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【フランス】温泉とシャンパーニュ・ピクニックの一日 ①温泉

フランス、アリエ県在住の香田有絵です。

友人が遊びに来たので、フランスならではの素敵な一日を過ごした。

①温泉の街VICHYでSPA体験
②シャンパーニュ・ピクニック
③帰ったら用意されているディナー

①温泉の街VICHYでSPA体験

コスメでも知られるVICHYは、フランスでも有数のSPA(温泉療養)の街。
お年寄りや医師の診断を受けた人が湯治のために訪れる。

一週間から数か月の滞在で温泉やサウナに入り、マッサージを受け過ごす。宿泊なしに温泉水だけ楽しむこともできる。

車で一時間の距離に住みながら、VICHYの街には何度も行きながら、有名なSPAには一度も入ることがなかったので、この機会に行ってみることにした。

わたし達が行ったのは、Vichy Les Celestins(ヴィシー・レ・セレスタン)。


ネットで探すと、出てくるのは最低1泊、エステ付きのお高いコースばかり。半日のSPAだけ利用は見つけられず、結局日本語検索の末、パリの日本語新聞OVNIのサイトで見つけた。

SPA利用だけ可能とあり、電話で確認し予約不要とのことで出かけた。

VICHYは駐車場所を見つけにくい。SPAのあるホテルの駐車場もCOMPLET(満車)と書かれているが、こういうときはダメ元で入ってみるのがフランス流。満車どころか駐車スペースは2/3くらいが空いている。すべてに予約済みと張り紙があるけれど、受付で確認すると停めてよいとのこと。出庫の際にカード払いです(2時間ちょっといて、4.5€だった)。

SPAの入場料は30€。一日いられるが再入場は不可。
他にビーチサンダルのレンタルが2€。水着は持参したけれど、ホテルのブティックで購入可能。

更衣室の扉が開いたロッカーにバスローブが用意されている。鍵のかかる着替えブースもあり、メイク・スペースもある。水着に着替え、バスローブをはおっていざ、SPAへ。そう、フランスの温泉は水着を着て入るのだ。

SPAは1つ上の階。シャワーを浴びて、目の前の大きな円形ジャクジーへ。
15人くらいが1度に利用できる。温度は35℃くらい。
肩や背中、ふくらはぎにあたる強い水流が心地いい。

平日のお昼どきだったので、利用客は少ない。
一緒にいた黒人女性が話しかけてきて、日本の草津温泉にも行ったことがあり、ものすごく気に入ったと熱く語ってくれた。VICHYには湯治のため3週間の滞在とのこと。医師の処方が出ると、健康保険の範囲で湯治が認められるのだ。

しばらくジャクジーを楽しんでから、サウナへ。そして、ハマムへ。
合間にはハーブティと温泉水が飲めるスタンドで水分補給。

マッサージを受けなくても、身体が溶けていくのを感じた。

滞在時間は1時間半。
一番上の階のジム・ルームも利用可能なので、運動してジャグジーに入りマッサージ、サウナで温まるなどフルで利用してもいい。

エステや人によるマッサージ、食事療法カウンセリングは別料金。

日本の温泉施設に比べたら地味かもしれないけれど、フランスでSPAに入るという目的を達成し気分は上々。久しぶりの温泉に心がほどけた。

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温泉は、もしかしたら強いかもしれない。翌々日に、アレルギー反応が出た。水流を充て過ぎたのか、温泉水を飲んだためか(飲料用においてある)、あるいは温泉とは関係なくその後食べたものなのか、体に赤い湿疹が出現。すぐに収まったし、関係あるかもわからないけれど、念のため。



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