家トレに変えてよかったこと②
前回に引き続き 家トレ第二弾!
今回のテーマは
「デメリットをどう捉えるかが重要」
家トレがいいって言ったって、ジムにしかないマシンやトレーニングは絶対あるだろうしデメリットだってあるんじゃないの?
その通りです。
しかしそれらはあなたのタイプによって
些細な問題でしかなかったり、大きなデメリットだったりするのです。
つまり「万人」にはオススメ出来ません。
でもハマれば最高です。
それでは順を追ってデメリットを解説し、
しっかりとマイナスポイントからも
家トレに移行すべきかを検証していきましょう。
自分に合うかどうか確認してみてくださいね
①家のスペースが必要
まず最初のデメリット。
家トレにはスペースが必要です。
一軒家に住んでいて、部屋が余っている方もいれば
四畳半のワンルームに住んでいる方もいるでしょう。
あなたが目指したいカラダによって
その必要なスペースは変わってきます。
言い換えれば目指したいカラダによって
トレーニングに必要な器具が変わってくるのです。
目指したいカラダに必要なスペースや予算が
自分に合っているかどうか確認してみてくださいね~
筋トレ初心者・一般的な女性向け
ちゃんと引き締まっているくらいでいいという方ですね。
家トレ適合度◎です。
ダイエット目的や多少割れた腹筋を手に入れたい方など。
女性もボディメイクのコンテスターでなければここに該当すると思います。
そういう方は基本的に自重トレーニングや軽めのダンベル、
トレーニングチューブがあれば十分です。
必要なスペースは約1畳。
地域によっても変わりますが
1畳=90cm×180cmだと思っておいてください。
1畳程度のトレーニングマットやヨガマットと
トレーニングチューブがあれば十分です。
(可変式ダンベルがあればなおいい)
予算は5000円~
ワンルームでも6畳以上の部屋があれば余裕です。
四畳半でもトレーニングマットを都度都度敷くのなら問題ないでしょう。
中級者~上級者向け
しっかりと鍛えて客観的に「いいカラダ」~「ゴリマッチョ」と
呼ばれるカラダに仕上げたい。
こういった方は中・上級者レベルのトレーニングが必要になってきます。
家トレ適合度○です。
こういった方は約2畳のスペースが必要と思われます。
※実際の私の自宅です(鏡にはチンニングマシーンが写っています)
必要なアイテムは
★1畳程度のトレーニングマット
★可変式ダンベル(できれば40kgまで)
★可変式トレーニングベンチ(デクラインもあればなおいい)
★チンニングマシーン(ディップスができるタイプ)
★トレーニングチューブ
☆防音マット
☆ハーフラック
☆バーベル
並ばると多くなりますが、必ず必要になるのは★をつけたものだけです。
☆のアイテムは必要になる場合があったり、あればなおいいというモノ。
予算は50000円~でしょうか(僕の場合60000円ほど)
可変式ダンベルなど高重量を扱うものが増えてきますので、
ここから騒音問題が出てきます。
主に集合住宅にお住まいのかた。
マンションや鉄骨のアパートの方は厚めのトレーニングマットや
防音マットを敷く事で問題のない場合が多いのですが、
木造のアパートなどに住んでいる方は騒音をクリアできても
振動が伝わってしまう場合があるので少し厳しくなってきますね。
かなり慎重にトレーニングすることや
階下の住人との相談・検証が必要になると思います。
ワンルームでも6畳以上は欲しいですね。
上級者・競技者向け
ボディビル・フィジークなどボディメイクのコンテスターや
パワーリフターなどの競技者。またはそれらを目指したい方。
こういった方はトレーニングが仕事になっている方々です。
一流の器具や、最高効率でのトレーニングが必要になってきます。
場合によってはパートナーやコーチを付けることも。
こういった方は筋トレ適合度△です。
一流の設備を備えたジムへ通う事をオススメします。
それでも、もしどうしてもホームトレーニーになりたい場合。
一軒家で騒音・振動問題を気にしなくていい方で
高耐荷重の部屋を用意でき費用もかけられるのであれば、可能かと。
必要なスペースは約4畳~8畳で必要な器具は
・トレーニングフロアマット(高重量対応)
・パワーラック
・可変トレーニングベンチ
・バーベル
・プレート、各種ダンベル類
・ケーブルマシン
最低でもこれは必要で、加えてレッグエクステンションマシンなど
マシン類も必要になるかと思います。
予算は最低でも20万~はかかるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
ご自身の理想のスタイルに合ったスペースや予算でしたでしょうか?
前回メリット編ではその魅力について話しましたが、
デメリット編ではかなり現実的な分析になりますね。
少々暗いテンションお許しくださいませ…
しかし何度も言うようですが、
ご自身に無理のない範囲で、条件さえ合えば家トレは最高です。
②多種多様なマシンを使うことができない
2つ目のデメリットです。
ジムには多種多様なマシンがあります。
トレッドミルやウェイトスタックマシンは基本的にどのジムにもあります。
充実したところは、エアロバイクや、広いフリーウェイトエリアに、
プレートローディングマシンなども置いてあるところもあります。
一方、家トレでは、限られたシンプルなアイテムを使い、
知識を生かして様々な部位を鍛えていきます。
ダイエットに有酸素運動は必要ない
ダイエット目的で入会しエアロバイクやトレッドミルで運動して痩せようと思っている方に残念なお知らせです。
「有酸素運動では痩せません」
正確にはかなりの運動量を行なえば、必要最低限の筋肉を残して痩せることができるでしょう。
しかしほとんど太っている人にはこの「かなりの運動量」をこなすことが出来ません。明日から、ほぼ毎日、最低5km走れますか?
