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[シマハイイロギツネ 他]2022年初夏、アメリカ周遊。ビールと動物園、アードウルフ。写真多め。

さて、9ヶ月ぶり?でしょうかね。
連休です。行きましょう。と言うことで成田を5時に出発。出国手続き終わる頃にはもう搭乗が始まって…ん?

あー去年に比べればなんだか混んでるなぁ、活気があるなぁという感じ。でも日本人の姿は余り見かけない。全く、ではない。

大雑把なルートこんなん

しかし参ったね円安130円。前回は110円だったから1割2割高くなってることになるよ。でもまぁ、航空券は底値の時に買ったし、ホテルは…これはアメリカの内需だと思うけども高かった。仕方ない仕方ない。さてさて、気が付いたら飛んでいた。ビールを数本飲み、マイクラの昆布回をオフラインで見ていたらいつの間にか眠っていた。アレは睡眠導入に良い。ほぼ満席だったけどやはり日本人はほぼいないと言ってもいい。帰国便だ。起きたり眠ったりを繰り返し13時間、ニューアークへ到着。

朦朧としながら入国審査、荷物の受け取りと再積み込みを済ませシンシナティ行きに。このあたり本当にぼんやりして覚えてない。

そして到着。あーうん、寒いな…ここへ来るのも何度目か。良かろう良かろう。到着は午後10時ちょい過ぎ。いやちょっと本当に寒いぞなんか。大丈夫かこんなんで。uber呼んでそのままホテルに向かう。
チェックイン、それと荷物の受け取り。amazonとか、walmartとか主に生活用品のを。

さて今回お買い物したのは結構な量のTシャツとかステッカーとかぬいぐるみとか。ひとまずバラしてダブルの片方のベッドに積み上げ、ビールは日本からの持ち込みでスーパードライの缶のシュワシュワするやつ、それとwalmartで届けて貰ったビーフジャーキー。買いに出るよりは楽なので宅配は使っていきたい。今回のホテルはシンシナティ大学のすぐ側、動物園までは徒歩距離(とは言っても800m)だしコリービル内のアクセスは楽。過剰にアメリカンな室内がちょっとギラギラしてる感じだけどまぁ悪くはない。しかし浴槽ないのはちょっと辛い。日本人はお湯に浸かりたい。さぁ眠ろうか。

今回はかなりギチギチのスケジュールである。特に移動。
まぁよく言われる可動部分が多いほど壊れやすいとか、安全マージンを取ってないと事故るとかそういうのである。特に移動。
都市間移動のワンミスが許されないのである。
また深夜早朝の移動が多く、この国の交通網も信用できないけど何なら一番信じられないのは自分の寝坊だったりする。
バカンスなのに心安まらないなあ!

4月28日 オハイオ州 シンシナティ 滞在 4泊4日

さて一日目。
まずアーリーで夜行性館に早駆けしてアードちゃんにご挨拶。
すやすやであった。可愛いのう。

折角だから明るいうちに動いているところは見たい。
それからアレだ、カコミスルさんが導入されたので少し粘る。
早すぎて捉えられないので照準合わせて待ちの姿勢。
ここにも随分長いこと来ているがあの微妙に癖になるBGM(無音の闇の中時々フクロウの声が聞こえる環境音)は消えたのだろうか。
あとそれからナミチスイコウモリ。ぶちゃいく。
クロアシネコ、スナネコ、寝ている。十分であろう。

午前10時30分には明かりが消える。さて、時間どんなもんだ。
少し戻ってカンガルーホップ・ビアガーデンで補給しながら動物園公式のタイムテーブルを見て、12時からのチーターランへ向かう。猶予あって良かった。金曜日はチーターランの日。本当に、ここのは見逃せないのだ。

それから園内をざっくり巡る。もう慣れたもんだから本当にざっくりなのだ。

今回のルートはアフリカゾーンを駆け抜けてフィオナ様に挨拶してミーア先生とリカオンとダチョウ平原に戻ってこども動物園を経由しメキシコオオカミ・ハイイロギツネ(寝ている)・コツメカワウソ。あとケープだけど鳥インフルエンザの影響で展示は中止。むう。

それとリョコウバト、マーサさん、のお墓…それで今日は終わる。
徒歩でホテルに戻り午後3時ちょい、6時まで仮眠。

さて、まだ日は落ちていない。
あんまり期待してなかったけど地産のでもなんか普通っぽい悪く言えばパッとしないビールとして愛されておりまたその一方で去年見つけたcloud harvestシリーズが凄く良かったので今度行くときは行こうと思ってたその蔵に行ってきます。
バスに乗ってちょいちょい。
相変わらず来ねえなバス!
さてさて、なんかなんかライブハウスみたいな雑居ビル。
本当にここにあるのか?とざくざく歩いて行くと甘ったるいモルトの醸し香が漂う。

これは蔵だ、と入り口をバーンと開けるとなんかコンクリートの広い空間に出た。酒場の賑わいだ、砂袋を板の穴に投げ入れるなんか遊びをしている。
そしてそびえ立つステンのでっけえタンク。
これはかなり愉快な場所に出たようだ。すっげえぞこれは。
とりあえず辺りを一周し、蛇口でビールを注文。
お品書きを見ながら最初の一杯はふつうに、エールのサーベルタイガーを注文。
ん、喉がぎゅっとくる旨味。良いなこれは。今日の疲れと乾きに効く。良いぞ良いぞ。

