あひる飴

30代になった。パンロマンティック・アセクシャル。観劇と猫と水族館が好き。掃き溜め。

あひる飴

30代になった。パンロマンティック・アセクシャル。観劇と猫と水族館が好き。掃き溜め。

最近の記事

最近観劇感想記事書けてないなあ、なんて

アンドレデジールの記事が最後なんで、その頃観てた生きるとかスクールオブロック、スリルミー、10月以降に観たアナスタシア、ルパン、ジョン&ジェンとかね。 特に生きるに関してはね、初再演から大幅にキャストが変わってキャストごとの感想と、大好きすぎた両小説家だけ別記事とかね、途中まで書けてはいるんだよ。だけどまとめられなくて下書きに残ったままになっちゃった。別にそれを今放り投げてもいいんだろうけど、なんかそれは気持ち的に乗らないので、今思い出しつつ短めの感想を残しておこうかなと。

    • 2024年

      日付が変わって、年が明けて、近所の神社へ初詣に行った。 世界平和を願った。本気で。 世界では信じられないことが起こっている。楽しく年越しができない人がいる。年を越せなかった人がいる。身近でも、息苦しいことがたくさん起きている。目を背けたくなるような現実で溢れている。 世界平和 なんて。 そんな大層なことを願えるような立場じゃないのかもしれない。私にできることなんて少なすぎて。ちっぽけすぎて。 だけど、世界の平和を願わずにはいられない。 一人でも多くの人の、幸せな瞬間が一秒

      • アンドレ・デジール 最後の作品 感想

        2023年9月 ミュオタ忙しすぎ問題。 スクールオブロック、生きる、スリルミー、ラグタイム、ファントム、アナスタシア、クンツェ&リーヴァイの世界などなど、期待の新作、良作の再演、豪華なコンサートが乱立。ファンも多く実力のある俳優が各作品に散らばり、会場も散らばり、ダブルキャストやトリプルキャストでスケジュールも思うように組めず、金が足りない、時間もない、そんな悲鳴であふれていた。 もうさすがにないだろうーーそう思っていた6月、突如解禁された新作のオリジナルミュージカル『アンド

        • ミュージカル『マチルダ』

          『そんなの、正しくない!』 ミュージカル「マチルダ」を観ました。 万里生さんとトレンディ・エンジェルの斎藤さんのWキャストが話題になりましたね。最初、宣伝の仕方とか売り出し方を見て、メリポピ的な感じの作品かな?と思ってたんですけど、そういうわけでもなかった。 あらすじを読んだ感じ私はストーリー自体にはあんまり惹かれなかったんですけど、万里生さん出てるしせっかくだから観てみよう、ぐらいの気持ちでチケットを取りました。 3月に1回目の観劇。 実はこの時、観た後に心があまり動

        最近観劇感想記事書けてないなあ、なんて

          かきなぐり。

          つかれてしまった。 私は恵まれている人間だと思う。 仕事は正社員。繁忙期以外残業はなく、人間関係も良好。 両親は健在。愛情をもって育ててくれ、離れて暮らしている今でも連絡を取り合い、たまに食事もする。誕生日もクリスマスもプレゼントを贈り合うのは、今でも続いている。 友人は、多くはないが優しい人ばかりで、折々に会っては何時間もおしゃべりできる。向こうが結婚しても、子供が生まれても関係を続けてくれるのはありがたい。 お金はまあまあ。裕福ではないが、観劇という金のかかる趣味に費やせ

          かきなぐり。

          ミュージカル 東京ラブストーリー 空キャスト 感想②

          はい、すみません、感想というよりは物語の流れの覚書みたいなもんなので覚えてる限り書きたくなっちゃって長くなってしまうのだよね…。 さて、二幕はじまります。 ベランダにリカが一人座って、小さな声で「ハッピーバースデーカンチ〜…」と歌いながらスケッチブックに何か描いている。HAPPY BIRTHDAYの飾りつけに、テーブルにはケーキやシャンパングラス。時折スマホを確認してはため息をつく。そこへ、カンチが気まずそうに帰宅してくる。 「……遅い。今何時だと思ってんの」 「10時」(

          ミュージカル 東京ラブストーリー 空キャスト 感想②

          ミュージカル 東京ラブストーリー 空キャスト 感想①

          ミュージカル『東京ラブストーリー』を観ました。 まだ空キャストしか観てません。海キャストも観る予定です。SNSではいろいろポジティブな感想もネガティブな感想もいろいろ見かけるけど、個人的には楽しめたな。たまに『生きる』が過ることがあった。同じ日本オリジナル作品だし、作曲はジェイソン・ハウランドだし、主人公は”かんじ”だし、ふうかちゃんが出ててキャラクターもとよに近いところがあるし、作品の構成も近い感じだし…(もちろん意識はしてないと思うけど、同じこと思ってる人多いでしょう?

