人生のミッションは重要な他者であるCINCにコミットすること|マネージャー/アナリスト Kazuki.I|CINCの人
こんにちは。CINC TIMES編集部です。
今回はアナリティクス事業本部 クリエイティブ&アナリティクス部 アナリシスグループ マネージャーのKazuki.Iのインタビューをお届けします。2021年11月より9期目を迎えたCINCで、約5年間働いてきたKazuki.Iは、社内で”古参”と言われる会社の歴史を多く知る一人です。普段多くを語らないKazuki.Iですが、今回はCINCへの入社経緯や現在までの出来事について語ってもらいました。
――本日はよろしくお願いします。まずはもう何年も前になりますが、CINCへの入社の経緯と現在の役割を教えてください。
「科学的知識・経験を拡充しながら活用し、信頼する企業で信頼する重要な他者のために資する」という、私の人生的価値を実現することが可能であると考えたことがCINC入社の理由です。
私は大学院修士課程修了後、転職者向けコンサルタントに従事する中、もっと自身の知識や経験を活用・拡充可能であり、より信頼できる仲間と使命感をもって仕事に傾倒できる場を望むようになり転職を決めています。
英語では、「commit」「engrossed in」「obsessed with」「be enthusiasm」等の言い方があるでしょうが、最も近いのは「devote oneself to」でしょう。
その状態になり得る企業を探す中でCINCに出会い、上記の考えに合致する企業であると感じたため、2016年に入社しました。
現在はアナリティクス事業本部でマネージャーをしています。マネージャーとして、マーケティングアナリスト部門を統括し、アナリティクス事業本部の組織・事業向上にも従事しています。
ーー入社から約5年が経過しますが、CINCで過ごしたこの期間を通じて自身にどのような変化を感じていますか?
ビジネスパーソンとして何もできていないところから、人に教えることが多くなった点に成長を感じますが、中でも私のCINCに対する姿勢が変わったように思います。
私にとってCINCに対する考え方は入社時から変わりませんが、それが強固になると同時に、新しい考え方を得ることもできたと思います。変わらない部分としては以下のCINCに対する姿勢です。
・人生におけるミッションは重要な他者に対して資するような人生を送ることである
・重要な他者として株式会社CINCをおいている
変わった部分としては重要な他者であるCINCの解像度が上がったことです。
入社してからプレーヤーとして働いた数年は、CINCという会社のビジョンやミッションを達成させるために、愚直に仕事に取り組み続けていました。
しかし、組織が拡大し、メンバーをまとめる立場で働くようになると、CINCという価値を上げていく事は勿論ですが、CINCにいる仲間たちの価値も上がっていく必要があると感じました。つまり、メンバーの一人一人に向き合い尊重することや、一人一人がビジネスのプロフェッショナルとして活躍していく状態を私が作るということです。
ーー「メンバーの一人一人に向き合い尊重することや、一人一人がビジネスのプロフェッショナルとして活躍していく状態を作る」という考えは、どのような出来事・経験から生まれたのでしょうか?
2017年8月~2018年7月の間に経験したことが大きなきっかけとなっています。組織の拡大期において、文化のシフトができなかったことやマネジメントの方法を誤ってしまった結果、グループがバラバラの状態になってしまったことがあります。
当時の組織文化、価値観としては事業目標の達成やプロフェッショナル集団としてのコミットでしたが、組織拡大期に新たにジョインするメンバーの価値観と競合し、凝集性が下がった結果、メンバーが同じ方向を向くことができず、メンタル・フィジカルともに大きな負担を強いられたメンバーも複数いました。
つまり、事業上の目標の達成/プロフェッショナル集団としてのコミットが求められる中、社員の価値観の多様性も実現する組織づくりが必要という、スタートアップの成長期に起こる問題を経験しました。
この出来事をきっかけに、組織の一人一人と向き合うことを経験し、私にとっての重要な他者が「CINCという会社」から「CINCという会社とCINCに所属しているメンバー一人一人」へと対象の範囲が広がりました。
ーーさらりと説明いただいていますが、当時はかなり大変な状況だったと思います。そのような状況をどのように乗り越えたのですか?
ここにはイノベーティブな解決策があったわけではなく、重要な他者(CINC)のため、CINCが引き受けているミッションを達成するために、愚直にやり続けることで乗り越えたと思います。
私は人生単位でCINCに対してコミットするという考え方があるので、苦しい状況や大変な境遇におかれていても精神的に負荷がかかることはありませんでした。それよりも、信頼できるCINCに対して、できることは全てやり抜くという意志が強かったように思います。
私の仕事に向かう姿勢として、「モチベーションに左右されず、ミッションを達成するために何をすべきか考える」という価値観があります。当時もその価値観に基づいて、常に目標を達成するための思考と行動を意識して働いていました。
同じ組織にいるからといって、所属メンバー全員が必ずしも同じ価値観を共有しているとは限らないという認識を持つことが非常に大切です。CINCという媒体はあれど、人間の価値観は多様です。そのため、個人の考えを認めた上で、互いに尊重しながら同じ目的に向かう必要があることを、この経験から学びました。
ーーお話を聞いていると、並々ならぬCINCへの信頼とコミットが感じられます。なぜそこまで、CINCが重要な他者になったのでしょうか。
CINCで働く中で次の2つを感じることで信頼関係が生まれ、私にとって、重要な他者になっていったと思います。
1つ目は「常に合理的かつ本質的なコミュニケーションがされていたこと」
2つ目は「私を信頼して実行するまでに助けてくれたこと」です。
具体的には以下の経験から感じました。
それは、当時、私が会社にとって大きなプロジェクトにアサインされた経験です。
当時は副社長の平さんとハンズオンで顧客提案から実行までを行っていました。その案件では、納期や提案の質を含めて、もう間に合わないだろうと思われるようなタイミングまで提案資料や内容を詰めていました。そんなギリギリの状態でも、平さんは自分を信じて案件を任せてくれました。更に、それだけでなく他の業務が忙しい中でも共に最高のアウトプットを出すために伴走してくれたのです。
その際も、平さんからは「求められるアウトプットの質に対する合理的な説明」や「目的から必要な要素が何なのか」とい合理的かつ本質的なコミュニケーションを感じました。この案件を完遂した結果、提案先のお客様からとても高い評価をいただけました。
上記のような経験がいくつもあり、働いていくうちに私にとってCINCは重要な他者になっていったという経緯があります。
ーーそうした経験や想いを次の世代に繋いでいきたいですね。それでは最後に、今後の目標を教えてください。
組織としては、「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」というビジョンを達成することです。
そのために、以下を個人の目標として考えています。
・自身のマーケティングスタイル(データ分析・科学/研究・哲学・カウンセリング)で個と組織成長にフルコミットすること
・やるべき事、達成すべきミッションにひたすら応答していき、組織のスペシャリストやプロフェッショナルの成長と活躍を支持できている状態を作る
・メンバーの活躍を支持することにより、顧客と組織と社員の利益の最大化がされ、スペシャリストやプロフェッショナル達の人生の価値が最大化されていく状態を達成する
ーーありがとうございました。
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