さて人心地付いたところで空腹を補いたいところだけど近くにシンシナティ・チリのお店が…と、お休みか。あとは店でピザを取ってくれるみたいだけどサイズ的に一人で食い切れる気がしない。ビールで心を満たして部屋でチキン・サンドでも食べよう。
じゃあ黒だな、スラヴァ・ウクライニ……"東欧"風スタウトか、これを一つ。ん、これは染みるねえ。濃くて力強い、芳香も強い。ふふふこれは良い。染みるねえこれは…それとALES FOR ALS、これはじゃぶじゃぶ行ける。
やっぱフード欲しいところだったなぁ。ともかく満足した。
いい場所だ、また来たい。
ここで最初のサーベルタイガーとウクライナを缶に詰めて貰い、それとクラウドハーベストを半ダース購入。
さて丁度来たいつか乗りたいと思ってた路面電車(シンシナティ・ベル・コネクト)に乗ろう、市内ぐるぐるしているならいずれ着くであろう。
ところがだ、いつまで経ってもダウンタウンをぐるぐるしてるだけで大学の方に着かない。
んーー?と思って路線図を見るとマーケット通り(さっきの醸造所)から市議会までを横にぐるぐる回っているだけだった。まぁいい気分はいい。
噴水広場が近付いて来たのでそこで一端停まってそこからゆっくり帰ろう。
さてこの前のチキンサンドを買って、あとスーパーでクラウドハーベストのもう一種類を買って、さてさて部屋で夕飯と晩酌でもしよう。
少しずつ日が沈んでいる。明日もまた頑張ろう。

さて二日目。動物園への道は迷いやしねえ。
今日もまず夜行性館へ、相変わらずアードちゃんに貼り付く。
まぁ今日もぐっすりな感じであろう。今日も2時間ぐらいで消灯。

さて日本との時差は11時間。日本は丁度真裏だ、写真のデータを携帯に移しながら人影まばらなカンガルーホップで休憩しつつ、ここなら無線LANが入るということでスナックシマハイで4月の終わりを見届け、あとチャアアを送り、そのあとは再び夜行性館へ。完全に消灯されておる。闇を得てうろうろと起き出したアードちゃんを愛でつつ、あと暗所補正をガリッと効かせた明るい単焦点で何枚か写真を撮りつつ、あー、でもやっぱり動いてるのがいいな。成果ばかりを求め生態を愛でるのを忘れていたかのようだ。しかし暗いのはどうにもならんところなのでまた悩ましい。

気付くとペニープレスが搬入されている、がまだ梱包が解かれておらず稼働してない。んー、レバーがない、代わりにクレジットカードのリーダーがある。んー、そうかね、ペニープレスもキャッシュレスなのか。動くところ見たかったけど俺が滞在しているうちには望めまい。それに多分、図柄も変わってないだろう。銘版作るのが一番大変だろうし。そう思うことにした。
さてさてだ。今日は下を回っていこう。

その前に今日もちょっとシマじゃないハイを見てこよう、動いてるかも知れないし…っとああ!珍しいことに丁度水を飲みにお外に出てるところだった!ありがてえありがてえ。でっけえなギチュネ…たしかにまぁ色味は近いけどディテールが僅かに違う。本当にありがたい。長いこといて寝顔しか見たことねーんだもん。嬉しいことじゃないか。

さて今日はホッキョクギツネ、それとホッキョクグマ…あぁ、なんか大規模に工事しておる。ここもまぁ変化していくのだろう、楽しみではある。
さて園内のカフェでシンシナティチリをモチモチと食べながら明日はどうしようとか悩むのである。まだ2日目なのに充分濃い経験をしている気がしてきた。部屋に帰ったのは午後4時ぐらい。まぁ近いのは良い。今回選んだのは殆ど動物園に近いホテルばかりで。

さてと部屋のテレビがyoutubeに繋がってるのでさっきまで半端に見ていたスナックシマハイをきっちり見つつ、そうだなぁ、日が沈む前には買い物にでも出よう。
半マイル先のファーマーズマーケット、それとドラッグストアのある区画へ。夕飯はおスシ(アメリカの)、それとカットすいか。どうにも野菜が足りないと思ってたところでちょっとみずみずしい物を補給すべく。しかし何だ、量がある。ビールは6本チョイスでシエラネバダを購入、と、なんか今ひとつ冴えない味であった。なーんか合わない。好みの問題かも知れないけど。

2本開けて、銘柄忘れたけどブルックリンだったか瓶のビールと、あとハイネケンの700ml缶を開けてひとしきりクダを巻いて眠ったような気がする。その辺曖昧。
6本のうち残り2本のストーンIPA(盤石)はお持ち帰りに加える。細かいところはメモっとかんとダメだなぁ…眠い。あぁ、

三日目は二日酔いから始まる。
気が付くと午前7時である。
うううむ、失敗したなぁと思いつつシャワーを浴びる。
浴槽で煮られたいなぁやっぱり。など思いながらモリモリと味の薄いプロテインバーを囓る。夜を通して成分が沈殿した無濾過ビールの残りを啜り、飲み干したあとセブンアップを注ぎ、園のロゴ入りのビール用プラカップ(結構頑丈なので使ってこうと思う)を洗う。調子が整うまで少々の時間を要したがきっちり9時には園のゲートに着いていた。

今日も夜行性館から開始。マヌルも起きてる。スナネコも起きてる。カコミスルもどんくさ目に動いてるのありがたい、追える。フェネック、あとオセロット、そして骨付きカルビ。
あとは丁度良く飼育員さんがいたのでオオミミちゃんどこ行ったのかなぁと訊くけど明確な答えは返ってこず。ここでは無くこども動物園付近の園内大使館(導入前で所属がはっきりしていない動物を慣れさせるための場所、今までオオミミちゃんはそこにいた)にいるのではないかとの回答が。うーんはっきりしない。夜行性館に移るという話もあったようななかったような。
さてアードちゃんが腰を上げたようだ。すらっとして可愛い、ハイエナっぽい愛嬌がある。満足するまで眺めて実に2時間、ほんと飽きないなあ。さて今日は何をしよう。とりあえずビールを補給。


さてひとまずキャットバレーを超えてユキヒョウ、ピューマ、中央通りを線路を跨ぎながらアウトポストキャンプへ。そこからサバンナ。それからミーア先生と、おっと、今日はリカオンが元気だ。大凡8匹程度がうじゃうじゃ群れている、しかもガラスに近い。あぁ可愛い、いいなあワンワンは。ここまで食べ放題なのはありがたい。子供人気でガラス前ぎゅうぎゅうだ。さてそこから、今度は昨日の逆回り。こども動物園~メキシコオオカミエリアでハイちゃんが寝ているのを確認し(昨日はたまたま幸運だっただけなんだろうなぁ…)

うじゃうじゃ

バードハウスへ。
あぁ、開いてるんだ。そうか屋内展示だからなぁ、ペンギンは見られる。
キング、イワビー、ジェーン、フル…おっと騙されないぞ、お前はマゼランだな!
ふふふいつの間にか区別が付くようになってて驚くぜ。

いわび
ケ…フル…マゼラン!

