映画の裏側に迫る! 「マイルームシアター」vol.2映画イベントレポート
映画ファンと映画クリエイターが集う、シネマディスカバリーズ運営のイベント「マイルームシアター」。前回、発表させていただいたvol.2「社会の小さな叫びたち」が、おかげさまでチケット完売での開催となりました! 今回は、当日の様子をレポートします。
会場は代官山駅からほど近いシアターギルドにて開催。ヘッドフォンとドリンクを受け取り、ソファーやデザイナーズチェアなどお好きな場所に座るスタイルです。
今回は「社会の小さな叫びたち」をテーマとした川添ビイラル監督、佐久間啓輔監督の作品の上映でした。
初めはやや緊張気味のアイスブレークタイムですが、映画ファン同士、お題について話が盛りあがっていきます。中には映画館で映画鑑賞するのは20年ぶりという方も!
川添監督作品『ひびき』は、現代のコミュニケーションを切り取ったショートストーリー。「タイトルを付けた理由は?」 「夜景が印象的なロケ地は?」 などの質問が飛ぶ一方、キャストの山下ケイジさんに撮影裏話を、中山佳祐さんにはこの役を演じる際のスタンスなどを緩急ある絶妙のテンポで語っていただきました。
佐久間啓輔監督作品『Funny』は、“普通の人の生きづらさ”を見つめた作品。見過ごされがちだけれども確かに存在する困難を掬いあげるこだわりについてのお話や、主演の江守沙矢さんがキャスティングされた偶然(必然?)の経緯も飛び出しました。
監督同士がお知り合いという事もあり、2作品の監督・キャストのクロスオーバートークも非常に楽しく盛り上がり、その後撮影タイム、参加者との交流会と続きました。遅い時間帯にも関わらず最後までお付き合い下さった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
マイルームシアターでは、これからもスクリーンで鑑賞する機会の少ない良作をピックアップしてお届けいたします。参加人数に限りがあるためご興味のある方はぜひお早めにお申し込み下さい。