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【新卒ストーリー】お客様と共に「面白いこと」を仕掛けたい!新卒3年目コンサルタント、活躍の裏側と新しい挑戦-Vol.8 平田 雄輝-

みなさん、こんにちは!
株式会社サーキュレーションの新卒採用チーム、佐藤 里緒菜です!

サーキュレーションでは、創業当初より新卒採用を行ってきました。
2016年の1期生をはじめとして、現在は新卒7期生までが入社しており、新卒入社メンバーは総勢50名以上になっています。

新卒入社したメンバーは会社を創っていく担い手として、コンサルタントやマネジメント職だけでなく、マーケティング・広報・人事などあらゆる領域で活躍しています。

そんな新卒でサーキュレーションを選んだメンバーが、どんな想いで当社に入社をし、様々な困難に直面しながらもどのようにそれを乗り越え、現在どんな活躍をしているのかを紹介したいと思います。

今回は2020年卒入社の平田 雄輝さんにインタビュー。

平田さんは、2022年5月度MVP賞、グロス賞、MVG賞の3冠を受賞し、8月からはマーケティング部署に異動して活躍の幅をさらに広げています。

今回は、平田さんの大学時代の話から、お客様と向き合う時のスタンス、そして将来のビジョンを語ってもらいました。

平田 雄輝(ひらた ゆうき)|明治大学商学部卒業後、日本全国に存在する「いい会社」を1社でも多く残したい、という想いからサーキュレーションに2020年に新卒入社。現在は、FLEXYコンサルタントの経験をもとに、エンジニア・デザイナー向けのオンラインイベントをはじめとしたコンテンツ企画に従事。2022年5月度にMVP賞、グロス賞、MVG賞の3冠を受賞。

1.「ビジネスの関係」で終わるのは寂しい!

ーー2022年5月度のMVP・グロス賞・MVGの3冠受賞、おめでとうございます!

平田:
ありがとうございます!とても嬉しいです…!

ーーズバリ、今回の受賞の大きなポイントはどこにあったのでしょうか?

平田:
一番は1社のお客様と複数のプロジェクトをご一緒できた点だと思います。
普通、1企業あたり1件、多くても2〜3件のプロジェクトを同時にご一緒することが多いのですが、
私の担当するお客様では最大11件プロジェクトが動いているところもあります。
新規のお客様はもちろんですが、既存のお客様に対してどこまで寄り添えるかという観点はかなり大切にしています。

ーーなるほど!ご縁を大切にされるんですね!

平田:
そうですね。
ビジネスがきっかけで築いたご縁でも、ただの取引先の1つという関係で終わってしまうのは寂しいじゃないですか?(笑)
ビジネスという垣根を越えて1人の人間、平田個人として付き合っていきたいなという側面が大きくて。せっかく出会えたので、そのご縁は大切にしたいなと思っていますね。
あとは、「どうやったらプロ人材と一緒に面白いことを仕掛けられるか?」を常に考えています。

ーー素敵なスタンス!自然と多分野かつ長期的なお付き合いになるのも納得です!詳しく聞かせてください!

平田:
この仕事の1番の魅力は、プロ人材の方の知見を大いに活用して企業様と一緒に面白いことに挑戦できることだと思っています。

プロ人材の持つスキルや経験をどう活かしていただけそうか考え、それによってお客様の事業にどのような影響を残せるか、いかに面白いコラボレーションを創れるかは私たちコンサルタントにかかっていると思っています。

2.「いい社会人にあっていい大人になれ」 〜人生を変えた憧れの人との出会い〜

ーー面白い考え方ですね!その考えが持てればお客様にご提案するのがさらに楽しくなりそうです!
そもそも「ご縁を大事に!」「面白いことを企業様と一緒に!」というスタンスを持つに至ったきっかけは何だったのでしょうか?

