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ビジネスマネージメントとクリエイティブコントロールのこの2つの要素を兼ね備えた業務がプロデューサーの仕事、役目だと私は解説します。
というのはプロデューサーとは何かの定義は無く、ケースによっては企画の発案、立案した人をプロデューサーと呼びます。その要素はビジネスマネージメントの範疇の一つです。そこから資本を動かす、資本を作って発注する仕事は言葉通りビジネスマネージメントそのものと言えます。
という意味ではプロデューサーの資質として物事を俯瞰できる力、客観性と可能性を現実的思考で具現化に誘えるか。
そこが肝だと結論付けられるのです。
ただ目的がヒットアイコンというキャッチーな分かりやすさに見せ方を変えていくやり方を軸とする大資本系方法論については、コンビニエンスストアの販路手法が最も近いかもしれません。
売れるものしか置かない+OEM商品を軸にバリューライセンスを汎用させる点に似ています。
それと対比して新たな価値観、もしくは忘れられた価値観を伝えていくという一手間を要す事でニーズを掘り起こす開拓系小商いがあります。
利益を多く獲得する理由が多くの従業員確保と雇用を維持するためのものであると考えると、成功事例に基づくマーケティングから考察する事業の大小でプロデューサーの在り方も変わってきます。

プロデューサーの仕事が理想利益をどこに置けるか、これを帰納的に考えられなければプロジェクトの成否に大きく直結する事案の理解は重要でしょう。
ですので通常の事業では開発事案と回転事案が両セットで必要だと言えます。
資本力でリスクの大小も異なりますが、考えうる全ての最善を尽くすことでしか開発事案としての新規事業へ向き合う具体的な方法に他なりません。

プロデュース=何かを生産する。
プロデューサー=何かを生産する人

私は何かを始める際にアントニオ猪木が試合前に放った名文句を思い起こします。
「やる前に負けること考える馬鹿がいるかよ!出てけコラ!」
インタヴュアであったテレビ朝日の佐々木アナはピンマイクがズレる張り手を直後に喰らいます。
この時の映像はYouTubeに残っていますが、叩かれて当然だろうと思う反面、自分が叩かれている心境になることがあります。
その瞬間、考えうる全ての最善を尽くせたか、そこが問われているのだと自問自答するのです。

【インフォメーション】
舞台撮影と映像制作を手掛けます。
イタリアから下関、素晴らしいDUOピアノ演奏を少し涼しくなった折に鑑賞されてみてはいかがでしょうか。





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