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回答募集中!「ミレニアル世代版 2018年の流行語」を作ります


先日、ユーキャンから「新語・流行語大賞」2018年のノミネート語が発表されましたね。

メディア運営やSNSコンサルタントという、割とトレンドと共にある仕事をしている……ので、こういうものには詳しい……はず……なのですが……


ユーキャン「新語・流行語大賞」2018年 ノミネート語

あおり運転 ・悪質タックル ・ eスポーツ ・ (大迫)半端ないって ・ おっさんずラブ ・ GAFA(ガーファ) ・ 仮想通貨 / ダークウェブ ・ 金足農旋風 ・ カメ止め ・ 君たちはどう生きるか ・ 筋肉は裏切らない ・ グレイヘア ・ 計画運休 ・ 高プロ(高度プロフェッショナル制度) ・ ご飯論法 ・ 災害級の暑さ ・ 時短ハラスメント(ジタハラ) ・ 首相案件 ・ 翔タイム ・ スーパーボランティア ・ そだねー ・ ダサかっこいい / U.S.A ・ Tik Tok ・ なおみ節 ・奈良判定・ ひょっこりはん ・ ブラックアウト ・ ボーっと生きてんじゃねえよ! ・ #MeToo ・ もぐもぐタイム

https://www.jiyu.co.jp/singo/ より

やばい。わからん。全然わからん。 #おっさんずラブ#君たちはどう生きるか#MeToo はそれなりに語れますが……


翔タイムってなに!!!!*注1
なおみ節ってなんのこと!!*注2
金足農旋風ってどこに吹く風のことですか!!!!*注3


(ググってみました。おいおいそんなことニッポンの常識だろ、という方は颯爽とスクロールしてください……すみません……)


*注1…エンゼルス大谷翔平選手のメジャーリーグでの打って投げての大活躍により、米メディアでも「SHOWTIME(ショータイム=翔タイム)」と呼ばれたやつだそうです。アメリカにいるのに知らなかった。情弱。


*注2…全米オープンを制した大坂なおみ選手のユニークな受け答えからそう呼ばれているそうです。大坂選手の動画はよくSNSでバズってたのでそれはチェックしてた!!!あとニューヨークは全米オープンにあわせて盛り上がってました。


*注3…高校野球(甲子園)にて秋田県の金足農業が決勝戦まで勝ち進んだことをいうらしい。私はハンカチ世代(1988年生)なので当時の高校野球はガン見していましたが、最近見なくなっちゃったなぁ……



……と、つまりはスポーツネタに弱すぎることがよくわかりました。

とくに、アメリカに引っ越してからは日本のテレビをほぼ観なくなってしまったので、お茶の間で話題……みたいなものもほとんど知りません。

たまに日本のテレビを観る場合も、アメリカからVPN接続でTVer(民放ポータルアプリ)を観るか、NETFLIXに配信されている日本の番組を観るか……の二択なので、自分が興味のあるものしか再生しません。

加えて、様々なニュースアプリも私に最適なアルゴリズムでニュースを提供してくるから、一番関心の薄いスポーツ分野のことが本当にわからなくなる。頑張っている人がいて、人々を感動させるドラマがすぐ近くで生まれているのに、全く知らない自分がいる……これはなんだか悲しいですね……。


そう憂いている中で、昨日「Petrel(ペトレル)」というメディアが「インスタ流行語大賞」なるものを発表しました。

Instagramで友達を探し、Instagramで店を探し、Instagramで買い物をしている私。「こっちは親近感があるに違いない!」 と思って見てみると……

2018年「インスタ流行語大賞」20ワード(Petrel調べ)

3150・なんちゃってダンス・アム活・水鉄砲メガホン・広告で有名になりたい・金晩・フッカル・一生パリピ・カントゥーヤ・どんつき同盟・いいアゴ乗ってんね・きょコ・チル友・オベンタグラム・けしからん風景・ネタプリ・テッテレー・さいくぅー・モニグラヨルグラ・フリクロ

https://petrel.jp/article/69d224cee56a11e891c90ac65f1d32d8 より


………?!?!?!?!!
 


ごめん、全然わからんわ……まだユーキャンのやつのほうが理解できたわ……。

ちなみに「3150」は「最高」って意味らしい。なにそれ暗号すぎる。あ、「4649」みたいな感じなんですかね……でも4649ってもう死語っすよね……。


一番衝撃だったのは #けしからん風景 です。

「けしからん」って、なんかこう、ちょっとエッチな感じのものなの……?/// とか想像しちゃうじゃないですか。ネットスラング的に。そんな気持ちでドキドキとハッシュタグを検索したら……

けしからんタグの先にあったのは、ただただ絶景でした。

ちなみにGoogle先生に「けしからん」でイメージ検索を問うてみると、以下のような回答が得られました。

これはもう、日本語難しすぎじゃないですか。外国人になんて説明すれば良いんだ……「けしからん」という単語を……



椎木里佳ちゃんが運営するAMFもここ数年「JCJK流行語大賞」を発表していますね。ティーンの友人がいるのでこっちはそこそこわかりますが……でもその繋がりがなきゃ、ホントわかんないっす。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000017469.html より



ということで、接するメディアやSNSによっても、話題が本当に分断されてしまう今の社会。

余談ですが、私は今大阪の実家に帰ってきているのですが、両親がテレビで「鶴瓶の家族に乾杯」「まんぷく」「西郷どん」を観ているんですね。それがあまりにも面白くて、私もハマッてしまいました。そう、やっぱりテレビ(NHK)は面白いんですよね……。でも接する機会が激減しちゃってる。


「知るきっかけ」さえあれば、好きになる可能性はあるんです。でも知るきっかけが分断されちゃってる。もったいない。で、いつもと同じようなWeb界隈の記事に一喜一憂してたりする訳です。世の中のことを知ったつもりになっちゃう訳です。こうして視野が狭くなっちゃう。


日々、スタートアップの大型資金調達が話題になったり、インフルエンサーが炎上したりと、「話題が生まれた!」「バズった!」「認知が広まった!」と思いがちなWeb界隈。でも、私たちがテレビの流行を知らないように、逆もまた然り。同じ日本の中でも、届いていない部分は本当に大きいです。


ということで……



ミレニアル世代に特化した、2018年の流行語をリサーチします!

「私たちの生きる社会のトレンドを知りたいし、それを一覧にして異なるクラスタの方々に伝えていきたい」

ということで、調査をしてみることにします。私の知らないことも色々出てくると思うし。もちろん私がnote起点で集めることにより調査結果は偏ると思うのですが、世の中の調査結果というものは全て偏っていますので、そういうのも面白いですよね。


そして。調査対象がブレてしまうと、ボンヤリした調査結果になってしまいそうなので……


調査対象:ミレニアル世代。1981〜1996年生まれなので、上は37歳、下は22歳までの方。また、2つ以上のSNSを利用(閲覧のみでも可)している方


という世代・趣向を持った方に限定して、アンケートを取ってみたいなぁと思います。アンケートは以下から、どなたでもアクセス&投票できます!1つだけの回答もOKなので、気軽に参加してみてくださいね。


▶︎「ミレニアル世代版 2018年のトレンドリサーチ」に回答する




さて。ここから下は、個人的な意見を。私が考える2018年のトレンドワードを発表していきます。



▼ 2018年を代表するような人、グループ、会社組織 etc… は?

面白い人が多いので悩ましいのですが、一人トレンドを作り出している人を挙げるとすれば、


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この記事が参加している募集

新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。