見出し画像

0312

日本中、いや世界中が新型コロナウイルスの
ニュースで持ちきりだ。

そんな中、僕はひっそりと
ヒトメタニューモウイルスに感染した。

新型コロナではない。

ヒトメタニューモだ。

2001年に新しく見つかったウイルスで
悪化すると気管支炎や肺炎などの
呼吸器感染症をひきおこすらしい。

しかしほとんどは風邪程度の症状しか
出ないとのこと。

………が、なかなかにツラい。

熱や倦怠感もあるが
何より咳が止まらないのだ。

知名度は低い。
故にコロナっぽいと見てしまう人も
いるとかいないとか。

感染源は子どもだ。

次男→長男→僕

いや、次男&長男→僕 だ。

ヒトメタニューモに感染した双子ジュニアの
咳+くしゃみをこれでもかというほど
浴び続け感染したようだ。

さて、このウイルス…
前述の通り咳がツラい。

しかし、子どもの看病があるため、
物資の調達(買い物)に行かなきゃいけない。

買い物中も容赦なく咳が出る。

来店者数が少ない時間帯を狙っているが
この時期の咳にはみんなセンシティブだ。

「主はお前か?」とすれ違う人々に見られる。

なるほど。
これが噂にきいた疑心暗鬼か。

違う。僕はヒトメタニューモ。
堂々と店内を歩く。

※咳が酷い場合は不要不急の外出は控えましょう。
(マスク完備で短時間で脱出しました)

さて、やっかいなのはこのウイルス、
一度感染しても抗体を獲得できないこと。

つまり繰り返し感染するリスクを孕んでいる。

10歳までにはほぼ全員が感染するらしいが
免疫の獲得ができないという理由から
繰り返し感染する子どもや
僕のように大人が感染するケースもあるそうだ。

子どもにとってはいろんな意味で
コロナよりキツくね?と思ってしまう。

むしろ小学校を休校にするなら
コロナよりこっちじゃね?とすらも。

ある日、咳がツラくなり病院に行った。


「本日はどうされましたか?」


「咳と倦怠感がひどくて…」


看護師さんの顔色が変わる。


(ふふふ。安心しな)


「あ、実は子どもがヒトメタニューモウイルス
 に感染していて
 それがうつったようなんです」


(ふふふ。安心したろ?)


しかし、ポカンとする看護師さん
どうやら知らないらしい。


「は…はぁ…とりあえず診察までお待ち下さい」


と言い残し去っていった。


内科の先生も診察時に辞書片手に
対応に頭を悩ませていた。

医療従事者にも伝わならないとは
マニアックなのか…。


このヒトメタニューモ、現時点で特効薬がない。


そのため、対処療法が主となる。
僕には咳止めが処方された。
抗生剤はウイルスには効かないので意味なし。


あとは手洗い、うがい、休息あるのみ。

つまりは「風邪」と同じだ。

(休息…そこがいちばんの課題だな…)



話題は再びコロナへ。

先日、以下のnoteを読んだ。
分かりやすくポイントがまとまっていた。

国立国際医療研究センターの先生がまとめた
コロナウイルスに関するレポートである。

データが細かく網羅されており、
非常に分かりやすい。

まだまだエビデンスが少ない状況なのだろうが、
現時点でのデータを見ると、
対策は重要だが、過剰に反応する必要はない
ように見える。

感染者が多い地域はともかく、全国一律での
休校要請はナンセンスな気がするのだ。

むしろ感染リスクが高い年配の方が
集まるような場所は封鎖すべきだし
(先日つぶやいた確定申告センターなど)
通気性の良い屋外でのイベントは必要以上に
自粛しなくてもいい気がするのだ。


さて、明日は学校の先生との定期の電話連絡日

先生に「ヒトメタニューモ」は通じるかなぁ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?