下記の理由から中堅企業以下では、海外営業になるチャンスがないです。
中小企業は海外進出に投資する余力がない
海外展開するには、会社体力(資金面)の余力が必須です。
何故なら、海外展開を成功させ、安定的に商売を継続させるためには、かなりの時間、労力と資金が必要です。
そもそも安定して海外と商売できている中堅企業は少ないです。
大手企業は先行投資が出来ていた事から、既に海外展開に成功しており、安定的に商売もしている企業が多いです。
そのため、若手も新しく引き継ぐ担当として、任される機会が与えられるわけです。
海外とのパイプがない
大手企業であれば、海外に支店を持っています。
また支店が無くても、国内で大手企業の顧客と商売があったりします。
国内で大手企業と商売をしていると、海外展開のチャンスもあります。
極端な例で例えると、トヨタ自動車向けに部品を販売しているとします。
そうすると、トヨタの米国工場でも自社製品を使用したいと連絡を受ければ、確実に米国市場での売り上げが見込める中で、米国進出ができます。
米国での拠点を安定化できれば、米国での他の自動車メーカーへの販売が出来る可能性が出てきます。
この様に海外展開を積極的に行っている企業の国内工場に製品を納入していれば、おのずと海外とのパイプも増えるという事です。
しかし、高い独自技術を持っていない限り、トヨタと直接商売できる企業は、ある程度大きな規模でないと難しいです。
以上が、海外営業になるためには、大手企業への就職(転職)をお勧めする理由です。
最後に
今回は海外営業職に就くために取るべき行動を紹介しました。
もちろん、海外営業職には他にも色んな入口があると思います。
最終的には、自身の現状を分析して、何が必要なのかを把握する事が近道になるかと思います。
本日は以上になります。
それでは、一人でも多くの海外営業の仲間が増える事を楽しみにしています!
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