筋トレをして基礎代謝を上げ、
(特に女性はハードにトレーニングしてもゴリゴリにならない)
軽めの食事制限をするのがリバウンドもしづらく、一番ラクに痩せられる方法です。
筋肉の大きさはトレーニングの種類には比例しない
これありがちなんですけどジムに行くと色んなマシンがあって
色んなトレーニングをしちゃうんですよね。
どれも中途半端に。
このときの精神状態って、様々なトレーニングをすることが「目的」になっていて、自分の理想とするカラダにどんなトレーニングが必要か?を完全に忘れていまいがちです。
断言します。
ほとんどの人にとって細かい部位を鍛え分けるマシンは必要ないです。
上級者や競技者には筋肉のカットを出すためや、
弱点部位を強化するため細かく鍛え分けることができるマシンは必要になります。
ですが美容・痩身・健康目的のトレーニングには無くてもまったく問題ありません。
なぜなら自重トレーニングだけでもカラダを引き締めることや全身に筋肉を付けることが出来ます。
正しいトレーニングを正しいボリュームで正しい頻度で取り組めば、ジムで適当にマシンで体操してる人の何倍も効果があります。
実際の体験談をお話します。
私はジムトレ歴2年半を超えてから家トレに移行しました。
コロナ禍の需要過多でトレーニング器具が届かなかった2ヶ月間、ジムトレに慣れていた私は正直自重トレなんて…と侮っていました。
しかしそんな事を言っていても器具は届かないので、仕方なく自重トレを勉強し実践していきました。
適切なボリュームで行い、毎日鍛えていきました。
するとどうでしょう。中国から器具が届く頃には、
今までで一番筋肉がついていたのです。
この時にすべてを悟りました。
どんなマシンを使っていてどんなジムに通っていても、
正しいトレーニングには敵わない、ということを。
いかがでしょうか?
本当の意味でジムが必要な方は
ごくわずかの限られた人だけなのです。
③モチベーションを上げづらい
家トレ最大のハードル、それは「取りかかること」です。
いつでもできるというメリットゆえに「あとでやろう」と怠けてしまうのです。
この理由からジムに行くのにも気が進まず、
どうにかこうにか通っている方には家トレは向いてません。
…やめましょう。
ジムにいけばみんなが一生懸命やっているし、キレイなボディラインの女性や鍛え抜かれた肉体美の男性を見てモチベーションも上がる。
ジムのメリットでもありますよね。
特にいいジムほどテンションが上がります。
そもそもモチベーションがない人はこれ読んでください。
すぐやる気が出ます。笑
すでに習慣化が出来ている。または習慣化できる自信がある。
筋トレが楽しい。ジムが嫌いだ。なりたい自分を強くイメージ出来ている。
なるべくならお金と時間をかけたくない。衛生のリスクを避けたい。
など。共通して「強い意志」がある方には家トレをオススメします。
そんなあなたが家トレをはじめればきっと幸せになれるでしょう。
完全に初心者の方はジムに強い憧れがなければ
3000円でトレーニングマット(ヨガマット)を買って、YouTubeで自重トレの動画を見てはじめてみましょう。
それを習慣にするだけでかなり身体は変わるはず。
どうでしょうか?
つまり、やる気さえあれば家トレで十分なのです。
まとめ
①家のスペースが必要
自分のなりたいカラダに見合った居住環境や予算はありましたか?
大体の人はクリアできると思います。
②多種多様なマシンを使うことができない
これは主に思い込みや幻想をぶち壊すための章でした。
様々なマシンを使った「体操」で満足できる方はジムをオススメします。
③モチベーションを上げづらい
意志力が弱い。なりたい自分を強くイメージしていない。
ジムに通っている自分が好き。こういう方はジムトレをオススメしますが、
このレベルの人は真面目な話、ヨガ教室のほうが楽しいし効果ありますよ。
散々偉そうに語ってきましたがこれらが真実だと思います。
各項目をチェックし、当てはまる皆さん。
全力でオススメします。
そしてこれは明確に否定しておきますが
「ジムトレ」は決して悪いものではありません。
むしろ正しい知識と明確な目標を持って取り組む人にとっては、ジムトレが最適だったりもします。
僕の伝えたかったことは、
それぞれ各々に合った最適なトレーニング方法があり、
メリット・デメリットをしっかりと把握して
自分で選択をしていった方がしあわせになれる。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は家トレ第三段!
「目的別!家トレはこれを買え!トレーニング器具特集」
的な感じでお送りしてみようかと思います。
ではまた次回お会いしましょう!
続きは下記から↓↓↓
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