さて珍しいキングの水中飛行を眺めてパフィンちゃんを眺めて、さてホッキョクギツネ、今日はいるかな…お、いた。まだまだ白い。それとも白い方の子かな、この甘え顔はフィフィちゃん、多分。スライくんのわるい顔も見たかったけどまぁ良し。そこから南国園、アメリカンアリゲーターと、それからマナティ館。なかなか顔を出さないので苦労した。下半身…性器しか見えぬではないか!さて下の最後まで行き着いたらチリの出るカフェがあるけどとりあえずそこで休憩。ぐるっと回ってマーサさんの坂を上り、もう一度ユキヒョウ、レッパン、裏からメキシコオオカミ、それから夜行性館にもう一度まっくらの世界へ。ここの姉弟は仲良しで本当に和む。お姉ちゃんなんか痩せたねえ、なんとなく顔の模様も薄くなって。今何歳だっけ…憶えてない。ともあれ闇の方がイキイキしていて良い。

4時過ぎるまでそこにいて、そのままタクシー呼んで今日は蔵へ、Listermann brewingだ。去年も行ったけどここは本当に良い。
そこで濃いめの黒を一杯。去年の程ではないけど甘みが利くなぁ。今年はこれを持って帰ろう、あ…瓶のはないのか。近いもので甘みとナッツの香りがするもの、それと普通に飲めそうないくつかを購入。ジュークボックスでtake on meを流す…けど、コインが詰まってしまった。困ってたところすぐには直せないんで店内BGMリクエストで、と助けられた。
そーいや今日は日曜でフードがないんだ。ちょっと残念。

部屋に帰ってどうしたっけ、そうだ荷物を詰め直したのだ。明日は移動日。
お土産、衣類、ぬいぐるみ、仕入れたビールをぎゅうぎゅうにスーツケースに詰め重さギリ50ポンド×2超えてない、大丈夫。
いや待てよ。
まだ道中なのに積載限界超えてしまって。
仕方ない、衣類、かさばるものはエコバッグに詰めて飛行機乗る前にカメラバッグに移そう。あと冷蔵庫に…しまったハイネケンがもう1本残っている。飲みながら洗濯にでも行こう。缶の半分までちびちび開けながらそろそろ乾燥の時間か、乾燥機に突っ込んで…微睡んでしまった。袋詰めの洗濯物が出来上がった。あぁ、ノーパソも重いな。実際そんないらないんじゃないか。これも別に纏める。

会えないならせめて展示物だけでも

さて明日は移動日だ。結局その日はそれ以上ハイネケンは開かなかった。疲れていたのかも知れない。そういえばマトモに夜飯食ってないな。ホテルの下にあるパブも行きたいところだけどちょっとまぁ今更だろう。今日はもう片付いたので終わり。不思議と腹が減らないのだ。

4日目、そして移動日。
チェックアウト、それからホテルのフロントに帰りの飛行機が夕方なんで4時頃まで荷物を預かって貰うように伝える。滞りなく、それから今日も動物園に。最終日だあ。これでまだ行程の半分行ってないってのがびっくりだよ。

はい夜行性館、アードちゃん、マーゲイかもしれないオセロット、カコミスル、それとアードちゃんに最後のご挨拶を。よしよし、ん…ビールでも飲むか。そういえば飲んでない種類あったなあ。丁度樽を運ぶトロッコが来た。50west…あっこれ美味しいやつ!しまったなぁ、買っておけば良かった。まぁ良いまぁ…どうせまた来るであろう機会を楽しみにしておくだけ。

また来るよ

今日は順路を浅めに。ネコバレーを超えてアウトポストまで、それから折角だしハイちゃん見ていこう。また外に出てるかも知れないしね。にしてもオオミミどこ行ったんだろ。さてオオカミ谷…おや!ハイちゃん日向ぼっこしてる!可愛いのう…そしてデカい。いやあここまで見られたの初めてだ!実際割と念願だったりするので心から嬉しい。満足した。

あぁ、それと眠るカワウソ、眠るメキシコオオカミ、戻ってサバンナエリアでまた元気なリカオンを見て、あと何か忘れ物、そうだ、ボンゴ探さなきゃ。何故かよくわからないけどしましまのボンゴ。それとオカピ…あれ居たのか…知らなかった。いや見た記憶があるようなないような。それからクロサイ、マーサさんのところに行って最後にもう一度時間いっぱいまでアードちゃんとこに行こう。

待ってるよ

よしよし、起きてる。しかしなんか今日は人が多いなぁ。って所に懐中電灯持って夜行性館に侵入してくる輩を見つける。いやおかしいだろう。まぁ足下を照らす程度なら、と思ったけど動物の潜む闇を照らすわフラッシュ炊くわちょっと常識がないので流石に咎めた。目を悪くしたらどうするんだ。アードちゃん飼育室に逃げちゃったじゃないか。くそうひでえことしやがる。
まぁいいやほっとこう。一時間ほど座り込んでアードちゃん眠るのを確認して午後3時、ホテルに戻って空港までのタクシーを呼ぼう。なんか疲れたな。いいことだけ思い出そう。
アードちゃん見た人の反応はハイエナ?可愛い!コヨーテ?…コヨーテ?…似てるのかなあ。さて荷物を受け取りタクシーを待つ間にカメラバッグに荷物をぎゅうぎゅうに詰めて写真のバックアップ取って…タクシーは時間通り。いい都市だった。何度来てもいい。

さらば

さて空港でチェックイン。
次はフロリダ、大凡4時間程度。
手荷物検査受けてバーボンハウス…もいいけどパブでサムエルとポテト、それとチキンサラダ。搭乗ギリギリまで、酔いも程々に、そのままダラスへ。