平田:
「いい会社」にしか投資しないという鎌倉投信株式会社の創業者、新井和宏さんにお会いしたことです。

大学時代、自分のキャリアやビジョンについて悩んでいた時に、たまたま新井さんの書かれた『持続可能な資本主義』という本を手に取り、読んで感銘を受けました。それから新井さんに会いたいと思っていたところ、大学の先輩にご紹介いただいて2ヶ月後に本当に会うことができたんです!

ーーそれはすごいですね!

平田:
本当にご縁ですよね(笑)
お会いした時にいただいた言葉で印象に残っているものがあります。「とにかく今はいい社会人に会っていい人になってくれ」という言葉です。その言葉をきっかけに、さらに自分の尊敬する人から学びを得たいと思い、自らスタートアップの経営者や投資家20名近くに会いに行きました。直接会って様々な価値観に触れることで考え方が洗練された気がしています。

その後大学の授業で、コンサルタントの仕事を半年かけて疑似体験をしたり、起業家と会う授業を受講するなどして、徐々にビジネスの楽しさに触れるうちに新井さんと同じことを仕事にしたいと思いました。

ーーそうだったのですね!
「新井さんと同じことを仕事にしたい」と思っていた平田さんが、どうしてサーキュレーションに入社しようと思ったのですか?

平田:
新井さんと同じように、「『いい会社』を残すこと」を仕事にしたいと思いながら就職活動をしていました。
「いい会社」を残す手段として新井さんは「お金」をプロとして選んでいるけれど、自分はまだ手段を限定せずに、「いい会社」を残せる術や、そのことに携われる仕事はないかと探していたんです。

また、地方創生にも興味がありました。もともと三重県にゆかりがあるのですが、曽祖母の家の周りとかすっごく田舎なんです。
それこそ電車が1時間に1本の世界。小さい頃から「なぜ同じ日本なのに、場所によってこんなに差があるんだろう」と不思議に思っていました。
大人になってからも「地方には元気がない」という情報を目にすることが多くて。
地方を元気にするという観点で、何か自分にできることはないかなと思っていました。

ーー小さい頃から地域格差を感じていたんですね…。
それからどうやってサーキュレーションと出会ったのですか?

平田:
ここまでの考えを就活エージェントさんにお話しした時、「サーキュレーションがいいんじゃない?今日このあと説明会あるけど行く?」と勧められてその足で説明会会場に向かいました(笑)
そこで、その頃サーキュレーションに在籍し、今はプロ人材として独立されている方に出会いました。
彼の経験領域や幅がすごいなと思い、憧れを持ちました。当時彼はサーキュレーションの中でも新規部署立ち上げを行っていて、お客様と「面白いビジネスを創り出すこと」に熱を注いでいる方でした。そこから自分も「面白いこと」をお客様と一緒にやりたいと思うようになりました。
その方はいい意味で「変人」で、人としての魅力に溢れている方だなと感じましたね。

3.お客様と共に「面白いこと」を仕掛けたい!

ーー「『面白いこと』をお客様と一緒にやりたい」とのことでしたが、平田さんの考える「面白いこと」とは具体的にはどのようなことでしょうか?

平田:
そうですね、社会的に意義のあることや、ニッチなことだけど「確かにここに困るかも!」と僕自身が気づかされたことがあると面白いと感じます。
世の中には皆が知らないような分野で難しく重要な課題に取り組まれている方がたくさんいて、そういったものに出会うとスイッチが入ります。

ご一緒するお客様の事業そのものや、プロ人材の持っている知見自体が魅力的で面白いことも、その掛け算で思わぬ面白さが生まれることもあると感じています。

ーー掛け算ですか、具体的なエピソードはありますでしょうか?

平田:
はい、エンジニアの方をご活用いただいてプログラミングスクールの教材と模試を作ったプロジェクトはまさしく「掛け算」だったと思います!
普段、エンジニアの方は企業様の自社プロダクト開発のCTOやPdMのご支援に入っていただくことが多いのですが、このプロジェクトではプロ人材のお強みや知見を教材や模試の作成という普段とは違う領域で発揮いただき、お客様のやりたいことを実現できました。
僕自身がコンサルタントとして働く中で日々感じているプログラミング言語の市場トレンドなどの情報をプロジェクト内の教材作りに活かすこともできたので、三者共創、掛け算を実感できた瞬間でしたね。

ーーそんなプロジェクトがあったのですね!

