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理解していてもできなかった「ご自愛」が、いつの間にか趣味になっていた

一人の時間を過ごすこと、癒される体験をすること、日々が楽しくなるようなアイデアを集めて実践すること。

全部、わたしの大好きなことです!

少し前まではそれぞれが独立していると思っていましたが、これらはすべて「ご自愛」に繋がっていることに最近気がつきました。

少し前のnoteでも書いたように、ご自愛はわたしの趣味なのです。

今日は、ご自愛との出会いから現在までを語ってみようと思います。

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ご自愛の考え方に出会ったのは、高校生のころ。

当時は楽しいことももちろんあったけど、基本的に悩んでばかりで「自分には価値がない」「消えてしまいたい」と思うこともしばしば。毎日を生きるのが精一杯でした。

そんな当時のひそかな楽しみは、学校帰りに本屋で自己啓発本を立ち読みすること。ある日、とある本で「自分を愛し、大切にすること」という概念に出会います。

「自分のことって、大切にしてもいいんだ…!?」

自分を責めること、自分の人生を恨むことが癖になっていたわたしには大きな衝撃でした。はじめて心から救われたような気がしたんです。

でも、その本には少しスピリチュアル的要素があったこと、近年のようにご自愛という概念がまだまだ浸透していなかったこともあり、リアルな繋がりの人たちにご自愛のことを話すことはありませんでした。

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その代わり、X(旧Twitter)では、その本の愛読者さんたちと繋がって交流を楽しんでいました。その界隈にいたのは素敵なお姉さんばかり。タイムラインを見ればいつでも誰かのご自愛な発信に触れられる、とても特別な場所でした。

SNSで出会った人とリアルで会うのがまだ珍しかった時代に、実際に会ってお茶をした方もいます。高校時代にこのようなコミュニティに出会えたことは、本当に貴重でありがたいことでした。

一方で、そのアカウント(鍵つき)の投稿を見返すと、

「体に不調が出ないと休もうという気になれない」
「頑張りすぎちゃう自分が好きみたい」

といった言葉がよく並んでいます。自分を大切にしたほうがいいと分かっていながら、自分の価値をなかなか認められず、「他人の評価」>>>「ご自愛」 と、ご自愛の優先度がずっと低かったのです。

「自分を大切にしなくちゃ」と、どこか義務のように頑張ろうとしていました。

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そんなわたしが「ご自愛を第一にしよう」と考えをシフトできるようになったのは、転職活動に行き詰まり、コロナ禍が到来したタイミングでした。「自分にとって本当に大切なことは何なのか?」を見つめ直すきっかけが重なったんです。

「ガンガン成長して成果を出しまくって、仕事ができるすごい子と思われるために身を粉にするよりも、心地よく感じる瞬間を増やして自分を大切にして生きていきたい」

そう思ってもいいと気づかされる出来事があってから、本当に本当に少しずつ、ご自愛ができるようになっていきました。そして冒頭に書いた、好きなことをする時間が増えていったのです。

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今は「自分が心地よいと感じる瞬間をさらに増やしていきたい」と思っているし、自分を大切にできる人が増えてほしいなと思っています。

わたしにとっての心地よさとは、「楽」「自分を甘やかす」だけでなく、「挑戦」「努力」も含まれます。自分の本音にしたがって生きることも、1つのご自愛の形だと思うのです。

よく人に言われるのですが、わたしは自分に厳しいそうです(当の本人は「自分に甘い」と思っています)。「もっと気楽にかまえていいんだよ」と言わることもあります。

そんな自分の趣味がご自愛というのは、きっといいバランスなのでしょう。

ありがたいことに、今のライフスタイルになってからはご自愛をより大切にできるようになりました。今が一番実践できているかもしれません。

近々、わたしは誕生日を迎えます。大切な自分へのプレゼントに、今のわたしにとって最大級にご自愛な旅に出かけてきます!

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