特にまぁ、そこではやることはないのでスタバのコーヒー牛乳を飲んだり時間を潰したりだけどちょっとしんどい。2時間+2時間の移動なんで大体撮りためたアニメ見てたら着いた。もう12時を回っている。はぁなんか…と思ったらもう機内最後尾で俺だけ降りてない状態で慌てた。やべえやべえ。ああ!かばん引っかけた!バッジ大丈夫…?大丈夫だろう!(これについてはあとで気付く)急いで出ねえと…っと降りてベンチ座って気付く。財布ねえ。あー…どう言うことだああ。
疲れてんな間違いなく。
その飛行機はここで終着なんで、ちょっとCAさんにお願いして中を見てきて貰う。5分後無事見つかる。はぁもうなんてこった。気が抜けてる。もうちょっと緊張感を…まぁ見つかった、それが幸運だと思いねえ。

さて、次の目的地、フロリダ・ジャクソンビルに到着。
タクシーでモーテルへ、飛行機の到着が遅くなることは事前に伝えてある。
んー、まぁー…悪くはない部屋。写真忘れたのが勿体ない。思い出せないじゃないか、いろいろと。あー、何より浴槽がある。ありがたい。ただ浴槽に栓が付いてなかったのでシャワーとして使えと言うことかな!まぁタオル詰まらせて栓するけどね!
あー、湯に浸る喜び。ありがてえありがてえ。
浴槽はマジでヒトの尊厳を取り戻せる。
さてぎゅうぎゅうのカメラバッグから荷物取り出して明日すぐ動けるような準備を。程々に、眠ったのは午前3時ぐらい。

あぁ、そう、物入れに引っかかってバッジが取れてしまったんだ。ホテルついて思い出したのは、アードバッジは破損、雛♥バッジはかろうじて無事なものの危険と判断、それから大問題なのはシンシナティの隊員章(会員証ではない)を落としてしまったことで…ちょっと今再発行をお願いしてるけどメールの返事が来ない。2019年のイベントで出たものだからなぁ、でも土産屋の店頭にはあったので在庫はあるはず。通販出来るか祈ろう…お願いだ。

フロリダ州 ジャクソンビル滞在 2泊1日

やはり風呂に入ると疲労の回復度合いが段違いだなあ!
よし行こう!今日はジャクソンビル動物園とフロリダ科学館、それとアードウルフ・ブリューイング

ジャクソンビルにはコヨーテが、それと科学館にはアメリカ哺乳類150頭のサンプルが…その中に未確認だけどダイアウルフのホにぇがあるかも知れないのだ。それとアードウルフに行くのは実に5年ぶり、ずっと行きたかったけどフロリダは遠すぎる!さて準備万端、行こう。へいタクシー。日差し強ぇーなあ!!

さて9時丁度、ホテルから20分ほどで動物園に到着。ここは事前予約済みなんで窓口で予約メールのQRコード通してチェックイン。朝から動けるのはいいことだ。
ここは普通の、しっかりした動物園。

まずライオン、キリン、ワニ、ハクトウワシ(ここは鳥インフル来てないんだろうか?)…で、コヨーテだ!!犬!!可愛い!!コヨ可愛い!!
ふうさてアメリカゾーンで満足してしまった。

コヨヨ
howl

実際はまだ見るものいっぱいあるのに…と思ってたら尻ポケに財布が入ってない。蘇る昨晩の悪夢。いや、ホテルでコーラ買ったときにはあったチェックインで通した、財布の中にカードキー入れた…移動中に落とした??いや落ち着け、大丈夫だ。幸いカードキー(とドル札をぐるぐる巻きにしたの)はある、ゆっくり動物園を出たあとに…と思いきや、とりあえず再入場だけ貰ってぬいぐるみ買ってホテルに戻ろう…iphoneあるからそれで…と思ったらここ、現金もapple payも使えない、カード通し機だけしかないんだって…困った、何も出来ない。ついでに言うとペニープレス用のコインの両替も出来ない。うわん。いったんホテルへ帰ろう…しゃーない。往復のタクシー代はしゃーない。俺の不注意が招いたことだ、それよりも部屋に財布があることを祈ろう。ブーン。

午前10時30分。財布あった…良かった。
ぬるくなった飲みかけのペプシを飲み干し、あとついでに汗かいたのを着替えて小銭を両替して再び動物園へ。
このあと科学館もあるんだよなぁ…と車内で調べ物をしているとその日休日とか!ちょっとぉ…!これは厭になるぜ。いや切り替えよう。終わりまで動物園とそれからビールだ。
さっきのルート通ってコヨーテから再開。
ああ、おお!coyohowl!叫んでいる!そしてかわいい。

ボンゴ!またなんか縞々!
オオカワウソ!いやオオカワウソが泳いでるの断面はかなり珍しいな!まるででっかいカワウソのようだ!しかし片面のガラスが割れているので見られるタイミングは限られる。なんでだー。

それとカピバラ、オオアリクイ、ジャガー、ヒクイドリ、ツノサイチョウ、コモドドラゴン、とら、そしてコヨーテに戻り寝顔!!可愛いなコヨ!わんこだ!スマートで灰色の混じったコヨーテブラウンも美しい。片方の子お尻にもこもこが付いてたけど丁度衣替えの時期だったのか。梳いてやりたい(いやがられる)よし満足した!問題はない、何一つ!
…と思いきやコヨに戻る途中に気付く。痺れ、寒気。熱射病だ…油断してた。ここで二つ問題がある。ガチの状態異常なんで一度こうなったら暫く回復しないこと、行動そのものが出来なくなる。そして自然回復以外に回復する手段がないこと。
困った、いや本当にどーすりゃいいんだ。対策なんて当然用意してないもん、こんな暑いとは思わなかったし(でも思えば1月に行ったときも日が高くてまるで真夏であった)…落ち着こう、とりあえずゲータレードを2本飲み干し、風通しのいいゲート2階の無人のテラスで予備のシャツに着替え。
水を浴びるまではしないにしても濡れたハンカチで額を冷やす。
30分程度で落ち着きを取り戻せた。
やー怖いなこれ。予想だにしなかった、この季節だもん。気をつけねば…さてその日は終わり、その足でアードウルフに向かおう。