          ミュージカル 東京ラブストーリー 空キャスト 感想①

          新作ミュージカル『COLOR』

          推しが出てない作品はできる限り遠征を控えたい。 作品は好きそうな感じだったし、キャストも好きな人ばっかだなと思ったCOLORでしたが、諸々の事情により今回は遠征をせず、最終地愛知で初観劇でした。 両組み合わせ見たけど、私は成河ぼくと濱めぐ母の組み合わせが好きだったので、ソワレまで観た後に翌日の成河濱田回を追いチケ。計3回観ました。 (マチネ15:30終演→ソワレ18:15開場は時間の使い方に困った。笑) いつもと同じくHPのざっくりあらすじぐらいしか目を通してなくて、ノン

          新作ミュージカル『COLOR』

          自由ヶ丘のパリセヴェイユへ

          4.5年前に初めて行って、チョコレートケーキの美味しさに感動した自由が丘のお店『パティスリー・パリセヴェイユ』。久々にタイミングが合ったので行こう!と心に決めました。 当時は今みたいな行列はしてなくて、ゆったりした時間が流れていたんだけど、いつの間にやらすごい行列ができててすごい。 事前に調べて、土日はお店のルール的に予約が必須なのか、大行列だから予約しないと入れないという意味なのか、とりあえず予約はしたほうがいいという感じだったので一週間前くらいに電話したんだけど繋がらな

          自由ヶ丘のパリセヴェイユへ

          大好きだよ、メリー・ポピンズ

          ミュージカル『メリー・ポピンズ』を観ました! 初演もそれなりの回数通ったこの作品。初演のmy初日のとき、あまりの素晴らしさに興奮して終演後しばらく座席から立てなかったのをよく覚えています。 かっきーがいないことにほんの少しの寂しさを感じつつも、今回も絶対観よう!と決めてました。 今回はいろいろ立て込んでいて日程的に1日しか観に行くことができなくてその日のマチソワしか観れず、全部のダブルキャストコンプはできなかったんだけど、メリーとバートはそれぞれ両キャストお目にかかれました。

          大好きだよ、メリー・ポピンズ

          ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」

          「同じ日に生まれ、同じ日に死んだ双子」ーーミュージカル ブラッド・ブラザーズを見ました。 カッキーとウエンツのW主演として宣伝されてるけど、真の主役は堀内さん。カッキーとウエンツの歌をたくさん聞きたい!ってモチベーションで行くとちょっと物足りないかも。あと、ちょっと芝居ターンと歌ターンでちょっと分断されてる感じがして、ミュージカルというよりストプレ感高め。私はヒリヒリするミュージカルの中でもヒリヒリする芝居ターンが好きだったりするので、『途中で歌の挟まるストレートプレイ(ミ

          ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」

          舞台「ラビット・ホール」

          ラビット・ホール、観に行くはずだった公演が中止になってしまってから、一週間が経った。 KAATの公演も初日に行くはずだったけど初日延期になってしまって、中止の発表があってすぐに翌週のチケットを確保してなんとか観れた。そしてその日のマチネを観てソワレの当日券を買った。マチネは舞台装置の不具合で2幕が一幕中断。いろいろあった公演だった。 ということで、結果的に大千穐楽となった日からけっこうな時間が経ってしまったけど、感じたものを残しておこうと思う。 事故で4歳の息子を亡くしたベ

          舞台「ラビット・ホール」

          「アセクシャルなのに…」

          知らんYouTuber?歌い手?さんが何やら炎上してて、何やら"アセクシャル"という言葉が飛び交ってて、少しもやもやしてしまったので吐き出す。 「アセクシャルなのに恋人がいるの?」「恋愛するならアセクシャルじゃなくない?」みたいな呟きが散見されて、"アセクシャル=恋愛や性的なことに興味がない"と思ってる人が多いんだなあと改めて思い知らされたというか。アセクシャルはあくまでも性的欲求について言及してるだけで、恋愛感情については有るとも無いとも言ってないので、別にアセクシャルと

          「アセクシャルなのに…」

          ミュージカル 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』 感想

          ミュージカル ストーリー・オブ・マイ・ライフを観た。 初演は万里生くんと元基くんで、アルヴィンとトーマスを入れ替わりでやっていたこの作品。再演では万里生くんアルヴィン・元基くんトーマスで役が固定となり、更に太田アルヴィン・牧島トーマスという新たなペアが加わった。期間は2週間。週末は2回。とはいえ2回目の週末というのは12/25いわゆるクリスマスで、更に地方公演がないこの作品はこの日が大千穐楽で、この作品でクリスマスに大千穐楽というのはファンにとっては何かしら意味を見出さずには

          ミュージカル 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』 感想

          「アセクシャル」という言葉

          観劇メモみたいになっちゃってるnoteだけど。 最近思うことを。 「アセクシャル」という言葉の中に「恋愛感情を抱かない」という意味が含まれて語られることの多い現状に、一人モヤモヤしている。 Twitterなんか見てると、 アセクシャル=アロマンティック・アセクシャル ノンセクシャル=ロマンティック・アセクシャル って意味で使ってる人が多いように見受けられる。 これってたぶん日本独特の言い方だよね。 私も悩んだ時にいろいろ調べて、この二つの言葉に出会って、サイトによって違う

          「アセクシャル」という言葉

          キンキーブーツ再再演について思うこと

          キンキーブーツ再再演の情報解禁。あの印象的な赤いKのマークとともに以下のような文章が載せられていました。 この度、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は2022年秋、3度目の上演をさせていただくことになりました。 多くのご声援をいただいた2019年の再演の後、私たちは3度目の公演にむけて動き出しておりましたが、昨年私たちは大きな存在を失い、一時は公演を断念することも考えました。 しかしながら、これまで日本のキンキーブーツを牽引してくれた三浦春馬さんの思い出と、彼がこ

          キンキーブーツ再再演について思うこと