また、その企業様の代表が自分と同い年だったということもあり、仲良くなって代表・プロ人材・僕の3人で奄美大島に旅行に行って語らったのもいい思い出です…(笑)

ーーまさにビジネスの垣根を超えて関係性が構築されていますね…!

平田:
そうですね!良い意味で型にはまらず、顧客成功を考え抜いた結果だと思っています!
エンジニアの方にCTOやPdM以外でも活躍いただけたということと、スタートアップのフェーズにある企業様にもご活用いただけるサービスであるということを実感する機会になりました。

ーーちなみに、平田さんはエンジニアやデザイナーの領域のみならず、経営知識などビジネスサイドのお話もできると伺いました。それも「面白いこと」ができるようにと考えた結果ですか?

平田:
まさにそうです。
経営という観点から見ると、エンジニアを活用いただくことは課題を解決する一手段にすぎないと思っています。だからこそ経営の上流を見て、お客様が根本的に何に困っていて、それを解決するためにエンジニアやデザイナーの皆さんの力をどうご活用いただくか、一緒に考えていける1パートナーのような存在でありたいと思っています。

4.ネクストキャリアとして選択したマーケターという道

ーー8月からはFLEXY部のコンサルタントからマーケターへキャリアチェンジすると伺いました。きっかけはなんだったのでしょう?

平田:
大きく2つあって、1つ目は、FLEXYサービスをさらに伸ばしていくにはマーケティングが必要だと感じたことです。

1年前にFLEXYのマーケティング担当の方がご退職されてから、一部の業務をコンサルタントに移管して運営することになりました。
僕もコンサルタントという本業の傍らCTOmeetupというウェビナーを運営していたのですが、リソースが限られていることもありなかなか上手くいかず歯痒い想いをしていました。
やはり、今後サービスを拡大させていくためには、マーケティングはより強化していかなくてはいけない領域で、FLEXYサービスの伸び代であると強く感じていました

ーー異動された後、マーケティング部では具体的にどのようなことをされるのでしょうか?

平田:
まずはCTOmeetupの再設計ですね。
エンジニアの皆様にとって本当に必要な情報をお届けできるよう、目的とペルソナの再設定から始めています。各回ごとにターゲット選定からストーリーラインの構築、SEO対策まで一貫してやる予定です!

ーー3年目にして新しい挑戦ですね!異動された理由の2つ目はなんですか?

平田:
2つ目は、長い目で自分のキャリアを見たときに、何かを創り出す力をより伸ばしていきたいと思ったからです。

入社してから約2年たち、目の前のお客様の本当の課題を特定する「要件定義力」は身についたと感じています。
自分に自信がついた今だからこそ、これまで漠然と苦手意識を持っていた「何かを創り出す」ということに対して挑戦をしたいと思うようになりました。

特に、僕の軸には「地方をよりよくしたい」という想いがあるので、今あるものから価値を生み出したり、必要とされているものをきちんと形作って届けきるという力は必須だと思っています。

それらが身についた時、また違う世界が見えると信じています。

ーー異動の背景には、ご自身のビジョンや地方創生への想いがあったのですね!

はい!
サーキュレーションには、社内にいながらも自らのビジョンや想いを持ち、新しい挑戦ができる環境があると思っています。

コンサルタントとして充分力がついたらマネジメントに挑戦をするという方も多い中、今回、自らの意志でキャリアチェンジのチャンスを掴むことができました。僕自身が新卒メンバーが描くキャリアパスの新たなロールモデルになれればと思っています。
社内メンバーはもちろん、これから入社される皆さんにも、自らのビジョンや想いを持ち、新しい挑戦ができるということを伝えていきたいですね。

ーー今日は素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!

・・・そして、この記事を読んでくださった皆さん、サーキュレーションに少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらもチェックしてみてください!最後までお読みいただきありがとうございました!