ブロロロロ。
着いた。ここに来るのも5年ぶりだ。
なんたって遠い、交通の便が悪いのはどうにもならんもんで。
次いつ行けるか…さて、前と同じ隅っこの席に座り、定番のBPAを1本。
乾いた砂に染みこむようにきゅーっと。なんだか今日は特にうまい。
肉体労働だったもんなぁ、汗だくだ。
さてその日はまたしてもフードトラックが来ない日だったので(問い合わせ済み)干し肉を噛みながらアード感を味わう。とっても隠れ家。落ち着いた落ち着いた。

Alvinくんも久しぶり

さて店の雰囲気、前は若干モノクローム気味だったけど雰囲気変わったねえ。ブラックライトにネオンチョーク、グッズもちょっとワルさ気味。ステッカーもなんかメタリックに。
さて次にwolfsonsって黒をショートで、なんかローテがいつも通りだなぁ。これはこれで美味い。
はー居心地が良い。持ち帰りは500を6本ユニットかぁ、悩ましい。とりあえず次にnoncharant、これはジューシーで良い。無濾過かな?濁っている。これも持ち帰りたいところだけどミックスで2×3種はダメかぁ、なかなか絞り込むのが難しい。
まだあと2ヶ所も巡らないといけないから荷を増やすわけにはいかないのだ。かといって少しずつ消費しようにももう明日にはここを発っているのだ。adelwolfも良さそう、セルツァーもいい、本当に悩ましい。
あぁ、あと一杯、southbankを頂いていこう。
暑さにキリッとくる辛口、あぁ!よし今日の気分はこれだ!今回はこれをお持ち帰りする!
それとショートのゴブレットを一つ、facebookでみたカラフルなタンブラーは置いてないのかな、さて悩んで絞り込んだ、だけど看板商品なBPAもnoncharantも良さそうだし本当は荷物が多いのでせめてラベルを、と貰ってきた。それとアードちゃんのフォトを醸造主にと、あぁ、シンシナティの!と言われる。良かった良かった。

ちょっと考えてみたらBPAを32oz缶に詰めて貰えば良かったんだ、1キロぐらいなら何とか浮かせられるんじゃないか?と。失敗したなぁ。でも荷物が多いこと、それと疲労でそこまで気の利いたことができなかったのである。また今度来たときだ。さらばである。

さてモーテルに戻り荷物を詰め直し…やっぱりスーツケースの重量がカツカツになっておる。明日は移動日なんでカメラバッグにありとあらゆる物を詰め込んでしまおう。それと風呂、浴槽はいい。アチアチだ。明日飛行機は8時だって…えー、6時に起きて?うん早いうちに寝るに限るか、さて。どうも部屋の記憶がふんわりしておる。どうでもいいけどここの自販機、ペプシを押すと缶が斜めに降ってきて手に取るとぷシュッと割れる。ギャー。

翌朝。きっちり起きられたけど携帯がピコピコ光っておる。
どうやらuberが30分早く着いたようで急いで部屋をあとにする。
忘れ物はないか、大丈夫か。夜のうちに確認したから大丈夫であろう。
若干散らかってはいるが。おっと充電ケーブルをしまい忘れた、まあいいカメラバッグに詰めてしまおう。
急ぎチェックアウト、午前6時。
サンタバーバラまでの移動だ。朝焼けを浴びつつ空港でチェックイン。
小さい空港で朝早いだけあってそれほど難なく進むことが出来た。
ぐったり。
大分疲れがたまっている。
デンバーまでおよそ4時間ぐらい。
いよいよ体力が底をつき始めている。
でもこの日は何もしない日だ。
経験上、体力の低下でぐだぐだしたり突然動けなくなったりするよりきっちり休養日を設けておいた方が精神的だ。サンタバーバラに着くのは午後2時、ホテルに着く頃には動物園も店じまいの時間なんでそれを折り込みで休みにするのは実に効率的ではないか。飛行機内の気圧の変動にうなされながらデンバーに着く。もう口を突いて出てくる言葉もない。到着。
とにかく腹が減った。乗り換え、隣のプラットフォームにサンタバーバラ行きの文字が煌々と輝いている。正直なところデンバーってドコ?ってぐらいに何も知らない。空港はこじんまりとして清潔感があるなぁ。だが免税店もニューススタンドも目に映らない、腹が減りすぎている、精神的にも、何か食べなきゃやられる。そーいや今回マトモに飯食ってねえなあ。飯、出来ればピザかハンバーガー以外で…あぁ、パンダ・エクスプレスがある。米食いてえ。

油の味しかしないチャーハンとひたすら味の濃いオレンジチキン…交互に口に含む。これは定食と言うより丼だなあ。あぁ、満たされる。尊厳を取り戻した気分になる。いやあそんな美味くはないんだ、でもなんか特別なにかうまいものを食べた気分になった。あー、まだ戦える。行こう、サンタバーバラへ。

カリフォルニア州 サンタバーバラ 3泊3日

さてサンタバーバラ、さほど時間を要さずに着いた。この町は二度目だ。
前回はロサンゼルスから電車で来たけど今回は飛行機で、うん、経路で重複した駅に停まらないように考え抜いた結果こういったコースになったのだ。
ルート構築もまた面白い。着いたときには滑走路がワーって走ってるだけのまるで空軍の基地とか、ハワイのコナ空港みたいになーんもない感じだったけど…降りて外を見ると強い日差し、遠くに見える目が醒めるような青さの海岸線、乾いた空気、高い空。それと日差しを受けて輝く白亜の駅舎。
ようこそサンタバーバラへ。うん、帰ってきたなあ!
駅舎の周りをぐるぐる回りながら写真を何枚か、そして預け荷物の到着を待つ。グワー!スーツケースの角が潰れておる!なんてこった!雑に扱いおって!いやいや大丈夫、中身が無事なら気にしない。例えば中でビールの缶が割れて吹いてたりなんてことはなかったし問題はない。
さてこれ、どうしたもんかなぁ。荷物を受け取ってから暫く途方に暮れる。
現在午後2時ちょっと過ぎ。ホテルのチェックインは3時だからまだ猶予はあるし、今日は「なんにもしない日」だ。だって3時に園にダッシュしたってギチューネ寝てるもん。休養だ、休養が大事。しっかりギチューネを攻める、そのために今日のうちに体力を全快させねば。
タクシーを呼ぶ、その前に暫く喫煙所(喫煙所ではない)に座りサンタバーバラの日差し、空気を胸いっぱいに吸い込む。求めてたこの紫外線。光合成しちゃう。町の雰囲気はそれこそキレイなハワイである。猥雑としていない。心地良い。そこで30分ぐらい佇んでいた。あと、ポチポチ、へこんだスーツケースの直し方…はまぁいいか、ホテル行ってダメージを確認してから判断しよう(まぁ旅行中にはなおらなかったんだけど)……程なくしてタクシーが来た。いいだろう、この日差し?なんて会話を交わしながらまた前と同じモーテルへ、動物園から徒歩距離の。

