1/14 写真の効果的な使い方について vol.9
大変遅くなりました。大学の最終課題に追われていてなかなか更新できていませんでした。今日からまた毎日投稿を続けていきたいと思います。その前に、溜まっていた分を消費していきます。
今日は写真の効果的な使い方について複数のサイトを比較していきながら考察していきたいと思います。
写真の効果について
写真は誰かが撮影したその瞬間に一つのデザインとして成立します。撮影者が一番いい角度や構図、或いはフィルターを調整して撮影しています。
三分割構図
この言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。三分割構図とは、画面を縦横に三分割し、その交点に撮りたい被写体を配置するように意識して撮影する方法です。この三分割構図を意識して写真を撮ると、とてもバランスの整った構図になります。
https://ds-b.jp/media/pages/373/
実際のサイトを比較するにあたって自分のたてた仮説
今回、写真の構造を調べていて実際に人が写っているサイトを比較しようと思ったのですが、人間が写っている写真は三分割構造でもあったように真ん中にひとりぽつんといるのではなく、複数人が遠近法のようになっていたり、斜めから撮られている写真が多いのではないか、という仮説を立てました。
実際のサイトから
https://www.onlyminerals.jp/special/color-party/
こちらのサイトでは確かに写真を撮るときは真正面からだったかもしれませんが、サイトに反映されるときは横長にし、人の位置を右に寄せています。そして、右に寄せることによってできた空白をうまく使い商品を載せています。次のサイトを見てみます。
https://matsue-group.co.jp/recruit/
次のサイトです。こちらは複数人が写っていますね。真ん中にいてボードを持っているのは店長でしょうか。彼を囲むように人の配置がされていて、この写真からもどんな意味があるのかを探ってしまいます。また、画像のした部分を切り取り、"私たちと」一緒に未来を描こう!"という文言が入っています。こちらのサイトはリクルートサイトなのですが、urlをいちいち見なくても、リクルートサイトであることがわかる構造になっています。また切り取る部分も工夫がみられ、写真の意味が残されたまま生きたデザインであると感じました。
https://rdlp.jp/archives/otherdesign/lp/9825
次はLPです。こちらは人がメインというわけではないのは見てわかります。この写真の中の主人公は、快眠ドームのIGLOOです。しかし、快眠ドームだけではなく、人間をうまく写真の中に取り込むことによって文字からだけではなく、写真からも商品の特性というのが見えてきます。人がメインではないと言いましたが、こちらの写真も人間を真ん中に置くようなことはしていません。
まとめ
世界に溢れているサイトの中から一部しか取り上げていませんが、どのサイトにするか選んでいる時点でも、ただど真ん中に人間をポツーンと映したような写真は見つかりませんでした。やはり、その写真の中で、何が主役なのかを考えると同時に、どの部分が一番見せたいものなのかを意識することが大事であると感じました。快眠ドームであれば、快眠ドームが真ん中に写っていて、一番強調したいものなんだなというように認識することができます。どんなサイトでも、人を一番強調したいというものはなかなかないと思います。
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