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自然を味わい、自分を整える。<箱根リトリート före>で過ごす贅沢なひとり時間

「旅・食・ライフスタイル」について発信するメディアへの掲載を想定して執筆した、「ひとりホテルステイ」の体験レポート記事です。

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自分へのご褒美や心身のリセットにおすすめしたい、ひとりホテルステイ。

今回はひとりステイにぴったりな、非日常を味わえる箱根・仙石原のホテル<箱根リトリート före>をご紹介します。

都会の喧騒を離れ、豊かな自然の中でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

坂上で待つ、非日常へのエントランス

新宿から高速バスで約2時間半、澄み切った空気がただよう「ガラスの森」バス停で下車。1〜2分歩くと案内看板が現れ、木々に囲まれた坂道を登っていきます。

まず、わたしたちを迎えてくれるのが「WOODSIDE dining」。木のあたたかみとガラス張りのモダンな雰囲気が融合するこの建物は、<箱根リトリート före>のシンボルなのだとか。

ところどころに灯るオレンジの照明が、ワクワク感を高めます。こちらでチェックインを済ませた後、スタッフさんの案内でお部屋へ。道中では、箱根の自然やホテルでの楽しみ方についてお話ししてくれました。

自然を味わいつくすためのシンプルなお部屋

シンプルなインテリアと、大きな窓が特徴的なお部屋。荷物を置き、外の景色を眺めるべくさっそく窓際へ!

窓の外をのぞくと、まるで森の中にいるかのよう。翌朝、起きたらすぐにこの景色が目に飛び込んでくることを想像するだけで、うっとりしてしまいます。

外から聞こえる葉っぱ同士がこすれる音や、かすかに聞こえる水の音、鳥の声ーー。どれも心地よいので、ぜひじっくり耳を澄ませてみてください。

誰にも邪魔されず、この時間を好きなだけ楽しめるのは、ひとりならではの良さです。

今回宿泊したお部屋は、スーペリアツイン。<箱根リトリート före>で最も小さなお部屋ですが、ひとりステイには十分な広さです。

お部屋にはドリップマシンも完備。お部屋の素晴らしさに興奮していましたが、コーヒーを淹れてほっと一息つきました。

行きも帰りも、特別感にあふれるスパのひととき

夕方になるとあたりは真っ暗に。そろそろ、予約していたスパ「könoha spa treatment」に向かいます。

敷地内の少し離れた場所にあるとのことで、スタッフさんがトゥクトゥクのような乗り物で送迎してくれました。

小さな乗り物に乗り込み、バーを両手でつかみながら真っ暗な自然の中を進む時間は、まるでアトラクションに乗っているかのよう!

自作イメージ

小さな離れのような建物に案内され、スパの施術がスタート。マッサージに使う精油は直感でチョイスします。むくみとコリをほぐしてもらい、身も心もゆるまるひとときでした。

素材の旨味を引き出す薪火フレンチ

ディナーは、神奈川県産の厳選食材を使ったフレンチ。オープンキッチンで調理されるため、ライブ感のあるディナータイムを楽しめます。

見た目の鮮やかさもさることながら、素材の旨味が引き出された、味わい深さを感じられるお料理が印象的でした。

お部屋時間のおともにフリードリンクを

宿泊中は「cafe&lounge」でドリンクを無料で楽しめる嬉しいサービスも。ディナー後に立ち寄り、足柄茶をいただきました。厳選されたスペシャルな豆を使用した、ホテルこだわりのコーヒーも提供されています。

お食事にも提供されるホテルメイドのパンは、こちらで購入可能。とても美味しいパンだったので、買わなかったことを後悔しています…。

専属パティシエがつくるスイーツもあり、お部屋でいただくこともできます。ドリンクとセットでゆっくりと味わうのも良いですね。

自然を眺めながら温泉につかる贅沢な時間

いよいよ、お待ちかねの温泉タイムです。ウッドデッキの廊下を渡った先にある「onsen f」は、朝は6時から、夜は24時まで楽しむことができます。

総檜の浴室からただよう香りが「温泉にやってきた!」という非日常感を醸し出します。

内風呂は箱根の温泉が使われ、美肌効果があるのだそう。美しい自然を臨む露天風呂は、まさに癒しの空間。

筆者が訪れたときは、夜も朝もほぼひとり占めの状態。思いっきり足を伸ばしたり、浴槽のへりにもたれたりして温泉気分を存分に楽ませてもらいました!

目でも舌でも感動…朝食ブッフェ

「あれも!これも!」といろんな料理につい手が伸びてしまった朝食ブッフェ。新鮮な旬野菜を生かした料理や、素材の良さを大切にした料理など、ホテルのこだわりが詰まったものが並びます。

おすすめはトリュフが入ったスクランブルエッグです。あまりの美味しさに思わず目を見開いてしまいました。また、薪グリルで焼き上げられた燻製ベーコンも絶品でした。スタッフの方からおすすめされたのも納得です!

朝食ブッフェは宿泊者以外も利用できるそうで、「近くに立ち寄った際はぜひ!」と言いたくなってしまうほど大満足の朝食でした。

この日は雨が降っていましたがこのホテルでは雨の音も心地よく、チェックアウトの時間まで部屋でじっと聴き入ってしまいました。

cafe&loungeで過ごす、ひとりステイの最後の時間

チェックアウト後、帰りのバスまで時間があったので「cafe&lounge」で過ごすことに。<箱根リトリート före>内で過ごす最後のティータイムは、美しい景色を目に焼きつけながら「絶対にまた訪れよう」と心に誓う時間となりました。

おわりに

訪れてから数ヶ月が経った今でも、ときどき思い出して幸せな気持ちに浸ってしまう<箱根リトリート före>で過ごした時間。完全に心を奪われ、周囲の人に全力でおすすめしています。

洗練され無駄のない北欧風のお部屋、たっぷりの自然に囲まれた静かな場所、日本の癒しの代表格である温泉。この3つの融合がこのホテルの大きな魅力だと考えています。

特にひとりステイでは五感の刺激を通じて得られるものが多く、感動的な時間を過ごせるホテルです。

日常生活から離れ心身の疲れを癒す、まさにリトリート体験ができる<箱根リトリート före>を訪れてみてはいかがでしょうか?

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