さてまた荷物をエイヤってバラす。アードビールを飲んでいこう。
まだ日が高いので冷蔵庫に半分。んでサンタバーバラのビールを入れ替わりで補充するのだ。あとはもう着る予定のない衣類だな、出撃予定はあと3日なのでそれ以外はもう除外してしまおう。ぽーい。
あとカメラ関係の道具をベッドにぽーい。これで良し。

ひとまず今日は動物園に行こう。
年間パスポートを購入せねばならぬ。
いや実際のところ入場$20×2日、年パス$100で赤字なんだがまぁそれはいいんだ、寄付の意味もあるし、(ここからまた一年以内に行くことがあるかも知れないし)、先に申請しておかないと事前入場予約が必要な今ちょっと面倒なのだ。去年のでも書いたけどオンラインで入場予約は出来る。でも日本のカードが通らねえ。口頭で約束を取ったと説明して窓口で支払う、とかそう言うやりとりもめんどくさい。ならばいっそのこと、って感じで。
さて晴れて会員になりました。以後はオンラインでの予約が出来るようになるけど今回はもう事前にお願いしてあるので大丈夫。とりあえず今回は名前の入ったレシートが仮の会員証になります(スマホ会員証があとでメールで届きます)。あぁ、今は物理カードの発行してないんだって、それだけ残念。

よし、用事は済んだ。あとは園外の展示物でも見て回ろう。
シマハイのバナー、フルルのバナー、おっと、シマハイカーだ!ちょっとじっくり見よう。と、ふと気付く。左右の絵柄が違う!ああよかった、結構大事なことに気が付いた。前回見たときは片側だけだと思い込んでたからなあ。よし、充分。いったんホテルに戻ろう。

領収書
ひとまず年パスの代わりになる

この後は…とりあえずスーパーに行ってビールの買い出し。
いろいろ地の物を覗くのも忘れずに。
なんか見たことのない野菜、見たことのないスパイス、棚に並んだビール、基本はメキシカンなのかな、新鮮な刺激が一杯だ。
あとはちょっと離れたところにセブンイレブンあったけど流石にそこまで行くのは遠い。あぁ、エアメール用の切手を買わなきゃ。ぽつぽつとガソリンスタンド併設のマーケットがあるけどそこで切手がおいてるわけもなく、ただそこを曲がったところに郵便局があるからそこで訊いてみては?と言われる。ぐるっと回って郵便局へ、無事切手を購入。
ガソリンスタンドのある(お礼を言わにゃ)元の通りに戻ってきてコーヒー牛乳、ちょっと先にあるスーパーマーケットとドラッグストアに。そこでビールを購入、あとなんか面白いものないかな、とりあえずあとお水を買って帰ろう。それで午後6時ぐらい。歩いたっちゃ歩いたけどまぁいい感じの休息にはなった。日が傾いてきている。

そうさなあ、蔵にでも行ってみよう。そこでちょっと失敗が。ビールを片手に浜で日没を待っていた。そのあと蔵へ向かったけど時計を見てなくって…日が沈みきったときには既に午後8時を回っていたのだ。酒場はやっているのだけどフードがもう8時で終わってしまっている。夕飯はそこでと思ってたのにちょっと油断していた。とりあえずお邪魔するだけして帰ってきた。帰りのタクシーが同じ人に当たってちょっと気まずかった。

あとは部屋で飲もう。明日への願掛けに赤いきつねとか食べちゃう。
あと塩、そして例のTシャツを枕元に。
あぁ、またここに来ると決めてから何度も思っていた。
そりゃもう夢に出るぐらい。ガチ来い距離んなって一眼のマトが当てにならないと思ったらiphoneにずばっと切り替えよう。いつそのときが来るかわからないけどいつ来ても混乱しないように。さぁ、準備は万端だ、いっぱい寝て、ギチュネに備えよう。おやすみおやすみ。

翌朝。気温13度…はあああ!?ちょっと!寒いんですけど!!

外はあいにくの曇り空で、ここは日差しがない限り気温そのものはときに日本より低いのだ。

あやや参ったなぁ。
でもまぁ、こんなときのために去年買ってきたパーカーを用意している。
それに日が出てくれば温かくなるであろう、過ごしやすい程度に。
さーていざ行かん。

前回同様である。なので迷わずざくざく進んでも構わない。
下段にはフンボルト、コツメ、オオハシ、サイチョウがいるので見逃さないように、とにかく丘の上へ登っていく感じで。んで左壁を意識しながら進んでいくとペプシの自販機とトイレが見えてくるのでそこまで行けば到着です。

また来たよ!ルイスくん!クラークくん!!
開園ダッシュだったのでまだ配置にはついておらず地面をちょろちょろしてたりシマ板に登ろうとしたりしている。あああ、なんと可愛い。お持ち帰りしたくなる絶妙なサイズ。抱っこしたい、あー、いずれは島に行ってモフりてえなぁ。今回はトレイルに拠点を敷いて落ち着いてじっくり攻めよう。上からの撃ち下ろしはどうにも藪が濃い、ただ接近チャンスがあるかも知れない。下から遠距離で狙い撃つのが安定か。でもナデナデしてえなあ!ふう…

さて定位置に着いたのを確認したらそうだなあ、また暫く目覚めないだろうと少し園内を巡る。ミーアキャット、ライオン、フェネック、フンボルトの回収をちょいちょい。日が出てきたのか11時頃には動き始める。
やぁもうね、これ以上は写真の方が雄弁に語ってくれるであろう。

