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第58回 ザ・コンサルタント (2016年 アメリカ) キャラクター設定は面白いが・・・

表の顔は頭脳明晰な公認会計士。しかし裏の顔は凄腕の殺し屋!かたい職業の会計士と真逆な殺し屋の二つの顔をもつ主人公の設定が面白いのだが。

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なぜ殺し屋になった。

なぜ、会計士になった。

それが過去の生い立ちからの影響だとわかるのだが、だからどうした?

余るこの過去から話は必要なかったのでは?

クライアントから命を狙われることになり、反撃にでるベン・アフレック演じるクリスチャン・ウルフ。


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彼は自分たちを狙う殺し屋たちを次々と仕留めていく。 

射撃の腕は抜群。

格闘技も身につけた彼は最強の殺し屋。

最後に残った殺し屋集団のリーダーは隠しモニターから敵であるクリスチャン・ウルフが随分昔に行き別れた自分の兄だと気づく。

ここで、よくあるパターンは折角再会した兄弟同士が殺し合い、結果主役が生き残れる。

だが、この作品は違った。


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直前まで殺し合ってた二人の殺し屋は殴り合いの末仲直り。

「また連絡するから会おう!」と約束までする始末。

変わってるよね。

まあ、それが現実か。

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拍子抜けしたラストを見、エンディング。

お約束ばかりも飽き飽きしていたが、このあっさりパターンも物足りない。

クリスチャン・ウルフというキャラクターをもっと観たいきもする。続編があれば次はスッキリさせてほしい。


次回第58回は

やはり殺し屋特集の第二弾として「コラテラル」をピックアップ!

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