ここからシマハイ

マジでねー、寝顔を見ると、ちまちましたのが走っているのを見ると、あくびをするのを見ると、兄弟でイチャイチャするのを見ると、遊具を使って戯れているのを見ると頬が緩んでくる。可愛いのだ、可愛いのだ本当に。
そして飼育員さんが来るとサッと近付いていく。駄犬だ。
ただ動きに刺激が入る反面飼育員さんの控えている飼育舎に戻ってしまう可能性がある。二人はごはんを食べているようだ。そして戻ってきた。安心。
そしてしばし木の上でイチャイチャを続けハウスで眠りにつく。良いよいい、最高だ。満足した。4時間も据わってたのかそこに。でもそれだけ可愛さの吸引力が凄い。ルイス君とクラーク君を交互に接種することで無限ループできる。可愛い可愛い。

午後3時にはホテルに戻り、写真を整理しつつ仮眠を。7時頃には起きる。今日はコヨ配信があるからだ。しかも北米時間ベースで。休み中は実家に帰ると聞いて困ったなぁ、と思っていたけどまた一つ念願を叶えたり。
よし点呼、午後8時、サンタバーバラ、シマハイのいる、カリフォルニア!……ふう。ひとまず満足した。まったり配信を見つつビールを開けつつ、夕飯はそれっぽいのを食べよう、とニャーニャーイーツでメキシコ料理店、ブリトーを注文。ピザ一枚はきついけどこれぐらいなら行けるだろうと思ったけど思ったよりとんでもなくでかいのが来た。それこそビールの瓶ぐらいの太さがある。肉がミチミチに詰まっている。あー、美味い、贅沢だ、本格的だ、けど重いよこれ…結局半分を食い切り、時間をおいてから残りその半分で限界が来た。うーん

二日目。昨日と違ってカンッて晴れている。
雲一つなし、晴天。これが本来のサンタバーバラなんだよ。曇ったり夜露が降ったりする方が珍しい。
さて行こう、今日はそのまままっすぐシマハウスに向かうがまだ出勤していない。
10時を過ぎた、まだ待とう。
それから四半刻、飼育院さんに連れられ現れるふた狐!
なんかすげえサカってるぞ二人とも!
あにゃにゃにゃにゃ!あにゃにゃにゃにゃ!…ホントにあんな鳴き声なんだな……駄犬可愛い……♥

暫くテンションがめちゃくちゃで地面ちゅりちゅりしたり追いかけっこしたりマタタビをキメたような乱れっぷりにがもう最高にヤバい可愛い。暫く飼育院さんにくっついてた。ハイ色が濃いのがルイスくんで八王子がくっきりしてるのがクラークくん、なんとなく区別が付くようになった。逆かも知れない。展望側にいるのがクラークくんでトレイル側にいるのがルイスくんと飼育員さん言っていたような。必ず個性はある。よくルイスくんにちょっかいをだすのがクラークくんか?(逆かも知れない)写真をしっかり見て顔を覚えねば。個を愛でる、それはとても素敵なことなのだ。(いやでもあとで動物園の広報から正確な情報を受信せねば)はぁ、その日はずっとシマハイ山から動かなかった。ビール、減らさなきゃいけないから持ってきてよかった。シマハイを肴にビールを飲むのは素晴らしい。撮れ高は最高だった。ワンワン吠えるのも押さえられたし言うことはねえ。致死量の可愛さだ。あぁスムースな小型犬のようなせな毛を撫でたい。餌付けもしたい(ダメです)、いやもう本当に、今回は画で見るシマハイというよりも動いてるシマハイを補給出来てよかった。

あとはそうさな、目線、目線が欲しい。いやあ難しいかあ、そろそろシマも帰る時間だしハウスの入り口をうろうろし始めたし、90度直下に向けうろうろしているのを捉えているとそのとき目が、琥珀色の瞳が俺を見ていた…目が合った…おお、なんて美しいんだ。よかったよかった。念願は叶った。流石に動物園広報さんが上げてるような(信頼関係や愛情がないと撮れないような)シマい写真にはならなかったけど上等も上等だ。あーもう一生推せる。可愛いハイ可愛いハイ。そしてそのまま帰って行った。おそらく飼育員さんが来たのだろう。もう3時かあ、粘ったなあ。そりゃもう飽きない魅力がある、魔力と言ってもいい。もうフラフラだぜ。あとは何だろうな、見落としがないか園をぐるりと巡り(行ったことないのはキャンプエリアぐらいだったね)せっかくなんで園内一周汽車に乗る。ちょっと疲れ気味に丁度良い。あぁ、シマ斜面の裏こんな風になってたんだなぁ……とか。シメには丁度良い。なー本当に今回はよく動いててくれてよかった。お腹いっぱいだ。ホテルに帰って短い仮眠を取ったあとシャワーを浴びて荷造りをしなくては。実質次のチェックポイントが最後なんでこれが最後の荷詰めであり限界まで絞らなくては。ぎゅうぎゅうに。と、UNITEDからメールが来て、6時の飛行機が都合で7時になったって、まぁ、少しだけ遅い便でゆっくり寝られるのは良い。着くのも早すぎんだ。


サンフランシスコ 1泊2日

さて翌朝。ひやりと澄んだ雲ひとつない空。
おはようございますサンタバーバラ。
さてチェックアウトして空港へ。実質最終日だ。5時?6時?にUBER呼んで程なくして空港着。空港って言うか駅なんだよなぁ。
アムトラックの、ロサンゼルス駅もこんな感じだった。
朝どうしようかな…と思ったけどベーグル屋?に列が出来てるようだけど並ぶ気力はないなぁ。一応小さな売店はあって一応手土産めいたものは多少、でもキツネグッズっぽいのは見当たらないなぁ。まぁ本来であればシマの物なので実のところそれほど関連性はねぇのだ。(欲しければチャンネル島に渡れと言うことか)さて飛行機が来たので乗ろう。
サンフランシスコまで実際40分ぐらい?機内サービスは無かった、それぐらい乗ってる時間が短い。

さてサンフランシスコ到着。
何度か乗り換えで来たことはあるけどここで降りるのは初めてだ。
なんかあっさり目の建物(東京駅みたいな感じ)。
とりあえずいろいろ早すぎるのでゆっくりUBERを待とう。
事前に調べてた情報だと市内まで空港鉄道で出る方が安くて早いとかだったけど面倒だし想定より安く済んだので。それでもまだ朝の9時で動物園もやってない。
ホテルに着いた。着いたはいいけどなんかどうにもボロいフロントだなぁ。
あとなんかガラスと鉄格子が昔の駅窓口とか言い方悪いと留置所みたいにピッチリ閉まっている。あー、事前に伝えておけばよかった。
ちょっと早く着きすぎたんだけど荷物預かって貰えないか、目的地はそこの動物園なので、と言うが荷物を預かれるスペースが無いとのこと。
どうしようかな、この時間からでも入れる部屋があれば、と無理言ってお願いし、部屋清掃が済むまで待ってるように伝えられる。
11時、と言われたけどもう少し早く入れて貰えた。
あー、今回イチいい部屋じゃねえか。トイレも広いし浴槽までちゃんとある。あとは窓がないぐらいだけでそりゃまあそんなに気にするようなことではない。荷物も広げないしもうやることったら寝るだけなのにね。

さて落ち着いたところで少し休息。30分程度仮眠し11時には動物園に。
今回は特にここにしか居ない動物、ってのは居ないのでまぁ……あぁ、クズリがいたな。あとカモノハシ…は剥製か、パスだな。プラティパスだ。地図を見る限りではとても広いのでゆっくり周回していこう。とっても普通に動物園だ。ライオン、コアラ、オオカミ、とクズリは寝ている。地図にマーキングしてもう一周。

あとペンギン、ここはマゼランか。途中の行き止まりがちょっと厳しい場所にある。
さてもう一度クズリを探しに、おっと、今度はちゃんと起きてる。クズリについて全然詳しくなかったんだけどなんかイタチとタヌキを混ぜたような感じ。そしてひっきり無く動いている。たぶんつよい。スタミナ相当あるんだろうなぁ。

さてもう一度クズリを探しに、おっと、今度はちゃんと起きてる。クズリについて全然詳しくなかったんだけどなんかイタチとタヌキを混ぜたような感じ。そしてひっきり無く動いている。たぶんつよい。スタミナ相当あるんだろうなぁ。

てな具合で今回の分は埋まったかなあ。あと園内にあるペニープレス(ちゃんと動いててよかった)を探して回ったり、最終的にはメキシコオオカミの前にあるカフェでソーダを飲みながら佇んでいたりなど。
複雑怪奇な旅も今日で終わりだ。あぁ長かった、楽しかった。
不思議と疲れは感じていない。やっぱシッカリとした休みを挟んだのが効いたなあ。バカンスとは言え動きすぎると疲れてしまう。

予定より少し早いがホテルに戻って少々ぐうたらしつつ、最後にもう一つ巡る蔵と、あとサンフランシスコにいる旧友に会う約束があるのでそこに向かう。
行き先はanchor brewing、100年を超える歴史を持つ醸造所である。
UBERを降りるなり手を振って程なくして再会を喜ぶのであった。

随分ぶりだなぁ。ひとまず乾杯と近況報告まで。彼はまぁ、公務員である。
きっと東西の平和のために奔走しているのであろう。まずエールで乾杯、気心の知れた友人と日本語、ヲタ話、ありがたい。それからまぁ、近況である、今はenV環境で誰を推してるとかそんな。俺の方も、何を思い立ってここまで来たとかそんな話を。とりとめも無く。しかしまた一つ失敗したのが今日はフードトラックが来ないと言うでは無いか。今回の旅で一度も巡り会えてないぞ。ピザの出前を取ろう。ペパロニでガーリックだ。これがまた塩気が強くて良い。ビールに程よく合う。予定通り半ダース買っとこ。鞄のスペースも空けてある。さて会話も弾み程々に陽が落ちる前には撤収。南向きなので途中まで一緒の車で帰る。途中しゅりむすを識っているという話を……何だったかな。ミアちゃん……?帰国したらそれについてもう一度。さて目覚ましを掛けそのままベッドに倒れる、朝四時……。

さて無事に起きられるもんだ。
さてもうここまで来たらもうどうにでもなれの着の身着のまま起き抜けにコーラを飲みつつ日本入国への宣誓書を書く。
あとはPCR検査か。これ提出しないと飛行機のチェックインできないんだよなぁ。さてひとまずは空港向かって敷地内の検査場へ。これさえ無ければなぁ……結果出るまで40分ぐらい。結果はメールで送られてくるので入管アプリとUNITEDのアプリに送信して申請通ったの確認したらいよいよ出国手続き。もうそろそろ疲れが出てきたぞ。サンフランシスコからは直行便。あと12時間ぐらい?さらばアメリカよ、またそのうち。日本食、あぁ。免税店で一応の土産を買って、オーガニックフードの店で日本酒を見つけたので買って、ターミナルの端っこで帰りの便を待つ。ぶっ倒れるのはキッチリ席に着いてからでいいか。さらば、さらば。搭乗が始まった。さらば。

帰りの機内は程々の混雑だったけど幸いに隣が空席だったので気兼ねなく悠々と爆睡をキメ込んだ。さて降下の気圧変化で目を醒ます。ええいええい。そのうち携帯が電波をキャッチしてSMSが飛んできて入管アプリが黄色から緑に変わる。面白いなこれ。スムーズになるとかいろいろ持ち上げてるけど実際どうなんだろうね、と思ったら入国審査は相変わらず長距離歩かされての、アプリが正常に動作してるかを手作業でチェックしての、結局待たされる時間は体感変わらん感じ。あと唾液検査して陰性が確認できたところで程なく開放される。言うほど変わったかなぁコレ、でも公共交通機関の使用がOKになったり自宅隔離無くなったりとかあとアプリ監視も無くなったりとかいい方には向かってるっぽい。禍が去りつつあるという目では。まぁ、うん。さてスカイライナー乗って?帰るかな?何だろうなー。

ただいま、日本

楽しかった
泥のように眠った。

後日
今回持ち帰ったビールを友人宅で利き酒飲み会して今回のお話はようやく幕と相成りますのでした。ビール探しの楽しみを分かち合い語り合う。今回の冒険はいろいろあった、とか

またねー。

2021年版はこちら。


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